米国株

私はテクニカル分析的なものはカップ・ウィズ・ハンドルなどよく理解できておりませんので、基本的にはふーんって感じで流してる人間ではあります。
ただ、テクニカル分析の本って結構面白いデータが載ってることが多いので、ぼちぼち読んでたりします。
5月上旬に「株式投資のテクニカル分析補完計画」を読みました。
マイク・B.シロキー/長岡半太郎 パンローリング 2023年02月
著者のシロキー氏は引退した外科医だそうですが、独自の統計テクニックを開発してきた人物。
丁寧にExcelでの計算方法なんかも解説されてましたw
で、最初に出てきたNYダウのデータは非常に興味深かったんですね。
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米国株

ニューヨークダウも日経平均も1000ドルor1000円以上の下落となりまして、とくにアメリカ起因の様相なので、ブラックマンデーという声もちらほら聞こえております。
私は朝起きてyahooをみるので、1000ドル下がってるの見ても目が覚めるわけでもなく、調整してるな~ という感想しか抱きませんでした。2016年のアメリカ大統領選挙とイギリスのEUの離脱を乗り切ってるのでこれくらいだと驚かなくなってしまったんですね。
米国債の利回りが上昇中で、わたしが所有していて且つ定期的に価格をみているバンガード米国トータル債券市場ETF(ティッカー:BND)がひさびさに80ドル切るような状況になったので、これは様子みて買おうか的なことを書いたら80ドル回復する事態となりました。
関連記事 >> ニューヨークダウが600ドル以上下落したが、気になるのは金利上昇と80ドルを切ったBND
ある意味反応したときが底値だったかもしれませんw
個人的な考えをいいますと、現状は10月から世界的に上がりっぱなしだった株価が上ぶれして、元に戻しつつあるという印象です。
関連記事 >> 損をして得を取る投資法とは?ブラックスワン回避法を読んで
上に歪んだ分元に戻っている状況をのりきるには、ブラックスワン回避法に書いてあったように、相場が大きく歪んだ時に「短期的には損をして長期的には得を取る」という考え方で投資を続けるという考え方がよいかと考えます。
当然1日に1000ドルとか1000円下落したとなると動揺するのもわからなくはないのですが、個人的にはもっと長期的なスパンでみた方がよいと考えますので、○倍×○倍でお金を増やすという考え方を紹介しようと思います。
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海外ETF

NYダウがとうとう2万ドルを突破しました。リーマンショック以来、なんだかんだで右肩上がりで上昇しておりますが、私のようなマイナス思考の強い人間からすると一抹の怖さを覚えるのです。しかし、以下の記事のように2万ドル突破の帽子をかぶったおじさんのように過ごした方が投資をする上ではいいのかもしれません。
ダウ2万ドル突破、浮かれは禁物
ではダウが1万を突破したのはいつかというと1999年なんですね。
1999年ならETFで運用開始されているものはあるのではないかとしらべたらSPDRダウ工業株平均ETF(DIA 参考記事:SPDRダウ工業株平均ETF(DIA)を調べてみた)がありました。S&P500のETF(SPY)も1990年代に販売開始していますので値動きを比較してみました。
参考記事:SPDR Dow Jones Industrial Average ETF Trust(SPDR ダウ工業株平均ETF)とは、どのようなETFですか?
SPDRダウ工業株平均ETF(DIA:青)ですが1998年の設定されてますので、設定以来で1万ドルを超える前からS&P500(緑)と比較してみますと以下の通りです。

参照:yahoo finance us
約19年程度の期間になるわけですが、ダウ平均の方がパフォーマンスがいいんですよね。ダウの犬投資法がS&P500を上回っていることがあるのもうなづけます(関連記事:2017年ダウの犬投資法の投資対象10銘柄のパフォーマンスを調べてみた)。
では、債券やREIT、金あたりと比べてNYダウ平均のパフォーマンスはどうなのか調べてみました。
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