海外ETF

Tracers S&P500配当貴族インデックスが設定されて1週間たったわけですが、Funds-iであったインデックスファンドよりもはるかに低コストな0.1155%の経費率ですから、そりゃ話題になるでしょう。
直近1年の状況見てますと、SBIバンガードの高配当株式が想像以上に入金していますので、グロースから増配とか高配当系の方に資金が向かってる流れはあるかと思いますね。
で、この配当貴族指数の連続増配年数は25年なんですね。
わたしがコアで投資しているバンガード米国増配株式ETF(VIG)は連続増配10年以上、一方老舗的にもう一つ増配に着目しているのがSPDR S&P 米国高配当株式ETF(SDY)でこちらは連続増配20年。
SDYは「配当利回り」と「安定的配当成長」も増配でフィルターかけた後のファクターに入ってるのですが、どれくらい差があるのか?また、株価下落時に違いはあるのか?というのは気になりました。
というわけで調べてみました。
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海外ETF

10-11-12システムに基づいて増配銘柄に投資する「年100回配当」投資術に関して先日紹介しましたが、本の中では増配重視のETFも紹介されていました。
ただ、この本は今年出版されたとはいえ、書かれた内容を見るとアメリカで出版されたのは2015年。


10-11-12システムに基づいて増配銘柄に投資する「年100回配当」投資術とは? - 関東在住福岡人のまったり投資日記
6月に夏のボーナス使って投資を行いましたが、株式部分で重点的に投資をしたのは米国増配株のVIGと米国高配当株のHDVでした。米国株で騒ぐ人たちが増えてるのはフラグに思えて不気味なので、モメンタムなり米国外先進国への投資の比率は上げてますが、基本株式はボラティリティ低めの米国株配当関連に投資しています。...
ETFが紹介されているものの、設定が2013年で1年ちょっとしか運用歴がないということで、パフォーマンスとかの説明もなかったんですね。
で、いまは2020年で運用歴も5年を軽く超えてデータがある。
ということで現状はどうなっているのか?配当貴族銘柄に投資するETFとして紹介されていた、プロシェアーズS&P 500配当貴族ETF(NOBL)について調べてみました。
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海外ETF
日米の配当貴族インデックスファンドが登場
安房さんのブログで取り上げられておりましたが、SMTインデックスファンドシリーズで日米の配当貴族指数に連動するインデックスファンドが販売開始になるようです。
個人的にこういう配当系やセクター系のインデックスファンドが欲しいと考えておりましたのでこの動きは歓迎ですね。経費率に関してはEXE-iの中小型株の経費率から考えますとバンガードの米国小型株ETF(VB)と米国連続増配株ETF(VIG)のコストが変わんないことからもう少し何とかならんかなと思いますが。EXE-iあたりが新しいファンド出してくれればいいんですけど。
配当貴族指数を大雑把に説明しますと一定年数の増配を条件とする指数であり、S&PとかTOPIXより低ボラティリティ且つ株価下落時強い傾向があるという特徴があます。連続増配の株式の効果は?といいますと、実際にバンガードの米国連続増配株ETF(VIG)はリーマンショック時にS&P500よりも下落幅は小さかったという実績があります。
今年に入ってから米国外の連続増配株に投資するETFがバンガードとiSaresから出てきておりますので、その流れが日本にも波及した?のかもしれません。
米国外連続増配・高配当株関連記事
日本でも購入できるようにしてほしい。Vanguardが米国外高配当系株 ETF を公開
iSharesも米国外増配株ETFを公開
このように連続増配に焦点を当てたETFやインデックスファンドが出てきておりますが、実際のパフォーマンスはどうなのか?S&P500と米国増配株ETFのパフォーマンスが気になったので調べて比較してみました。
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