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関東在住福岡人のまったり投資日記

関東在住の三十路福岡人が海外ETF、インデックスファンド等の投資について語ります
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海外ETF

イギリスのEU離脱投票から1カ月以上経過。株価や債券の値動きを海外ETFで確認してみた

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イギリスのEU離脱投票の実施が6/23でしたので1カ月以上経過しました。離脱後の影響に関しては、離脱後株価下がるぞという予想がどちらかというと多かった印象ですが、予想外に株価は上昇しております。

今回は予想に反して株価が大きく下がった後に上昇したという事例と今のところ言えそうです。夏枯れの可能性があるかと思ったらアメリカの雇用統計は予想を上回る結果。年内の利上げは確実になりそうな情勢です。

個人的に歴史の本を読むのが好きなのですが、歴史というものは蓄積していくものですから過去の事例を元にそれを活かしていくという上で非常に重要なものだと思うのです。無論記録が残っていない部分もあるからこそ推理し甲斐があるので、戦国時代なんかは人気があるのでしょうね。

歴史に関しては株式にも役立つと思うんですよね。こういう時はこういう状況だったというのを記録していくことで自分が経験したことを整理して次にも活かせると思うのです。

有事の際のETFの値動きの検証記事:有事の際の株価や債券は1日でどれほど値が動くのか?海外ETFで確認してみた

ということで前回有事の際に株価が1日でどれほど動くのか確認しましたが、これらのETFがその後どういう値動きをしたのかを今回確認してみようと思います。期間はEU離脱投票の週6/20から8/5で調べてみました。

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海外ETF

有事の際の株価や債券は1日でどれほど値が動くのか?海外ETFで確認してみた

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※呆然とするイギリス人のイメージ図

投票当時に発表された世論調査でもEU残留が優勢と発表されていたためか為替がドル円で106円台だったのが、昼休みにニュースを見ると99円。その後EU離脱決定後は103円台まで戻すという不安定な動き。

久々に市場全体がパニックになっているのを見た気がします。特にアジア市場は、市場が開いている最中に離脱優勢→離脱確定の流れでしたから、東京市場なんかは有事の円の格言もあるせいか一番影響を受けてしまいました。

EU離脱でスコットランドの独立問題が再燃しますと、ベルギーやスペインのカタルーニャ、バスクに波及しかねないですし、同じようにEU離脱投票をしますと不満がくすぶっているフランス、スペイン、イタリアは離脱になりかねません。

無論経済にもじわじわと影響を与えると思います。そもそもイギリスとEU間の交渉が上手くいくと思えませんし。しかし、それよりも私はヨーロッパが分裂する方向に向かいかねない歴史的な事件になるのではないかという気がします。9.11の貿易センタービルが崩壊した、3.11の震災と津波並みの影響を後世に与えるのではないかと思うのです。

ドイツの難民たちは「欲求不満」で一触即発! 多発する婦女暴行、放火に爆破事件まで……

ドイツですらこの状態なのです。フランスやイタリア、イギリス、北欧でも同じ事件が起こっていることは容易に想像できます。余りにも人道に配慮しすぎた結果としか思えないんですがね。

そんな有事が起こった直後の株式市場は当然動揺が激しく、各国の株式は大きく下がりました。では、想定外の有事が起きた場合株式や債券が1日でどれくらい上下に変動するのか気になったので、色んな資産の昨日の値動きを調べてみました。

海外ETFの債券関連の値動き


まずは債券関連のETFを見てみましょう。

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アメリカの各種(長期債TLT,BLV、トータル債券BND、社債LQD)債券ETFと米国外の債券(BNDX)を見てみました。

長期債でジム・クレイマーが指標となると言っていたiシェアーズ米国国債20年超ETF(TLT)が大きく上昇しています。続いてバンガードの長期債ETF(BLV)も1%以上上昇しています。この2つのETFはリーマンショック時に株価が大きく下がる中、上昇したという実績がありますので想定通りという感じです。

また、株価が下がるということで、全体的に債券ETFに資産が流入しています。ただし、先週記事にしたバンガード 米ドル建て新興国政府債券ETF(VWOB)は若干マイナスでした。

では、株式はどうなっているのか?値下がり率が比較的低かった米国株から見ていきます。

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