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関東在住福岡人のまったり投資日記

関東在住の三十路福岡人が海外ETF、インデックスファンド等の投資について語ります
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バンガードETF

投資の大原則で紹介されていた債券の代替に使える新興国債券+米国好配当株ポートフォリオを検証!

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投資をやっておりまして①債券は不要、②外国債不要、③国内外新興国含めて分散とこの3つの考え方があるかと思います。

わたしは③の考え方ですが、さらに深掘りしてボーナス枠の投資で米国長期債や適格社債にも投資していて、数ある投資ブログの中でも珍しいタイプかと思われます。

基本的に株式5割、それ以外債券中心に5割のポートフォリオを目指しているわけですが、インフレなども加味して考えると、債券の比率が高い分最近の欧州や日本の超低金利環境が今後を展望する上でもちょっと不気味さを感じるところではあります。

そんな超低金利時代において債券投資の代替となるポートフォリオを、ウォール街のランダム・ウォーカーのバートン・マルキールと敗者のゲームのチャールズ・エリスの共著である投資の大原則の第2版で提案されていました。

つみたてNISA、iDeCoで参考になるKISSポートフォリオの9つのルールとは?投資の大原則第2版を読んで - 関東在住福岡人のまったり投資日記

ブログを始めて4年ですが、投資はもうすぐ7年が経過しようとしています。ブログを始めるまでの数年の間も投資関連の本を図書館で借りたり、購入したりして読んでいました。当然当時の情報はインデックスファンドのコストなんか比べものにならないレベルになっていて古くなっています。...

本の中では10年物米国債の金利が2%以下で、インフレ率を下回っている米国債の投資の代替方法として、第1の方法は米国の地方債や資源国のオーストラリア国債を提案されていました。

ただ、地方債やオーストラリア国債は日本の投資環境から行くとアクセスしづらい感が。そこで第2の方法として、「途上国債券」と「米国好配当株式」のポートフォリオが提案されていました。

米国債券よりもボラティリティが高い可能性もありますが、実際のところどうなのか確認してみました。

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海外ETF

新興国株式(VWO)と新興国債券(VWOB)の相関性について海外ETFで調べてみた

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米国の著名投資家レイ・ダリオのポートフォリオが、新興国株式の比率が高いということで、新興国株式に偏重したポートフォリオのパフォーマンスについて先日調べたのを記事にしました。

関連記事:レイ・ダリオのように新興国株式に偏重したポートフォリオのパフォーマンスを調べてみた

新興国株式のリーマンショックから現在までのパフォーマンスを見ますと、冴えていない状況なのですが、じゃあ新興国債券と組み合わせると多少は改善するんじゃないか?と思いついたんですね。

実際に長期で新興国株式と新興国債券の相関性って調べたこともなかったので、この際海外ETFでどうなのか調べてみようかなと。

ということで、新興国株式をバンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(ティッカー:VWO)、新興国債券は以下の2つのETFを使って相関性を確認してみました。


  • バンガード・米ドル建て新興国政府債券ETF(ティッカー:VWOB)
  • iシェアーズ J.P.モルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券 ETF(ティッカー:EMB)

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海外ETF

iSharesのETFの組み合わせ例で上げられていた新興国債券を含むポートフォリオを検証してみた

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先々週のモーニングスターのセミナーでブラックロック(iShares)の説明を聞いておりまして、推奨のETFの中に私が所有していてNISA投資枠の核になっているiシェアーズ・コア米国高配当株ETF(HDV)が入ってました。

セミナーの記事:20分遅刻したけどモーニングスターETFカンファレンス2016に行ってきた

実際のパフォーマンスが気になりましたので、先週ポートフォリオを検証してみたところ以下の結果となりました。

関連記事:iSharesのETFの組み合わせ例で上げられていたポートフォリオを検証してみた


    ①S&P500
    過去10年:リターン96.6%、ボラティリティ20.8%
    過去5年:リターン99.3%、ボラティリティ12.9%

    ②iシェアーズ・コア米国総合債券市場 ETF(AGG)50%、iシェアーズコアS&P500(IVV)50%
    過去10年:リターン73.2%、ボラティリティ8.9%。
    過去5年:リターン55.6%、ボラティリティ7.4%

    ③iシェアーズ・コア米国総合債券市場 ETF(AGG)50%  iシェアーズ米国優先株式ETF(PFF)20% iシェアーズ・コア米国高配当株ETF(HDV) 30%
    過去5年:リターン37.6%、ボラティリティ4.6%

    ④iシェアーズ・コア米国総合債券市場 ETF(AGG) 50%、バンガード米国生活必需品セクターETF(VDC) 20%、iシェアーズ・コア米国高配当株ETF(HDV) 30%
    過去5年:リターン47.6%、ボラティリティ6.2%

①は比較用、②と③は資料に掲載されていたポートフォリオ、④は私が優先株ETFのPFFをバンガード米国生活必需品セクターETFのVDCに変えたものです。

実は資料にもう一つポートフォリオが載っていまして、今回はそれを検証してみようと思います。ポートフォリオの構成比は以下の通りでした。

    iシェアーズJ.P.モルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券ETF(EMB) 30%
    iシェアーズ 米国MBSETF(MBB) 20%
    iシェアーズ米国優先株式ETF(PFF)20%
    iシェアーズ・コア米国高配当株ETF(HDV) 30%

何故か株式のように米国限定でもなく、先進国債券ではなく、新興国債券に3割投資しています。

参考記事:ポートフォリオ内の新興国債券(米ドルヘッジ有)の比率を高くするとパフォーマンスにどう影響するか確認してみた

以前調査した時は米ドル建て新興国債券は分散で効果あるかもという感じでしたが、株高且つ新興国通貨が下落している現状だとどうなるのか確認してみました。

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