海外ETF

昨日ジェレミー・シーゲルの株式投資第4版に載っていた実質利回り上位5カ国の国別ETFの値動きを調べました。
ジェレミー・シーゲルの株式投資に載っていた実質利回り上位の国別ETFの値動きを調べてみた
株式の実質利回りはスウェーデン、オーストラリア、南アフリカ、アメリカ、カナダと続いていて、1900年初め頃まで覇権を握っていたイギリスが6番目、日本は11番目という結果でした。フランス、ドイツ、イタリアといった国々は日本よりも株式のリターンが下です。
1900年~2006年で集計した時の株式利回りのトップがスウェーデンという意外な結果となりました。
この結果を見ますと個人的にはこう思うわけです。北欧の他の国もリターンが高いのではないか?と思うわけです。
個人的に北欧諸国に関する認識は以下の通りです。
フィンランド:ノキア、リトマネン、ライコネン、ハッキネン
スウェーデン:IKEA、ラーション、イブラヒモビッチ、リュングベリ、北欧の中心国
ノルウェー:北海油田、ヨンセン、フロー
デンマーク:アンデルセン、シュマイケル、トマソン、ベントナー
かなり偏ったものですが、日本人に聞くとサッカー選手が加わるか加わんないかという感じでしょう。若干1名(ベントナー)この一覧に加えていいのか怪しい人間がいますが・・
さて、各国と北欧に投資するETFを探したら以下の5つを見つけました。
- iShares MSCI Finland Capped ETF(EFNL)
- iShares MSCI Sweden ETF(EWD)
- Global X MSCI Norway ETF (NORW)
- iShares MSCI Denmark Capped ETF(EDEN)
- Global X FTSE Nordic ETF(GXF)
GXFは北欧に投資するETFで比率はスウェーデン46%、デンマーク32%、フィンランド14%、ノルウェー8%という比率になっています。このETFと国別のETFを比較していきます。
スポンサードリンク
海外ETF
先週の土曜日にイギリスのEU離脱決定後の株価がどうなったのかを確認しました。その後1週間が経過し落ち着きを取り戻しつつあるようです。
EU離脱決定後の株価の動きを調べた記事:有事の際の株価や債券は1日でどれほど値が動くのか?海外ETFで確認してみた
日本とアメリカの株式に関しては運用や景況を知るためにそれなりの頻度で見ますが、欧州株となりますとニュースでも見かける頻度は少ないという印象ですね。私もスイスやドイツの生活必需品セクターやヘルスケアセクターの企業に投資したいとは思うものの意識して欧州圏の株価等を見ることは少ないです。
そんな欧州圏ですがEU離脱投票から1週間経ってどうなっているのか気になったのです、欧州各国のETFを大量に販売しているiSahresのETFを使って調べてみました。
まずは主要国といえるドイツ、イギリス、スペイン、イタリア、フランスの五カ国の近1カ月の値動きを見てみました。
欧州主要5カ国(イギリス、ドイツ、スペイン、イタリア、フランス)の近1カ月の値動き
EWG iShares MSCI Germany ETF
EWU iShares MSCI United Kingdom ETF
EWP iShares MSCI Spain Capped ETF
EWI iShares MSCI Italy Capped ETF
EWQ iShares MSCI France ETF

不思議な結果でEUを離脱したイギリスが株価が一番回復していて、イギリスが抜けた後EUを引っ張る必要があるドイツとフランスが似たような値動き、そして経済が良くないという話のイタリアとスペインのパフォーマンスが悪い。
ある意味現状のEU内の様子を表した株価になっているなと。スペインやイタリアは反EUの勢力が強いようですが今後どうなりますかね?
欧州圏の主要国がこんな状況なのですが、では他の国々はどうなっているのか?まず通貨がユーロでないスイス、デンマーク、ノルウェーの3カ国を見てみました。
スポンサードリンク