投資関連本

アンティ・イルマネン著「期待リターン」という本がありまして、期待リターンの源泉たるリスクプレミアムを資産クラス(株式、国債、クレジット、オルタナティブ)、戦略スタイル(バリュー、キャリー、トレンド(モメンタム)、ボラティリティ)、リスクファクター(成長性、インフレ、非流動性、テールリスク)という様々な周辺テーマも含めて幅広く議論しています。
考えや傾向に関しては興味深い内容が多かったですが、ネックなのはデータが2011年まででその後10年どうだったのかという点。
そしたら、いつの間にか「期待リターン2」という続編が出ていました。
アンティ・イルマネン/鹿子木 亨紀 一般社団法人金融財政事情研究会 2023年02月02日
3連休中に読み終えましたが、仮に去年あたりから囁かれてるどの資産もリターンが上がらない状況下でどう投資するか?という観点から、様々な投資手法を分析していて、かなり興味深い内容でした。
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投資関連本

GAFAで一躍有名になったスコット・ギャロウェイの「漂流アメリカ 超大国の落日と希望を100の海図で読み解け」がパンローリングから出ていたので買って読みました。
スコット・ギャロウェイ パンローリング 2023年07月
投資本特化の要素が強いパンローリングがでてるのは意外でしたね。
かなり辛辣に文章を書くので、GAFAMやらイーロン・マスクやらボロクソに書いてることも多いのですけど、この本はあらゆる角度から考察していて、特徴的な100の数値やグラフをまとめた本になってます。
ネガティブな情報が多いものの、ポジティブな面も書かれてますし、取り上げられてることは今後米国株に投資する人ならば意識しておきたい項目が多いと感じました。
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投資関連本

9月になりまして、そろそろ来年の新NISAの計画も考えなければなと思い始めました。
とはいえ制度的にまだ霧がかっている部分もありますので、とりあえず関連本を読み始めるかと。
というわけで、「今ならつくれる明日の安心 世代別新NISA、iDeCo徹底活用法」を買って読みました。
竹中正治/岩城みずほ 日経BP 日本経済新聞出版 2023年07月07日
決め手になったのは竹中正治氏の共著だったこと。
ダイヤモンドに定期的に掲載されてるコラムは個人的な琴線に触れるもの多いんですよね。
読み終わって興味深いデータもありましたし、世代別ケース別まで網羅していて、これから投資する人にはオススメできる一冊だと思いました。
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