海外ETF

レイ・ダリオ率いる世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエーツのポートフォリオの中心はS&P500と新興国株式のETFなのでその比率の変遷を先週確認しました。
レイ・ダリオ率いる世界最大のヘッジファンドの米国株ETFと新興国株ETFの比率の変遷を調べてみた - 関東在住福岡人のまったり投資日記
4半期に1度公開されるレイ・ダリオ率いる世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエーツのポートフォリオは海外ETFが中心になっていまして、わたしの運用手法に似ているので参考にしています。そのため定期的に観察していってるわけですが、この半年の間に新興国株式の比率が2分の1から4分の1へと激減していまいました。...
S&P500、新興国株ともに比率をここ数年で一気に減らしていて、その変わりに新興国の単一国のETFに投資している割合が増えていました。
台湾、韓国、中国大型株が目立っているのですけど、その中で際立って比率が高いのがブラジル株ETFのiシェアーズ MSCI ブラジルETF(ティッカー:EWZ)。
ダイナミックに比率を変更していて2年くらい保有していない時期もあったりするのですけど、ここ1年は保有数が一気に増加してポートフォリオ内の比率も5%に迫っています。
個人的な印象として資源国であり政情不安もある国という認識ですけど、レイ・ダリオもなにか惹かれるものがあるのだろうか?ということで、iシェアーズ MSCI ブラジルETF(ティッカー:EWZ)について調べてみました。
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海外ETF

10月に入って株価が下落している印象で、日経平均や上海総合指数、台湾あたりもアメリカ市場につられて下落している印象ですね。
昨日は米国株、米国債中心に見ていきましたが、10月入ってからプラスなのは金と公益事業セクターのみという状況でした。
では、米国外の株価はどうなってるのか?ということで調べてみました。
米国市場が10%を超える下落の中、米国以外の国別のパフォーマンスを確認してみた - 関東在住福岡人のまったり投資日記
最近1週間の調整でどれくらい株価が下がっているのか気になりまして、昨日は業種から、高配当、小型、バリュー、グロースなどでパフォーマンスに差がないか確認しました。...
2月の株価調整時と同じ国について調べます。
ちなみに右から10月の米国株(VTI)、米国外先進国(VEA)、欧州株(VGK)、新興国株(VWO)、米国外小型株(VSS)、米国外債券(BNDX)、新興国債券(VWOB)、米国外REIT(IFGL)のパフォーマンスは以下の通り。

基本的に米国株、米国債と同様に株価が下落、株価ほどではないもののREITも下落、債券もわずかに下落という形。
むしろ米国株よりも米国外の株価は下がっていて、やはりアメリカが風邪ひくとそれ以外はインフルエンザ発症のケースもという感じがしますね。
では、これを各国でみていくとどうなるのでしょうか?
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海外ETF

最近1週間の調整でどれくらい株価が下がっているのか気になりまして、昨日は業種から、高配当、小型、バリュー、グロースなどでパフォーマンスに差がないか確認しました。
関連記事 >> 米国市場が10%を超える下落の中、特定セクターや高配当株がどれくらい下落しているのか?
アメリカに絞って株価のパフォーマンスを見ましたが、どれもまんべんなくマイナス10%近くの状況でした。やはり他の国への分散しないとダメかなということで、アメリカ以外の国だとどうなるのか気になりました。
ちなみにバンガードのETFを使って、欧州株(ティッカー:VGK、赤)、米国外先進国(ティッカー:VEA、青)、新興国(ティッカー:VWO、緑)をニューヨークダウがピークをつけた1/26から2/8の期間でパフォーマンスを比較してみたところ・・

欧州株と先進国株は9%前後のマイナスでダウよりはややましという印象です。世界的な株安ということで、値動きの激しい新興国株式の下落幅は1%程度大きいものとなっています。
日経平均のピークが1/23でそこからマイナス9.3%程度(2/8時点、2/9500円下げたので2/9だとマイナス11.4%)ですので、新興国の方が値動き激しいんですね。
では、国単一でみると案外下がっていない国があるのではないか?と考えまして、2017年の株式のパフォーマンスを調べた国の1/26から2/8までのパフォーマンスを調べてみました。
関連記事 >> 2018年動向が気になる国の2017年の株式のパフォーマンスを調べてみた
まずは欧州の国々からみてみましょう。
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