海外ETF

年明けから冴えない相場が続いていますが、高配当ETFのHDVが比較的踏ん張ってるのを見ると、エネルギーセクター好調なんじゃないかとなんとなく感じてました。
原油価格高騰のニュースもよく見ますし、その恩恵を受けてるのではないかと。
というわけで以下の11本のSPDRの米国株セクターETFで確認してみました。
一般消費財セレクトセクター SPDR ファンド(ティッカー:XLY)
コミュニケーション・サービス・セレクト・セクターSPDR ファンド(ティッカー:XLC)
テクノロジーセレクト セクター SPDR ファンド(ティッカー:XLK)
資本財セレクトセクター SPDR ファンド(ティッカー:XLI)
素材セレクトセクター SPDR ファンド(ティッカー:XLB)
エネルギー セレクトセクター SPDR ファンド(ティッカー:XLE)
生活必需品セレクトセクター SPDR ファンド(ティッカー:XLP)
ヘルスケア セレクトセクター SPDR ファンド(ティッカー:XLV)
公益事業セレクトセクター SPDR ファンド(ティッカー:XLU)
金融セレクト セクターSPDR ファンド(ティッカー:XLF)
不動産セレクト・セクターSPDR ファンド(ティッカー:XLRE)
するとほんと2015年以降冴えなかったのが信じられないレベルでパフォーマンスがぶっちぎりなんですね。
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海外ETF

わたしがシーゲル本を購入したのが6年くらい前の2013年なのですが(Amazonは購入したの5年以上前でも履歴が出てくる)、ピックアップされていたセクターは「生活必需品」「ヘルスケア」と並んで、「エネルギーセクター」でした。
ジェレミー・J.シーゲル/林康史 日経BP社 2009年07月
その後、米国株関連のブログやジム・クレイマーなどの本を読みましたけど、キンダー・モルガンなどを持ってる人がそれなりにいた印象でした。
ところが原油価格が急落して一遍した後は、注目度も下がっている状況です。
Energy Sector’s Impact Shrinking | ETF.com
Energy’s weighting in the market is at decades-old low, and energy ETFs have underperformed. Here’s why.
実際、S&P 500 に占めるエネルギーセクターの割合は4.45%まで下がっていて、1990年以来最低水準です。2008年は16%でした。
一応過去10年では+60%程度ではあるんですが、過去5年だと-30%で冴えません。
ここまで冴えないと逆に悪くないのではと考えましたので、他のセクターと比較してみました。
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海外ETF

昨日の記事ではイギリスのEU離脱時の記事と同じ海外ETFの、11/9の値動きを確認してみました。
関連記事:Brexitとトランプ大統領爆誕の株式市場の動きの違いは?海外ETFで確認してみた
債券や米国外のETFを見ましたが、大統領が変わろうとも世界経済で一番影響力を与えるのはアメリカであることは変わりません。トランプ大統領就任で業種別にどのような影響がでるか?という記事もちらほら出てきてますので、実際にアメリカのセクター別ETFの11/9の週の値動きを確認してみようと思います。
まずは、Brexitの時に確認したバンガードの米国セクターETFから確認してみました。
関連記事
有事の際の株価や債券は1日でどれほど値が動くのか?海外ETFで確認してみた
イギリスのEU離脱投票から1カ月以上経過。株価や債券の値動きを海外ETFで確認してみた
確認するETFは以下の5つです。
バンガード米国公益事業セクターETF(VPU)
バンガード米国ヘルスケアセクターETF(VHT)
バンガード米国生活必需品セクターETF(VDC)
バンガード米国エネルギー・セクターETF(VDE)
バンガード米国金融・セクターETF (VFH)
11/9の値動きは以下の通りです。

ディフェンシブセクターである公益事業セクター(VPU)と生活必需品セクター(VDC)が下がっていて、ヘルスケアセクター(VHT)、エネルギーセクター(VDE)、金融セクター(VFH)は2~4%上昇しています。
大統領選というリスク要因が去ったのもあるのでしょうけど、ディフェンシブセクターが下がっています。ディフェンシブセクターに入るヘルスケアセクターが上がっているのは、トランプになったことで薬の価格の値下げ要求圧力が小さくなるという期待もあるでしょう。
関連記事:米国ヘルスケアセクターETFが下落しているので米国ヘルスケアセクター主要企業を調べてみた
では、11/7~11/11の1週間の値動きはどうなのでしょうか?
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