米国株

わたしのポートフォリオは債券の比率が他の人と比べて高めですし、債券も細かくわけていて米国長期債や米国の適格社債にもそれなりの比率を投資してます。
ただ、適格社債に関してはここ2年くらい比率減らして今年は投資してません。
その理由は以下のグラフでして、格付BBBの適格社債でも低めの格付けの発行規模は拡大を続けてる状況。

流石にちょっと不気味だと思いますし、債券のコアになってるBNDといったETFも社債込みですから減らしていってます。
個人的にこの動向は気にしているのですが、「邪悪に堕ちたGAFA ビッグテックは素晴らしい理念と私たちを裏切った」を読んでいて社債とはあまり関係なさそうなGAFAに関しての記載が気になりました。
ラナ・フォルーハー/長谷川 圭 日経BP 2020年07月17日頃
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米国株

大学時代に単位を取った数学をもっと突き詰めればなぁというのは、それがいま投資なんかでも役立つのがわかったからというのもあります。
とはいえ遊びほうけてて時間の無駄の極みだったけれども、多少なりもプログラミングをやったり、卒論で携わった分野の知識は役立ってると思いますね。
Pythonもかじったおかげで投資の集計には一部使ってますし。
そんなプログラミングや計算科学の分野を学生時代から極めて、日本初AI技術者集団として有名な会社として「プリファードネットワークス(PFN)」があります。
創業者がわたしと年齢の近い人なのですが、最近創業者2名が書いた「Learn or Die」を読みました。
企業方針としてもディープラーニングの研究と開発を行うにはこうでないといけないなと思いましたし、交通システム、製造業、バイオ・ヘルスケアの3つの重点事業領域を中心に、様々な分野でイノベーションを実現することを目標に掲げているので頑張って欲しいなと。
西川 徹/岡野原 大輔 KADOKAWA 2020年03月18日
いまのところトヨタ、ファナック、みずほ、日立の国内企業だけでなく、インテルやマイクロソフトとも戦略的協業を行っていて資金調達もうまくいってるようです。
本としてはまさに「来たれ技術者」という側面もあると思うので、理系の学生にとくに読んで欲しい内容だと思います。
で、そんなプリファードネットワークス(PFN)の創業者が巻末の「巷で言われてることを疑い、可能性の抜け穴を探せ」の中で書かれてることが個人的に非常に印象に残りました。
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競馬関連

日本ダービーの週になりまして、半年に1回のスポーツ新聞の1面に競馬が1週間載り続ける季節がやってきました。
今年は固い決着の可能性が高そうとは思いますが、それでも一ひねりはする価値はあるかなと考えています。
そんな競馬界ですが、G1というもっとも格付けの高いレースをノーザンファームという1つの生産者が7連勝中。
さらにいうとこれが現時点での競馬のポータルサイト的存在のnetkeibaの日本ダービーの予想オッズが以下の通り。

現時点で推定の人気上位7頭ですが、生産者は3番目のダノンキングリー除いてすべてノーザンファーム。
厳密にいうと3番目のダノンキングリーもノーザンファームと関連性がある馬ではありますが、それを置いといたとしても寡占化が進んでるんですね。
このノーザンファームはもともと社台ファーム千歳という一つの牧場を創業者が亡くなった時に3つ(数年後もう1つ牧場を創設していて厳密には4つ)に分割したのですが、分割したら分家の1つからさらに強力な牧場ができてしまったというオチです。
ノーザンファームの隆盛を見ておりますと、日高の中小牧場は経営が非常に大変だろうと心配になってきますね。
同時にこの事例って一部で提唱されているGAFAを独禁法で分割したとしても同じようなことになるんじゃないかと思えるんですよね。
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