
先週Portfolio Visualizerのモンテカルロ法を使ったリタイア&逃げ切りシミュレーションを紹介しました。
ただ、データ上の欠陥というか冷戦が30年前に終わったという致し方ない面で、新興国のデータが1995年とか1994年からの25年程度しかないという問題があります。
Portfolio Visualizerのモンテカルロ法を使ったリタイア&逃げ切りシミュレーション - 関東在住福岡人のまったり投資日記
運用を8年以上続けてきてそれなりに資産を投入してきた結果、幸運にも30代のうちにいければと考えていた資産規模は超えたレベルになってきました。個人的にはあと目標までの中間点は超えたという感じですので、なんとか40代早めに到達したいと考えています。...
ならば米国のバランス型ファンドで検証してみれば、データも豊富になりモンテカルロ法のシミュレーションも精度が上がるのは?と思いました。
ということで老舗のバンガードなら30年以上運用しているバランス型ファンドあるんじゃねと調べていたらいいの見つけました。
バンガード・ウェルズリー・インカム・ファンド(VWINX)です。
マネックス証券での取り扱いがなくなったようですが、1970年から運用しているバランス型ファンドで現在は債券:株式=6:4とやや保守的なポートフォリオになっています。
日本のインデックスファンドもバランス型ファンドが人気ですので、バランス型ファンド1本で投資をした場合にどうなるかの参考にもなりそうですので、Portfolio Visualizerで調べてみました。
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例年この時期に発表されている印象がありますが、バンガードよりバンガードETF4本の経費率値下げが発表されました。
2017年バンガードETF™・米国籍投信経費率改定のお知らせ
ただ、いつもと違うのはバンガードから速報メールが届いていません。twitter上で情報を知りました。最後にバンガードからメール来たのいつだろと見てみるとVTのFund of the year 2016の受賞以来1カ月以上来ていません。
バンガードの公式HP見るとどうやらニュースレター配信システム入れ替えのため配信一時停止中のようです。
バンガード・ニュースレター配信一時停止のお知らせ
さて、今回経費率がコストダウンになったのは以下の4本のETFです。
バンガード・トータル・インターナショナル債券ETF(米ドルヘッジあり) (BNDX) 0.15% → 0.12%
バンガード・米ドル建て新興国政府債券ETF (VWOB) 0.34% → 0.32%
バンガード・米国高配当株式ETF (VYM) 経費率 0.09% → 0.08%
バンガード・トータル・インターナショナル・ストック(除く米国)ETF(VXUS) 0.13% → 0.11%
バンガードから速報メールが来ないのでひそかに以下のETFとファンドに関しても1月末に経費率を改定していたようです。
バンガード・米国短期インフレ連動債ETF (VTIP) 0.08% → 0.07%
バンガード・ウェルズリー・インカム・ファンド (VWINX) 0.23% → 0.22%
多くのETFの経費率が改定される時に記事にしているのですが、2016年の改定だけでも6回程度は行われています。何故かバンガード・米国ヘルスケア・セクターETF(VHT)は0.01%とはいえ経費率が上昇するという不思議な事象もありましたけど。
2016年のバンガードETFコストダウンの記事一覧
Vanguard VYM、BNDX、VXUSの経費率値下げ
追加でVanguard ETF3本(VT、VEU、VSS)経費率値下げ
バンガード債券ETF4本の(BIV、BLV、BSV、BND)経費率改定。BNDは2年で0.04%コストダウン!
バンガード大型、中型、小型株、バリュー株、グロース株ETF合計10本の経費率を改定!
バンガード米国増配株式ETF(VIG)の経費率がとうとう0.1%を切った
バンガードが去年同様クリスマスの時期にETF11本の経費率をコストダウン。しかし米国ヘルスケアセクターETF(VHT)は・・
今回経費率が改定になった4本のうちVYM、BNDX、VXUSに関しては昨年の同じ時期に経費率の値下げを行ってますので、1年1回はコストダウンしていっていることになります。
このペースで行くと10年後半分くらいになってそうな気がしますね・・
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