
楽天証券が7月にバランス型ファンドを設定した後を追うようにSBI証券もバランス型ファンドを新規に設定します。
参考記事 >> SBIアセットから全世界株式+債券のバランスファンド登場。このタイプも競争激化か
昨年も楽天証券が楽天バンガードを発表したあとに、かぶせるようにSBI証券のEXE-iつみたて(現SBIインデックスファンド)を設定しましたので、完全に後手後手の印象を受けますが。
気になるのは7月に設定された楽天バンガードのバランスファンドの状況なんですよね。

運用開始2ヶ月程度で資産規模が1億程度のレベルです。バランス型ファンドの需要もいきつくところまでいってる印象ですが。
日本でそれなりに知名度のあるバンガードがセミナーなんかでもオススメしていた株式と債券の配分のバランスファンドなんですけどね。
販路の拡大がいまひとつ進んでいない印象がありますが、SBIインデックスファンドブランドとして競争激化しそうなバランス型ファンドに撃ってできたのは意外でした。
調べてみるとこのファンド、バランスの比率は変動させる方針ですのでちょっと他のファンドとは経路が異なる印象を持ちました。
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SPDR S&P500 ETF(ティッカー:SPY)などでおなじみのステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ(SSGA)からあらたに低コストのETFの取扱いが大手ネット証券でも始まりました。
ステート・ストリート(SPDR)から超低コストETF18本が登場したので、iシェアーズやバンガードのETFとコストを比較してみた - 関東在住福岡人のまったり投資日記
ここ数年バンガードやiシェアーズの米国籍のETFで、新規取り扱いの開始がない状況が続いていますが、第3勢力的な立ち位置であったステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ社(SSGA)が動いてきました。米国上場の「超低コストETF」18本の新規取り扱い開始となりました(※マネックス証券とSBI証券では確認済)。...
S&P500 ETFや米国セクターETFでもバンガードやiシェアーズの後塵を拝していただけあって、コスト面では両社を超えるレベルのETFも購入可能になっています。
米国高配当株式や新興国株式に関しては、iシェアーズとバンガードとSSGAの3つ巴状況ではあるのですが、iシェアーズの低コストETFであるコアシリーズの一部は日本の大手ネット証券では取り扱いがないETFもいくつかあります。
そのため米国短期債ETFなんかは、バンガードとSSGAの一騎打ちみたいな状況です(今後、iシェアーズのETFの取扱いが増えるとみつどもえになるのでしょうけど)
今回取り扱いが開始になったSPDRのETFのうち、米国株のSPDRポートフォリオ米国トータル・ストック・マーケット ETF(ティッカー:SPTM)や米国外先進国株のSPDRポートフォリオ先進国株式(除く米国)ETF(ティッカー:SPDW)はバンガードの同種のETFよりもコストが安くなっています。
ただ、コストが安いからといってコスト以外の差が埋めがたいものであれば、飛びつく必要は全くありません。
バンガードとSPDRのETFでどの程度ちがいがあるのか?米国株と米国外先進国株のETFを比較してみました。
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海外ETF

先日、楽天バンガードに対抗してSBIがEXE-iシリーズにあらたに全世界株式と新興国株式のファンドを設定したので、新興国株式の中身について、両方のETFを検証しました。
関連記事 >> 楽天・新興国株式インデックスとEXE-iつみたて新興国株式の投資するETFの違い
結論から言うとVWOとSCHEという新興国株式ETFはセクターや国別の比率に大きな偏りはなく、パフォーマンスにも大きな差は見られませんでした。
ですので、後はコストも含めて運用でどこまで乖離が出るかといったところでしょう。
むしろ問題がありそうなのはEXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンドの方ですね。
関連記事 >> 楽天バンガードに対抗?SBI証券、EXE-iシリーズで新たに全世界株式、新興国株式のファンドを設定へ。
EDINETで見る限り、ベンチマークにFTSEグローバルオールキャップインデックスと書いてあるんですが、以下の3つのETFを組み合わせております。
シュワブUSブロードマーケットETF(ティッカー:SCHB) 50%
SPDRポートフォリオワールド(除く米国)ETF(ティッカー:SPDW) 40%
SPDRポートフォリオエマージングマーケッツETF(ティッカー:SPEM) 10%
この3つのETFを組み合わせてバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(ティッカー:VT)と同じような値動きに本当になるのか?検証してみました。
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