HDV

4月になりまして、株式ETFの3月分の配当も全て入金されました。
差高値からの下落がマシなETFでもマイナス20%くらいですので、減ってるETFが目立ってましたね。
ところがそんな中で、過去最高の配当になったのがiシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF(ティッカー:HDV)。

エクソンモービルとシェブロンと原油価格下落の影響の大きい2社を抱えてS&P500より下がってるますが、それでもこの配当はありがたいと思います。ただ、不思議だなと思う気持ちもあります。
株式が大きく下がった状況でHDVの配当を見て、他の米国高配当株ETFってどうなってるんだろう?と疑問に思いましたので調べてみました。
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マネックス証券が、先月末米国ETF売買時の米国株取引手数料を実質無料とする米国ETF売買手数料実質無料プログラム「ゼロETF」の提供を開始しました。
国内初!米国ETF手数料実質無料プログラム「ゼロETF」開始
対象ETFの米国株取引手数料を売買ともに実質無料とする(取引日の翌月末までに米ドルでキャッシュバック)するプログラムです。
対象となっているのはウィズダムツリーのETF28本です。
2015年7月に日本法人が設立され(関連記事:ウィズダムツリー、日本法人設立するってよ)、昨年は大手ネット証券のセミナーにも出るようになりました。
その次の手として、経費率ではバンガード、iシェアーズ、SPDRあたりよりも高いETFばかりでしたので、視点を変えて動いてきた印象ですね。
では、ウィズダムツリーのETFに関してメリットやデメリットはどんなものがあげられるのかまとめてみたいと思います。また、同時に個人的にこの28本の中から個人的におもしろいと思うETFを紹介したいと思います。
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海外ETF
先週は4つの米国高配当株式ETFについて、組入れ上位はどれくらい共通なのかということを確認しました。特にVanguardの2つのETFは他と組入れ上位の企業が異なるような印象を受けました。
関連記事:米国高配当株(VIG,VYM,HDV,DHS)の組入れ上位銘柄を比較してみた
この比較を行っていてふと思いました。S&P500と比較してどの程度重複しているのかと。
高配当株や増配株に関しては、世界的な大企業が多いわけですが、当然S&P500にも同様のことが言えます。では、S&P500の上位とどれほど重複しているのか?
S&P500に投資するETFとしては保有銘柄がわかるバンガードの「バンガード・S&P500ETF(VOO)」がありましたので、組入れ上位が他の米国高配当系株式ETFとどれくらい重複しているのか確認してみました。
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