
先月米国小型株が8月末から下がっていたりとやや気になる兆候が出ていましたが、今週世界中の株価が大きく下がりましたね。
だいたいS&P500でマイナス7%近くの下落で、昨日S&P500や日経平均は戻したものの10月には行ってマイナス5%を超えています。
こういう暴落があると自分の運用しているポートフォリオがどれくらい下がってるのか?ということで1ヶ月に2回(分配金と資産集計のとき)しかログインしないSBI証券にログインして確認したくなります。
ドル円が1.5円ぐらい円高に進んだ影響もあるでしょうが、投資信託分と海外ETFの特定外口座がそれぞれマイナス5%、NISA口座がマイナス4%ちょっとという感じですね。総資産で見ると8月頃に戻ったような感じになってます。
NISA口座のマイナス幅が小さいのは、①新興国を含んでいない、②米国債の比率高め、③ディフェンシブ株多め というのがあると考えます。
株価の大幅な下落があったときこそ詳細に状況を把握しておきたいということで、今年2月同様米国株が10月にはいってどうなっているかを確認したいと思います。
米国市場が10%を超える下落の中、特定セクターや高配当株がどれくらい下落しているのか? - 関東在住福岡人のまったり投資日記
米国市場を起因に日経平均も大きく下落している状況が続いております。ニューヨークダウがピークだったのはいつなのかと気になって調べてみたところ、1/26に26,616.71ドルをつけた後、2/8の木曜の終値が23,860.46ドル。...
個人的にはこういう大幅な下落は長期投資をする上で、データを取ってどういうことが起きてるのかを分析するのに良い機会なんじゃないかと考えています。
ということで、①S&P500や小型株、高配当株など、②セクター別、③債券、REIT、金という3つの観点から、10月に入ってからの値動きをETFで確認してみました。
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海外ETF

米国株も日本株も1か月前の北朝鮮情勢の緊迫がうそのように好調ですね。
指標的にみるとバブル的な感じはまだない状況ではあるのですが、このままバブル状態に突入の可能性はありそうな気配はあります。その前に大きな調整になるかもしれませんけど。
仮にその状態に陥った場合でも、全力株式投資で耐え忍ぶというのもありとは思うのですが、客先での説明でも出番まではきそうな状態で緊張しているチキンの私は耐えれないでしょうね。
私のような人間はやはり分散しておいた方が精神衛生上いいと考えます。
個人的には①株式で比較的ディフェンシブなものを組み入れて下落幅を下げることと、②逆相関で動くものを一部組み入れてクッションにするの2点をやって、堅固な城とまではいかないまでも塀を作って守備を固めておきたいです。
その意味で、過去のようにうまくいくとは限らないものの、リーマンショックの前後で①と②の役割ができてたETFがないか探しておいて損はないかと。
ということで、2007~2009年の間にS&P500比較で下落耐性および逆相関性のある海外ETFを探してみました。
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米国株

ハイテク株が6月頃から大きく下がることがありまして、株価がここまで長い期間上がり続けている状況ではそろそろ大きな調整があるのでは?という意見も結構ありますね。
自分としてはそういう時の大きな調整に備えるために生活必需品セクターやヘルスケアセクターの比率を上げているわけですが、もう一つ気にしているセクターがあるんですね。「公益事業セクター」です。
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アメリカ国内の企業ということで、アメリカ人が東電はともかく東京ガスとか九州電力とかは知ってる人少ないでしょうから、公益事業セクターの主要企業を5社チョイスすますと、公益事業セクターETF組入れ上位の以下5社だと思います。
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