
バンガードのETFのコストが10本以上下がりましたが、その中で個人的に気になってるのはバンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETF(ティッカー:VSS)です。
ファイナンス理論全史などで紹介されているように、「ファーマ-フレンチの3ファクターモデル」にしても、「Carhartの4ファクターモデル」にしても小型株のアノマリーは確認されています。
米国株で見ても小型株効果は確認できますので、個人的にVSSに4割投資するEXE-i グローバル中小型株式ファンドに毎月積み立て投資を行ってます。
アノマリーがあるとされる、小型株、バリュー株、モメンタムをポートフォリオでくみあわせてみた - 関東在住福岡人のまったり投資日記
昨日、ファイナンス理論全史の書評を書きましたが、そのなかで注目したのは「ファーマ-フレンチの3ファクターモデル」と「Carhartの4ファクターモデル」についてです。...
ただ、小型株効果に関しては米国外でもどの程度有効なのかとかその辺は具体的に今まで調べていなかったなと。
株価がこれだけ上がってる状況ですから、小型株に投資するにはあまりいいタイミングではありませんが、調整があったときには投資対象として考えているので、米国外の小型株について調べてみました。
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海外ETF

長期投資を行う上で、投資をする心構えから投資資金の確保、参考になるポートフォリオまで網羅している「世界のエリート投資家は何を考えているのか」は投資初心者向け本としてもオススメしたい本です。
アンソニー・ロビンズ 三笠書房 2017-10-20
とくにレイ・ダリオの黄金ポートフォリオに関しては、株価が冴えなくなりつつある中で参考になるポートフォリオだと考えます。
レイ・ダリオの「黄金ポートフォリオ」について海外ETFを使って検証してみた - 関東在住福岡人のまったり投資日記
先日、世界のエリート投資家は何を考えているのか: 「黄金のポートフォリオ」のつくり方の感想の記事を書きましたが、その中で特に気になっていたのが、レイ・ダリオが紹介していたオール・シーズンズ戦略の「黄金ポートフォリオ」についてです。...
ただし、黄金ポートフォリオはいかにもアメリカ人向けに書かれた感じで、アメリカの長期債へ投資するような形になってたんですよね。
その意味で本の中でもう1つ紹介されいたポートフォリオはより分散が効いたものになっています。
そのポートフォリオとはイェール大学の大学財団最高責任者ディビッド・スウェンセンが考えたものです。
株式に関しては激しい値動きをする発展途上国の株にいくらかは投資することを好み、新興国への投資も行う形になっていました。勧める各資産への資産配分は以下の通りです。
①米国内株 20%
②外国株(米国外先進国) 20%
③エマージング・マーケット 10%
④不動産投資信託(REIT) 20%
⑤長期米国債 15%
⑥米国物価連動国債(TIPS) 15%
REITや物価連動国債にも15%~20%投資しているのも特徴といえます。
イェール大学財団最高責任者デイビッド・スウェンセンのおすすめポートフォリオを検証 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
先日、世界のエリート投資家は何を考えているのか: 「黄金のポートフォリオ」のつくり方の感想の記事を書きましたが、上巻的存在でもっとも興味深かったのがレイ・ダリオの「黄金ポートフォリオ」でした。...
昨年検証したんですが、当時使っているツールが5銘柄以上のポートフォリオに対応していませんでした。
1年経ちましたし、黄金ポートフォリオとも比較するために再検証してみました。
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海外ETFを使ってNISAの投資を行っていますが、そのうち米国高配当株式ETFの比率がほかの人と比較しても高いポートフォリオになっています。
ジェレミー・シーゲルの株式投資 第4版や過去データから米国の高配当株のETFに投資してるわけですが、ではおなじように米国以外の国の高配当株に投資するとどうなるのか?以前から気になってるんですよね。
一昨年にバンガードが米国外(先進国+新興国)の高配当株ETF(ティッカー:VYMI)を設定しました。
関連記事 >> 日本でも購入できるようにしてほしい。Vanguardが米国外高配当系株 ETF を公開
設定から2年が経過したわけですが、金融セクターの比率が4割近くあったり、米国株の高配当株は0.1%を切っている経費率が、米国外だと0.32%だったりと?な部分もありますけど、ぜひ日本の大手ネット証券でも購入できるようになってほしいなと考えています。
ということで、米国を除いた全世界株式に配当効果はあるのか?Vanguard International High Dividend Yield ETF (ティッカー:VYMI)の現状について調べてみました。
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