海外ETF

10-11-12システムに基づいて増配銘柄に投資する「年100回配当」投資術に関して先日紹介しましたが、本の中では増配重視のETFも紹介されていました。
ただ、この本は今年出版されたとはいえ、書かれた内容を見るとアメリカで出版されたのは2015年。


10-11-12システムに基づいて増配銘柄に投資する「年100回配当」投資術とは? - 関東在住福岡人のまったり投資日記
6月に夏のボーナス使って投資を行いましたが、株式部分で重点的に投資をしたのは米国増配株のVIGと米国高配当株のHDVでした。米国株で騒ぐ人たちが増えてるのはフラグに思えて不気味なので、モメンタムなり米国外先進国への投資の比率は上げてますが、基本株式はボラティリティ低めの米国株配当関連に投資しています。...
ETFが紹介されているものの、設定が2013年で1年ちょっとしか運用歴がないということで、パフォーマンスとかの説明もなかったんですね。
で、いまは2020年で運用歴も5年を軽く超えてデータがある。
ということで現状はどうなっているのか?配当貴族銘柄に投資するETFとして紹介されていた、プロシェアーズS&P 500配当貴族ETF(NOBL)について調べてみました。
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海外ETF
日米の配当貴族インデックスファンドが登場
安房さんのブログで取り上げられておりましたが、SMTインデックスファンドシリーズで日米の配当貴族指数に連動するインデックスファンドが販売開始になるようです。
個人的にこういう配当系やセクター系のインデックスファンドが欲しいと考えておりましたのでこの動きは歓迎ですね。経費率に関してはEXE-iの中小型株の経費率から考えますとバンガードの米国小型株ETF(VB)と米国連続増配株ETF(VIG)のコストが変わんないことからもう少し何とかならんかなと思いますが。EXE-iあたりが新しいファンド出してくれればいいんですけど。
配当貴族指数を大雑把に説明しますと一定年数の増配を条件とする指数であり、S&PとかTOPIXより低ボラティリティ且つ株価下落時強い傾向があるという特徴があます。連続増配の株式の効果は?といいますと、実際にバンガードの米国連続増配株ETF(VIG)はリーマンショック時にS&P500よりも下落幅は小さかったという実績があります。
今年に入ってから米国外の連続増配株に投資するETFがバンガードとiSaresから出てきておりますので、その流れが日本にも波及した?のかもしれません。
米国外連続増配・高配当株関連記事
日本でも購入できるようにしてほしい。Vanguardが米国外高配当系株 ETF を公開
iSharesも米国外増配株ETFを公開
このように連続増配に焦点を当てたETFやインデックスファンドが出てきておりますが、実際のパフォーマンスはどうなのか?S&P500と米国増配株ETFのパフォーマンスが気になったので調べて比較してみました。
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海外ETF
i-sharesの好配当株式ETF(DVY)を高配当株式(HDV)と比較してみた
昨日はiSharesの好配当株式(DVY)と高配当株式(HDV)を比較してみました。
そして調べてみるうちに他のバンガードやSPDRのETFとも比較してみようかなと思い、ちょっとまとめてみることにしました。
比較するのは以下のETFです。
- バンガード・米国増配株式ETF(VIG)
- バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)
- iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF(HDV)
- iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF(DVY)
- SPDR S&P 米国高配当株式(SDY)
他にもWisdomtreeとかのがあると思いますが、基準としては東洋経済のETF特集号に載っているものを比較しようかと思いました。
週刊東洋経済やり直し相場ではじめるETF超入門を読んで
では、この5つのETFを比較してみます。まずは経費率、銘柄数、分配金利回り、標準偏差を表にしてみました。

これを見ますとvangaurdはコストが低く分散されていることがよくわかります。その変わり標準偏差もやや高めということが言えますが。しかし、これだけコスト差があると、経費率が1/3離れているSPDRは何か施策をしないんでしょうかね?
そして肝心の値動きを比較してみました。
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