海外ETF

「限界費用ゼロ社会」を読みまして、SDGsに関する本もいくつか読もうということで数冊読んでみたんですが、「SDGs超入門」という軽い本をパラパラめくっていて気になる記載がありました。
バウンド / 監修:功能聡子/佐藤寛 技術評論社 2019年11月16日頃
それはESG投資のデータなのですが、ESG投資のMSCIの指数が米国外先進国に投資するEAFEの指数を上回っているというもの。

この比較だと日本株はまぁわからなくもないけど、米国株のESG投資の指数と比較するのはどうなのかとも思わなくもない。
じゃあ、コロナショックの急落もあったわけだから、実際のところどうよと調べてみたところ、ESG投資がS&P500上回ってるんですね。
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米国株

アップルのCEO、ティム・クックの本を読んだわけですが、スティーブ・ジョブズとは異なる価値観をもつだけに、これまではやらなかった施策を行っている印象を持ちました。
リーアンダー・ケイニー/堤 沙織 SBクリエイティブ 2019年08月23日
その施策の1つとして環境対策があると思うのですけど、CEOが取り組んだのもありますけど、環境団体がアップルストア前で抗議活動とかする状況ならば取り組まざるえないでしょうね。
「ティム・クック」を読むと、スティーブ・ジョブズよりもティム・クックの方がCEOとして一流であることがわかる - 関東在住福岡人のまったり投資日記
GAFAの書籍は多く出ていますが、これをアップルに限定するとスティーブ・ジョブズ関連の書籍は多く出ています。しかし、ジョブズがなくなってから既に8年経過していて、その間にアップルは時価総額世界1位となりました。...
過激化している環境活動家はどうなのかと思う一方で、環境、社会、企業統治に関することがこれから起業に求められるということでしょう。
ユニクロに買い物行ったときも以前よりリサイクルやら環境に関して店内放送で言及していましたし。
ここまでESGが求められるとなると、どういう会社がESGの評価が高いのか気になります。
ブラックロックはiシェアーズ MSCI 米国 ESG セレクト ETF(ティッカー:SUSA)というETFがあって、その中で環境、社会、企業統治に関する特性を有する米国企業の株式で構成される指数に連動しています。
SUSAというETFに含まれる企業について調べてみました。
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海外ETF

去年の今頃5兆円損失が出てどうするんだと一部マスコミが叩いていたGPIFによる年金運用成績ですが、昨年とうってかわって大幅プラスになっていて、あまりニュースとして取り上げられてない状況です。
そんな中、GPIFはESG投資を開始しました。
GPIFのESG投資、1兆円規模で開始-長期的収益向上目指す
世界最大の年金基金、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、ESG(環境・社会・ガバナンス)指数に連動した日本株のパッシブ運用を1兆円規模で始めた。長期的な収益向上と日本企業をめぐるESG評価の高まりを狙う。
1兆円というとかなり突っ込むなという印象もありますが、年金の運用額はそれ以上に大きいものですのでまだ小規模というかんじですかね。
では、このESG投資はパフォーマンス的にTOPIXや日経平均を上回る効果があるのか?アメリカではESG投資のETFがあるんですね。
関連記事:インデックスプロバイダーが好ましいと定義する特性を持つ米国企業に投資するETF(KLD)とは
以前紹介したiシェアーズMSCI米国ESGセレクトETFですが、どういうわけかティッカーがKLDからSUSAに変わっていました。ここまで変わると認知にも時間がかかりそうですが。
このETFの概要としては「iシェアーズ MSCI 米国 ESG セレクト ETFは、インデックスプロバイダーが好ましいと定義する環境、社会、企業統治に関する特性を有する米国企業の株式で構成される指数と同等の投資成果をあげることを目指しています。」だそうです。
ちなみに信託報酬は0.5%とお高めです。そんなiシェアーズMSCI米国ESGセレクトETFを構成するセクターや企業はどうなっているのか確認してみました。
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