
株価が好調なのでリバランスをどうしようかと考えているのですが、株式以外だとREITを除けばどうも割高に見えていて、色々と投資や経済関連の本を読みながら考えを練っています。
その中で「NEO ECONOMY(ネオエコノミー)」に書かれていた部分は非常に気になりました。
日本経済新聞社 日経BP 日本経済新聞出版本部 2020年05月25日頃
内容としては3章の「姿なき富を探る」に書かれてあった売上高7割を5社で取る勝者総取りの状況が金利を下押ししているという点ですね。
結局勝者総取り側にいるデジタル企業は、知識や人材をかき集めて、未上場企業などへの出資は多い反面、向上など巨額の設備投資とは縁遠く手元に資金が積み上がる訳です。
で、その資金でどうなるかというと巡り巡って金利を下押ししているのではないかと。
スポンサードリンク

年末年始に10月に買って積読状態だった「ブラックストーン・ウェイ PEファンドの王者が語る投資のすべて」を読みました。
世界的な投資ファンド、ブラックストーン・グループの共同創業者スティーブン・シュワルツマンが仕事や投資、人生の哲学を書いた本になります。
スティーブ・シュワルツマン/熊谷 淳子 翔泳社 2020年10月14日頃
ブラックストーンと聞かれるとピンと来ない人もいるでしょうが、実はiシェアーズなどでおなじみのブラックロックはブラックストーン・グループ債券運用部門として設立されてました。
1995年に売却されていまに至っており、シュワルツマンは売却を後悔しているそうです。
ちなみにシュワルツマンはプログラムに多額な寄付をした孫正義や1号ファンドに投資した日興証券とつながりが強く、日本とも関係が深いです。また、中国の清華大学に3億ドルを寄付してたりと中国とも関係が深いです。
また、アメリカの歴代政権と関係が深く(イェールの1つ上がブッシュ子)、トランプ政権で大統領戦略政策フォーラム議長に選ばれるなど米政府の対中外交に一定の影響力を有している人物でもあります。
そんなシュワルツマン率いるブラックストーングループですが、リーマンショック時に実にうまく立ち回って上場を果たし大きく成長しました。
その経験に基づきシュワルツマンは「景気サイクルの見極め方」に関して以下のように説いています。
スポンサードリンク

ようやく今週から休みに入りまして、SBI証券のパスワードをようやく変更しようとしてたわけです。
そしたら、日経平均がかなり上がってる状況で、700円以上上がって30年ぶりに高値となりました。
東証大引け 大幅続伸、714円高 30年ぶり高値、先物主導で上昇に弾み
東京は街中の人が明らかに減ってる状況で感染者が増えてるというのが不思議ではあるのですが、一応企業はまともに稼働している会社が多いからなんでしょうかね?
これが日本だけの事象ならば日本株買わないとなるわけなのですけど、世界中の株価が上昇していて、全世界株(VT)で見るとコロナショック前を軽く超えてる状況です。
むしろこの状況で下がらないとなるとコロナショックとはなんだったのか?という気すらしてきますが、同時に不気味さを感じます。
スポンサードリンク