国内ETF

マネックス証券ではゼロETFという米国ETF売買手数料実質無料プログラムがあって、ウィズダムツリーのETFが対象になっています。
同じような制度が楽天証券やSBI証券から出るのではないかと考えていましたところ、楽天証券がiシェアーズの東証上場すべてのETFが売買手数料無料となりました。
楽天証券が動いてきましたね。東証上場ETFのみなのは残念ですがこういう試みは歓迎したいですね。
iシェアーズの東証上場ETFの現状について確認してみた - 関東在住福岡人のまったり投資日記
iシェアーズのREIT ETFを先々週調べておりましたが、IYRよりも低コストのETF(ティッカー:USRT)があることを発見した上に、そのETFに投資する東証上場ETF(1659)について代用可能では?ということまでわかりました。...
今年の4月に現時点でのおもな東証上場ETFの総資産額を調べましたが、投資先が国内のものは十分な純資産額になってます。
ただし外国株式や債券に関しては、1657のiシェアーズ・コア MSCI 先進国株(除く日本)ETFなんかは純資産額が少ないので、投資対象として微妙なETFもあります。
まだ運用開始から1年経っていないので、経費率がHPでも0.14% 以内という表記になってるので、経費率は表記上よりも下がるかもしれませんが、運用開始1年目なので高めになるかもしれませんね。
今回のニュースに関しては個人的には2点考えたことがあります。
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国内ETF

iシェアーズのREIT ETFを先々週調べておりましたが、IYRよりも低コストのETF(ティッカー:USRT)があることを発見した上に、そのETFに投資する東証上場ETF(1659)について代用可能では?ということまでわかりました。
関連記事 >> IYRよりもコストが安いiシェアーズの米国REIT ETF(USRT)は1659で代用可能ではある
設定からあまり時間がたってない状況で、総資産額も積み上げていってますから、これは悪くないんじゃないかと思いました。
一方で、税制で不利だったという条件もあったとは思いますが、JDRのETF10本上場廃止をiシェアーズのブラックロックは昨年実行しただけに投資をするうえで、上場廃止リスクが怖いところ。
関連記事 >> iシェアーズのJDR ETF10本の上場廃止に思う
では、現状のiシェアーズの東証上場ETFの状況ってどうなってるのか?
上場廃止と新規上場が昨年行われましたので、整理と現状確認の意味で整理してみました。
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国内ETF

バンガードが楽天と組んでETFに投資するインデックスファンドを登場させたのに対して、バンガードのライバルであるブラックロックのiシェアーズシリーズは東証に数十本ETFを上場しておりました。
そのうち日本の市場に上場している海外ETFをJDRは海外ETFを日本の東証で取引できるという利点があるわけですが、いかんせん知名度が上がらず1日の出来高も小さいETFもちらほら。
さらに、通常の海外ETFですと外国税は10%で確定申告でも取り戻せますが、JDRの場合はアメリカでの課税が30%とお高めで色々と手続きも大変そうでしたので、iシェアーズのJDRに関しては一時期購入を検討したものの、海外ETFを買った方がいいという結論に至りました。
その後、対策として課税のないアイルランド籍のJDRも追加されたりしましたが、とうとう出来高が少ないせ以下上場廃止のETFがでてきました。
関連記事 >> iSharesのJDRの一部、ファンド籍がアイルランドであったことを今更知る
関連記事 >> iシェアーズ、為替ヘッジ付き米ドル建て投資適格社債ETFと米ドル建てハイイールド社債ETFを東証で上場
今週の月曜にiシェアーズのJDR10本が上場廃止となったわけですが、スケジュールは以下のように進んでいるようです。
iシェアーズETF-JDRシリーズの 信託終了(上場廃止)のお知らせ
平成30年1月19日(金) 東京証券取引所での最終売買日
平成30年1月22日(月) 上場廃止日
平成30年1月24日(水) 信託終了日
平成30年3月5日(月) 残余財産給付開始日(予定)
平成30年6月15日(金) 最終計算報告書発送日(予定)
東証には他にも1日の出来高が少ないETFも存在していますので、上場廃止になった場合はどうなるかの目安になるんじゃないですかね。
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