バンガード、米国高配当株式ETF(VYM)等ETF4本の経費率を値下げ
例年この時期に発表されている印象がありますが、バンガードよりバンガードETF4本の経費率値下げが発表されました。
2017年バンガードETF™・米国籍投信経費率改定のお知らせ
ただ、いつもと違うのはバンガードから速報メールが届いていません。twitter上で情報を知りました。最後にバンガードからメール来たのいつだろと見てみるとVTのFund of the year 2016の受賞以来1カ月以上来ていません。
バンガードの公式HP見るとどうやらニュースレター配信システム入れ替えのため配信一時停止中のようです。
バンガード・ニュースレター配信一時停止のお知らせ
さて、今回経費率がコストダウンになったのは以下の4本のETFです。
バンガード・トータル・インターナショナル債券ETF(米ドルヘッジあり) (BNDX) 0.15% → 0.12%
バンガード・米ドル建て新興国政府債券ETF (VWOB) 0.34% → 0.32%
バンガード・米国高配当株式ETF (VYM) 経費率 0.09% → 0.08%
バンガード・トータル・インターナショナル・ストック(除く米国)ETF(VXUS) 0.13% → 0.11%
バンガードから速報メールが来ないのでひそかに以下のETFとファンドに関しても1月末に経費率を改定していたようです。
バンガード・米国短期インフレ連動債ETF (VTIP) 0.08% → 0.07%
バンガード・ウェルズリー・インカム・ファンド (VWINX) 0.23% → 0.22%
多くのETFの経費率が改定される時に記事にしているのですが、2016年の改定だけでも6回程度は行われています。何故かバンガード・米国ヘルスケア・セクターETF(VHT)は0.01%とはいえ経費率が上昇するという不思議な事象もありましたけど。
2016年のバンガードETFコストダウンの記事一覧
Vanguard VYM、BNDX、VXUSの経費率値下げ追加でVanguard ETF3本(VT、VEU、VSS)経費率値下げ
バンガード債券ETF4本の(BIV、BLV、BSV、BND)経費率改定。BNDは2年で0.04%コストダウン!
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バンガードが去年同様クリスマスの時期にETF11本の経費率をコストダウン。しかし米国ヘルスケアセクターETF(VHT)は・・
今回経費率が改定になった4本のうちVYM、BNDX、VXUSに関しては昨年の同じ時期に経費率の値下げを行ってますので、1年1回はコストダウンしていっていることになります。
このペースで行くと10年後半分くらいになってそうな気がしますね・・