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関東在住福岡人のまったり投資日記

関東在住の三十路福岡人が海外ETF、インデックスファンド等の投資について語ります
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海外ETF

新興国株式の低ボラティリティ戦略は有効なのか?iSharesのETF(EEMV)で確認してみた

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ボラティリティ(価格変動リスク)が低く価格変動の振れ幅が小さくなるようポートフォリオを組み、下落リスクを抑えながら高い投資効果を目指す運用戦略として低ボラティリティ戦略があります。

個人的には値動きの激しい新興国株式なんかで面白いんじゃないかと考えています。

ちょうど1年前にですね、たわらノーロードシリーズに4本追加があったわけですが、その中で特に気になったのが「たわらノーロードplus 新興国株式低ボラティリティ高配当戦略」でした。

関連記事:またまたたわら、またたわら 「たわらノーロード」シリーズ4本が追加

1年経過して現状はどうかと確認してみたら、純資産総額3000万円。一応1年で倍以上にはなっていますが、信託報酬:0.90%、信託財産留保額:0.30%というのがネックなのか純資産が全く増えていない状況です。

では、新興国株式の低ボラティリティ戦略は本当に有効なのかどうか?

関連記事:たわらノーロードplus新興国株式低ボラティリティ高配当戦略を海外ETFで検証してみた

ちょうどiSharesに低ボラティリティ(EEMV)と高配当(DVYE)の以下のETF(大手ネット証券では買えません)がありましたので、iSharesのiシェアーズ MSCI エマージング・マーケット ETF(EEM)と比較してみました。

iShares MSCI Emerging Markets Minimum Volatility ETF (EEMV)
iShares Emerging Markets Dividend Index Fund (DVYE)

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海外ETF

バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)が中国A株を含む新インデックスへ。現状を他の新興国株式ETFと比較してみた

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バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)が新インデックスへ

バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)が、米国東部時間2016年9月19日の取引より、小型株と中国A株を含む最終的なインデックスであるFTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ(含む中国A株)インデックスへの連動を開始いたしました。今回の移行完了により、2015年11月にご案内したように、ターゲットとする新興国市場全体の時価総額により近く、投資家の皆さまにとっては更にきめ細かい分散投資が可能になります。


バンガードの新興国株式ETF(VWO)が新インデックスに変わりました。これは昨年の6月にも記事にしましたが、中国A株の組入れを行うことで新興国市場全体の時価総額に近くなったことになります。

関連記事:4本のバンガードETF(VWO、VEA、VGK、VPL)に小型株が加わり、分散効果がさらに拡大

VWOの移行期間から変更後の変化はどうなっているのかが気になりましたので、以下のiSharesの2つの新興国株式ETFを使用して確認しようと思います。EEMVはEEMの低ボラティリティ版で、以前VWOやEEMと比較を行っております。

参考記事:ボラティリティの低いETFの直近の値動きを調べてみた

  • iシェアーズMSCI エマージング・マーケットETF(EEM)
  • iShares Edge MSCI Min Vol Emerging Markets ETF(EEMV)

この3つのETFを国別の比率、セクター別の比率、組入れ上位10社、最後に値動きを比較してみようと思います。

国別比率

バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)

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iシェアーズMSCI エマージング・マーケットETF(EEM)

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iShares Edge MSCI Min Vol Emerging Markets ETF(EEMV)

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3つのETFの国別の比率から確認します。バンガードのVWOは新興国に韓国が含まれないのに対し、iシェアーズは韓国が含まれています。ま

た、新興国株式低ボラティリティ(EEMV)は中国やインドの比率が他と比較して小さくなっていることも特徴ですね。ブラジルなんかは上位に顔を出していません。比率がVWOやEEMより低い国はボラティリティが高いのでしょう。

では、視点を変えてセクター別に見てみると違いが現れるのでしょうか?

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海外ETF

たわらノーロードplus新興国株式低ボラティリティ高配当戦略を海外ETFで検証してみた

ダウも日経平均もちょうど17000を回復していたのでSBI証券にログインしてみますと、マイナス20%近くまでいったEXE-i新興国株式がマイナス9%まで回復していました。まだ油断できないとはいえ新興国株式も落ち着きつつあるのでしょうかね?

さて、先日たわらノーロードシリーズに4本追加されましたが、その中で特に気になったのが「たわらノーロードplus 新興国株式低ボラティリティ高配当戦略」です。

関連記事:またまたたわら、またたわら 「たわらノーロード」シリーズ4本が追加

信託報酬が高いとはいえ面白い戦略だと思うと同時に、アメリカ株みたいに高配当株や低ボラティリティ戦略が有効なのかと思いました。実際去年の1月と、今年の1月調べてみたんですが、新興国株式や先進国株式でも低ボラティリティファクターは有効という結果でした。

低ボラティリティETF関連記事

ボラティリティの低いETFがアメリカではあるらしい
ボラティリティの低いETFの直近の値動きを調べてみた

じゃあ実際に低ボラティリティと高配当を組み合わせるよとどうよということでWisdomTreeあたりにそんなETFないかと調べましたが残念ながらなし。ということでいずれかの要素がありそうなETFを小型株抜きのiSharesのEEMと小型株も含むVWOと比較してみました。

    iShares MSCI Emerging Markets Minimum Volatility ETF (EEMV)
    iShares Emerging Markets Dividend Index Fund (DVYE)
    WisdomTree Emerging Markets SmallCap Dividend (DGS)
    WisdomTree Emerging Markets High Dividend Fund(DEM)

上から新興国株式の低ボラティリティ、高配当、小型高配当、WisdomTree独自の指数の高配当です。これらを近1年と期間が最大に近い近4年で比較をしてみました。

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