海外ETF

2022年が始まって以来いろいろとありすぎて忘れてしまいそうですが、所謂コロナショックから今週で2年になります。
日経平均はその前の週が底でしたが、S&P500やNYダウは2020/3/23が底でした。
コロナショックの底から1年。小型株やエネルギー、資本財がハイテク株を上回る - 関東在住福岡人のまったり投資日記
テレワークが開始されて1年になりまして、ローテーションで出社からほぼ不定期に出社までなっており、出社=出張扱いになるとは1年前思いませんでした。で、当時の株価もこれはしばらく下がると言われていたのに、その後コロナの感染者は世界的に1波よりも倍増したにも関わらず株価は回復。NYダウも日経平均も3万台に乗るとは考えた人もほとんどいなかったでしょう。...
そこから2年ですが、ハイテク株が去年あたりから冴えなくなったりとやや空気も変わってきたような印象があります。
じゃあ日本株や米国株、新興国株という区分けで見るとどうなるのかな?と気になったので、ちょっと調べてみました。
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eMAXIS

先日、全世界株式(除く日本)を設定したeMAXIS Slimシリーズで、あらたに日本・先進国・新興国を均等配分する全世界株式のインデックスファンドが設定されるようです。
eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)
あわせてeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)もあわせて、0.22572%から0.1728%とコストダウンになることも発表されています。
三菱UFJ国際投信から3/27のミーティングの案内が私にも来たのですけど、ミーティングの前に攻めてきていますね。
8資産均等型のバランス型ファンドが人気ですけど、こういう国内、先進国、新興国の三地域均等型というポートフォリオの発想はなかったので、なかなか興味深いです。
まぁ、以下の三国志の勢力図のように魏の領域が発展していたり、当時の呉の江南地域は今のように発展していないという感じの歪のありそうなポートフォリオになりそうな予感。魏が先進国株式なら日本部分は呉なのか蜀なのかというとどっちなんでしょうね?

全世界株式(除く日本)とは違って日本株も含まれますので、VTとも比較する価値があるかなとこのニュースを見て考えました。
関連記事 >> emaxis slim全世界株式(除く日本)が3/19設定へ。全世界株式(除く日本)が国内株式より低コストになる。
ちょうど日本株式、日本除く先進国株式、新興国株式のETFはiシェアーズで10年運用実績がありますので、3地域均等型ポートフォリオのパフォーマンスを調べてみました。
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海外ETF

日本でETFの第一人者と言いますとモーニングスターの朝倉智也氏の名前が上がると思います。国内外のETFの状況に精通していますし、モーニングスターのセミナー行っても、年配の人が多い環境下でも年配の人を引き付けるトークをしていて、流石だなと思うこと多々あります。
そんな朝倉氏の最新作がでたので買ってみました。タイトルは、ETFはこの7本を買いなさい―――世界No.1投信評価会社のトップが教えるおすすめ上場投資信託。
何か数年前にセゾン投信の中野氏が投資信託はこの○本から買いなさい的な本を出していた気がするのですが・・それのETFバンと行ったところでしょうか。
さて、本の中でETFを使ったポーフォリオが紹介されていまして、特に気になったのは以下の積極運用タイプのポートフォリオです。
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT) 40%
iシェアーズ・コアS&P小型株ETF(IJR) 10%
MAXIS トピックス上場投信(1348) 20%
バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF'(VWO) 30%
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)よりも新興国と小型株中型株の比率を上げた積極的な運用を目指すポートフォリオなのですが、実際のところ直近のパフォーマンスはどうなのか?
ということでMAXIS トピックス上場投信(1348)の部分をiSharesの日本ETF(EWJ)に置き換えてパフォーマンスとボラティリティを調べてみました。
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