
お金を増やしたいなら、これだけやりなさい!を読みまして、個人的に興味をもったのが「じぶんちポートフォリオ」です。
ノン・ランダムウォーク理論でミドルリスク・ミドルリターンを狙う!お金を増やしたいなら、これだけやりなさいを読んで - 関東在住福岡人のまったり投資日記
投資関連の本を探して1ヶ月に1冊は読んでいるという実感はあるのですが、なかにはこれ酷いだろというものも半年に1冊くらいは引くことがあるんですね。...
非効率的な市場が発生する確率が5%程度あるため、「市場は非効率的である」という前提に立ち、危機における損失を最小化するために、なるべく市場動向と低相関のポートフォリオを構築するという方針で運用をしていくという方針は個人的に賛同します。
そのじぶんちポートフォリオですが、過去のデータからリスク、リターン、シャープレシオを計算して、リターンが5~7%、リスクが10%というところを狙って以下の比率を推奨していました。
外国株式 30%
外国債券 10%
国内株式 20%
国内債券 30%
金 10%
金を10%組入れているあたり、レイ・ダリオの黄金ポートフォリオにも通じるところがあるように思いますね。
レイ・ダリオの「黄金ポートフォリオ」について海外ETFを使って検証してみた - 関東在住福岡人のまったり投資日記
先日、世界のエリート投資家は何を考えているのか: 「黄金のポートフォリオ」のつくり方の感想の記事を書きましたが、その中で特に気になっていたのが、レイ・ダリオが紹介していたオール・シーズンズ戦略の「黄金ポートフォリオ」についてです。...
では、実際のファンドに投資をした場合にどうなるか?って気になるところです。
投資先としては海外ETFを使ってる場合が多いので、海外ETFを使ってポートフォリオを作って検証してみました。
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海外ETF

本日週明け午前中の顧客先の要件のため出張中です。
出張先のお供にということで先週本屋で投資関連の本を探していたら、思わず目に留まった本が。
日本のインデックス投資は40年古い!と見出しが気になりましたね。
とはいえこういうタイトルを見るとアクティブとかレバレッジとかの話になりそうですが、書いてある本はiDeCoやつみたてNISA向けの内容が書かれていますし、インデックスファンドとETFを使ったシンプルな投資法です。
詳細は後日別記事にしますが、その中でおすすめポートフォリオが2つ紹介されていました。
とくに月々1000円から始めれるポートフォリオはここまでシンプルなのかと思う内容で、逆にこれを具体的なファンドで運用するとどういうパフォーマンスになるか気になりました。
ということでおすすめポートフォリオの別称「じぶんちポートフォリオ」について過去のパフォーマンスを確認してみました。
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海外ETF

世界的な株高になっている状況ですが、自分のポートフォリオは海外ETFで追加している分、米国株ETFと米国債券ETFの比率が高めになっています。
関連記事 >> 2017年7月終了時点の海外ETFのポートフォリオに見る課題と今後の方針
アメリカの今後に関しては特に心配していないからこその海外ETFポートフォリオの形ではありますが、一方でアメリカを除いた先進国株式と先進国債券はインデックスファンドで投資をしているためどんな状況なのかと気になるものです。
無論、アメリカ以外の先進国となると、日本や欧州主要国に関しては高齢化の問題がありますし、特に欧州の主要国は移民問題にテロリスクを抱えています。
将来的なものに不安があるわけですが、パフォーマンスはどうなのか?
以下の2つのETFを組み合わせたパフォーマンスを調べてみました。
- バンガード・FTSE先進国市場(除く米国)ETF(ティッカー:VEA)
- iシェアーズ 世界国債(除く米国)ETF(ティッカー:IGOV)
一応バンガードにもBNDXというバンガード・トータル・インターナショナル債券ETF(米ドルヘッジあり)があるのですが、設定から5年経過していませんので、IGOVの方をチョイスしました。
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