どこで間違えたかは答えがわかれるが、日本企業に勤めるなら読んでおいた方がいい「GE帝国盛衰史」
5年くらい前はブログ村の米国株カテゴリを見ていて、その中で文才を感じさせるブログの1つとして「GEとともに生きる」がありました。
結局減配やらいろいろあって株価も回復できてない状況なのですが、当時GEに投資をしていなかった身としては(投資しているHDVには一時的に組み入れられてたが)、どういう経緯だったのかはよく理解してませんでした。
その後、米国株村はネカマやらまともなブログ数の減少で見なくなって久しいのですが、「GE帝国盛衰史」という興味深い本を偶然見つけてAmazonでポチリました。
トーマス・グリタとテッド・マンの両名はウォール・ストリート・ジャーナルのニューヨーク支局・ワシントンDC支局の記者です。
内容は「選択と集中」で経営の神様と呼ばれたジャック・ウェルチの下からの綿密な取材に基づき、ウェルチのあとのCEOを引き継いだ、ジェフ・イメルト時代の経営を中心に、同社の苦闘の内幕が書かれています。
読み終わった後、これはアメリカだけでなく日本企業など他国の企業にも通じますし、ビル・ゲイツが「2021年夏の推薦図書5冊」に選んだのもよくわかる内容でした。