もしもベーシックインカムで毎月7万もらえるとすれば
AIが進化し大失業時代が来るので好きなことを仕事にしようという人もちらほら見かけますけど、そういう人の中にマルチ商法的なことをいう人もいるためうさん臭さも感じるんですよね。
とはいえAIの進化は止まるわけではないので、その対策の一つとしてベーシックインカムについて言及する識者もちらほら見かけます。
個人的に興味を持ってるので、関連書籍を読もうと思ってたところ、AI時代の新・ベーシックインカム論という本が出たので読みました。
著者の井上智洋氏は人工知能と経済学の関係を研究するパイオニアで、マクロ経済学、貨幣経済理論、成長理論が専門になります。
この本を読んだのは、以前読んだ人工知能と経済の未来がよかったのもあります。
人工知能により2030年頃雇用が崩壊するので、ベーシックインカムが必要となる?人工知能と経済の未来を読んで - 関東在住福岡人のまったり投資日記
オバマ政権の国務省上級顧問の書いた本を読んでいて、ロボティクス関係の富の分配を説いていました。個人的にはベーシックインカム導入する可能性は...
この本はベーシックインカムに重きを置いていて、貨幣発行益と税を財源としたベーシックインカムにより、AI失業とデフレが克服出来ることを説明しています。
参考書籍として隷属なき道をあげてましたが、日本に合わせた具体的な政策をあげているのが好感をもてます。
ベーシックインカムと一日三時間労働が世界を救う?隷属なき道を読んで - 関東在住福岡人のまったり投資日記
数週前だったと思うのですが、民進党から立候補予定の人がベーシックインカムについて提言をして、色々と議論を巻き起こしておりました。...
また、イデオロギーの説明とか儒教思想といった点も章を割いて説明してますので、難しい内容なのは注意が必要。経済論もいろいろとありますので反発もあるでしょうけど、一考の余地はあるんじゃないかと。
で、本を読み終えた後思ったんですよ。仮に毎月7万もらえるとすればどう行動するか?