海外ETF

コロナショックの底から3年経過ということで、各国のパフォーマンスや米国株の種別のパフォーマンスを見てきました。
債券に関しては直近1年ほんと冴えなかったというのが実感としてあるわけですが、ではそれ以外の資産はどうだったのか?
とくに資源価格の上昇で、エネルギーセクター関連が跳ね上がったのを見るとコモディティとかどうなってるのかなと。
というわけでコロナから3年のコモディティ、金、REITの変動を調べてみました。
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株式も債券も金も割高と考えているところがありまして、2年前にアセットアロケーション最適化読んだときはコモディティへの投資も考えようかなと思ってました。
ロバート・カーバー/長岡半太郎 パンローリング 2019年07月
その後、コロナショックで買い場的な状況が一時的に発生しましたが、株式・債券・金の割高傾向は変わらず。
ただ、最近「MORE from LESS(モア・フロム・レス)」を読んでおりますと、コモディティの先行きには怪しさがあるなと。
アンドリュー・マカフィー/小川 敏子 日経BP 日本経済新聞出版本部 2020年09月25日頃
なぜかというと金属消費量や木材・建築素材の消費量ともに低下傾向が明らかなんですよね。
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先日、世界のエリート投資家は何を考えているのか: 「黄金のポートフォリオ」のつくり方の感想の記事を書きましたが、その中で特に気になっていたのが、レイ・ダリオが紹介していたオール・シーズンズ戦略の「黄金ポートフォリオ」についてです。
アンソニー・ロビンズ/鈴木 雅子 三笠書房 2017年10月20日
関連記事 >> 貯蓄→投資から黄金ポートフォリオの作り方まで学べる、世界のエリート投資家は何を考えているのか
著者のアンソニー・ロビンズがレイ・ダリオにインタビューした際に、レバレッジ無しで、個人でも持てる資産配分を教えてくれという要望を基に、アメリカ人向けに作ったポートフォリオです。
基本的に以下の考えで作られています。
- 経済は「想定インフレ率より高い/低い」「想定成長率より高い/低い」の4つの季節として捉えることができる。
- それぞれの季節で理想的なポートフォリオがあり、理想的なそれぞれのポートフォリオを同量のリスクで組み合わせると、どんな局面になっても負けないポートフォリオを作る事が出来るのではないか?
そんなポートフォリオの資産構成なんですが、
米国株式(S&P500か他のインデックスファンド) 30%
米国中期債(7~10年満期) 15%
米国長期債(20~25年満期) 40%
金 7.5%
商品取引 7.5%
商品取引は何かというとこの本では金、銀、綿、石油あたりをあげてました。となると一般投資家が投資するならコモディティですかね。
リスクの点では株式は債券の3倍のリスクがあるという考えですので、債券の比率が高くなっています。
このポートフォリオと同じように日本で投資するとすれば海外ETFを使えば可能なんじゃないかということで、海外ETFを使ってポートフォリオを作成し、実際のパフォーマンスを検証してみました。
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