
バンガードのETFは定期的に経費率の値下げが行われているわけですが、2月と4月はだいたい毎年経費率改定のお知らせが発表されています。
ただ、SPDRの低コストETFの登場やiシェアーズとのコスト競争は続いてはいるものの、バンガードもiシェアーズも経費率値下げの機会は減ってる印象があります。
そんな中、今年も例年通り2月末にバンガードがETFの経費率の値下げを発表しました。
2019年バンガードETFおよび米国籍投資信託の経費率改定のお知らせ
ちなみに一昨年や昨年と同じETFがまた経費率改定でコストダウンになっています。
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)や新興国株(VWO)、欧州株(VGK)も経費率を値下げへ - 関東在住福岡人のまったり投資日記
昨日、バンガードのETF4本の経費率が値下げになったという記事を書きましたが、バンガードの日本語サイトだと4本だったんですけどどうも他にも経費率が値下げになっているETFがあるようです。...
経費率改定のページを見てみると、2019年1月25日付で地味にバンガード・ウェルズリー・インカム・ファンド
(インベスターシェアクラス)も0.22%まで経費率が下がってきていました。
管理手数料の件とマネックス証券の口座という制約がなければ、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)の代用としても使えるんですけどね。
さて、今月コストダウンがあったETFは以下の10本です。
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楽天バンガードからあらたに全世界債券ファンドが登場しました。
参考記事:楽天バンガードから債券ファンド登場。使い道的には「楽天インデックスバランスファンド(オリジナル比率・オリジナル組合せ)」の組成くらい?
昨年登場した楽天バンガードのバランス型ファンドの債券部分を抽出した形のファンドです。
ファンドの概要をまとめますと、以下の通りです。
ファンド名:楽天・全世界債券インデックス(為替ヘッジ)ファンド
投資先:バンガード・インベストメント・シリーズ・ピーエルシー - バンガード・グローバル・ボンド・インデックス・ファンド - インスティテューショナル円ヘッジシェア
信託報酬:0.2796%(ファンド分の信託報酬は0.15%)
運用開始:2019年2月15日
これまでETFに投資する形式でしたが、今回は投資信託へと投資する形になります。
一応バンガードの全世界債券のETFは昨年BNDWというETFが設定されています。
為替ヘッジ分もあるとはいえ、Vanguard Total World Bond ETF (BNDW)だと経費率は0.09%なのでこの分のコストを反映できると、ニッセイやeMAXIS Slimともコスト面で近づけるような気もしますけどね。
BNDWの中身は米国債BNDと米国外債BNDXに投資するETFなので、運用期間が短いことと、為替ヘッジかけたり税制面の観点からアイルランド籍のファンドを選んだのかもしれません。
気になって全世界債券の中身を調べていると、全世界株式のVTとはちょっと構成比が違うというのが気になりました。
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12月に入って株価が下がっておりますが、それと同時にニューヨーク市場終了間際に急上昇とか、1日単位で見ても動きが激しくなっています。
機械的な売買が増えたのもあるでしょうけど、それを加味しても不安定だなと。
結局いまは悪い経済指標値に敏感に市場が反応していますが、いい経済指標値が多い状況です。
これが悪い経済指標値が増えてきたときにもう一段の株価の下落があるんじゃないかと。それが来年よりも先になる可能性もありますが。
さて、株価が下がるという意味では株価と逆相関性のある債券にここ数か月は着目してきました。
ここまで下がるとBND、LQD、BLV、TLTあたりの債券ETFに手を出したくなる - 関東在住福岡人のまったり投資日記
月が変わりまして先月末時点の総資産の集計を行いました。自動化可能ではあるのですが、各資産の状況を確認してインプットしておくために手動でやる部分も残しています。そこで所有しているインデックスファンドや海外ETFを見ても前月比で下がってるファンドばかりでしたね。...
タイミング的に記事を書いた11月前半に買ってた方がよかったのでしょうが、いかんせん平凡なサラリーマンにとってはボーナス一回分ほど資金がないものでして。
私のポートフォリオの債券部分の核であり、債券の指標値としてTLTと並んで参考にしている、バンガード・米国トータル債券市場ETF(ティッカー:BND)は77ドル台から79ドル台まで回復してきました。

これを見ると米国長期債ETFやら、米国外の債券ETFはどうなんだろ?と飛行機の移動中思い浮かびまして、ちょっと調べてみました。
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