米国株

米国株や海外ETFで株式のETFに投資しておりますと、3月、6月、9月、12月というのは分配金の季節でして、多少なりとも仕事の繁忙さの気休めにはなります。
ぼちぼち今月の株式ETFの分配金の金額が判明してきているのですけど、バンガード米国生活必需品セクターETF(ティッカー:VDC)を見ていてちょっと気になったことが。

参照:バンガード公式
もともと3月と9月は少ない傾向があるのですけど、前年同期比でもかなり減ってます。
たしかに予兆的なものはありますけど、そこまで悪いのかと。
関連記事 >> 生活必需品セクターが不調です。海外ETFのレラティブ・ストレングス改め移動平均投資確認2018年2月度編
S&P500のセクター別の過去1年のパフォーマンスを見てみましたが、黒の生活必需品セクターは数年前の原油価格の下落以来冴えないエネルギーセクターと最下位を争っていました。

生活必需品セクターの不調で特定の業種別などで傾向がわかるのか?
生活必需品セクターETFのおもな組み入れ上位の米国企業の最近の動向について気になったので調べてみました。
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米国株

株価が大きく上がっているのですが、では現状冴えないパフォーマンスを示している特定の業種はあるのか気になって調べてみました。

アメリカのセクター別ETF(SPDR)の過去1年のパフォーマンスを見てみると、真中で唯一マイナスになっているのがエネルギーセクターです。原油価格は変動が激しく下がることも多いからでしょうね。
そして、過去1年でプラスであるとはいえ、エネルギーセクターを除くと冴えてないのが生活必需品セクターです。
関連記事 >> 今月分で前年の分配金総額を超えそう。2017年9月度分配金報告
ここ1年伸びてきてた分配金も9月度で大きく下がったんですよね。やっぱりパフォーマンスとの関係性があるのでしょうか?
気になったので、バンガード米国生活必需品セクターETF(VDC)組み入れ上位の企業のパフォーマンスを見てみました。
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米国株

大学生の頃なんかは研究室で業務スーパーで買ってきたくそでかいポテチを食べながら、研究室で遊んでいた時代がありました。少なくとも4人で分けたとはいえ相当なスナック菓子を食べていたものです。
流石にアラサーになってスナック菓子を食べる量は減ってますけど基本ポテチ大好き人間なわけです。でも健康は気にしたいということで最近はかぼちゃとたまねぎのベジップスを食べることが多いです。量少なめですので食べ切れますし。
そんなお菓子は当然世界各国であるわけで、世界シェアってどうなってるんだろうかとふと思ったので今回調べてみました。割と需要が減ることはなく、景気に左右されないような印象があるんですよね。
ファストフードチェーンの記事:ファストフードチェーンの世界市場シェアを調べてみた
ファストフードチェーンの記事のように世界シェアを調べてみたところ以下の順番でした。
モンデリーズ(MDLZ):ナビスコ、オレオ、リッツ、クロレッツ
マース:スニッカーズ
ペプシコ(PEP):ポテチやチーズのお菓子も売っている
ネスレ:キットカット、エアロ
フェレロ:イタリアの食品会社、ヌテラ
ザ・ハーシー・カンパニー(HSY):アメリカで最大手のチョコレート製造会社
マースは非上場で、ネスレやフェレロは欧州の企業です。世界シェアでは、上位3社のモンデリーズ、マース、ペプシコのシェアが抜けていてその後はやや規模が小さくなります。
S&P500と比較してみたいのですが、これだけだと3社のみですので、有力消費者ブランドを支配する10の大カンパニーの中からゼネラルミルズ(GIS)、ケロッグ(K)、ユニリーバ(UL)をチョイスしてS&P500と比較してみました。
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