楽天バンガード

今年もあと1週間という時期になりましたが、今年はインデックスファンドのコスト競争が激化した1年であったと考えます。
つみたてNISAが契機だったとはいえ、eMAXIS Slimシリーズと楽天バンガードはとくに大きな事件といっていい事象であったかと。
そんな楽天バンガードがまたまた動いてきました。
楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド
バンガード米国高配当株式ETF(ティッカー:VYM)に投資するファンドをこのタイミングで設定してきました。来年の1月10日付設定となっています。つみたてNISAは今のところ対象外ですが、需要があると見込んでからでしょうかね?
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楽天投信、バンガードのVT(全世界株式)、VTI(米国株)に投資するファンドを新規設定。この流れだとSBI証券も動くのでは?
楽天投信投資顧問、バンガード新興国株式ETF(VWO)を対象とするインデックスファンドを新規設定へ
楽天バンガードが動いた後に、SBI証券もEXE-iシリーズで動いてきただけに来年も新たなファンドが登場してくる可能性は高そうです。
EXE-i関連記事 >> 楽天バンガードに対抗?SBI証券、EXE-iシリーズで新たに全世界株式、新興国株式のファンドを設定へ。
モーニングスターのセミナーではそこまで新規にファンドを投入することを強調していませんでしたが、裏では動いていましたね。
関連記事 >> 4年連続で参加となった六本木開催のモーニングスターETFカンファレンス2017
気になることがありますので概要も含めて調べてみました。
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楽天バンガード

たまたま昨日は早く帰宅できたのですが、twitterを見てたら楽天がバンガードETFに投資する低コストインデックスファンドの第2弾を出してきたニュースが飛び込んできました。
一番早く情報にしているのは以下のサイトでしょうか?
関連記事 >> 楽天投信投資顧問がVWO(新興国株式)相当の超低コストインデックスファンドを新規設定
ということで、バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)を対象とする「楽天・新興国株式インデックス・ファンド」が11月17日に設定となるようです。
楽天・バンガード・ファンドで設定されると思ってたのですが、バンガードの名称が入ってないのは若干不思議ではありますが。
関連記事 >> 楽天・バンガード・ファンド創設。マネックスやSBIでも買える上に、今後の商品ラインナップの拡充予告
『楽天・バンガード・ファンド』の設定に当たっては、2018年より開始されるつみたてNISA制度を強く意識しております。今後の商品ラインナップの拡充に当たっても同制度も含めた様々な投資ニーズにお応えすることを優先課題の一つとして対応して参ります。
上記のようにバンガードは思わせぶりなことを書いていましたので、次出てくるならば新興国株、欧州株、米国除く先進国株、米国株配当系あたりじゃないかと予想していましたが、新興国株式が出てきましたね。
この流れだとおそらく次は欧州株か米国除く先進国株になるんじゃないですかね?
さて、楽天・新興国株式インデックス・ファンドの詳細を見てみましょう。
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楽天バンガード

先日記事にした楽天投信とバンガードが組んでバンガードのVT(全世界株式)、VTI(米国株)に投資するファンドを設定するという件ですが、続報が入ってきました。
関連記事 >> 楽天投信、バンガードのVT(全世界株式)、VTI(米国株)に投資するファンドを新規設定。この流れだとSBI証券も動くのでは?
バンガードの公式ホームページに正式に出ました。
楽天投信投資顧問株式会社とバンガード・インベストメンツ・ジャパン株式会社、『楽天・バンガード・ファンド』の創設を発表
『楽天・バンガード・ファンド』は、高度な分散投資を効率的に実現するバンガードETFへの投資を通じ、長期国際分散投資を通じた資産形成に資すること、また国内投資信託として良質なインデックス投資の成果を低コストでお届けすることを目的としております。このため、販売手数料ゼロ(ノーロード)を原則とし、関係者との合意の下、信託報酬についても業界最低水準を目指して設定しました。『楽天・バンガード・ファンド』の第一弾である「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」の2ファンドの取扱いは、楽天証券株式会社およびマネックス証券株式会社(共に9月29日より)を皮切りに、株式会社SBI証券(10月20日より)でも開始される予定です。
楽天証券のみになるんじゃないかという懸念がありましたが、楽天証券とマネックス証券(9/29日)、SBI証券(10/20日)で順次販売されることになりました。
バンガードの日本進出を希望する声はありましたが、まさかこの時期に進出してくるとは思いませんでしたね。やるならEXE-iが出た後やNISA開始時というタイミングもあったはずですし。制度的な制約でもあったんでしょうかね?
そして、さらなる驚きは以下の文言。
『楽天・バンガード・ファンド』の設定に当たっては、2018年より開始されるつみたてNISA制度を強く意識しております。今後の商品ラインナップの拡充に当たっても同制度も含めた様々な投資ニーズにお応えすることを優先課題の一つとして対応して参ります。
さらに、楽天・全世界株式インデックス・ファンドと楽天・全米株式インデックス・ファンドの愛称が参考で書かれていますが、第一弾ファンドの愛称とあります。つまり第二弾第三弾があるよと宣言しているようなものでしょう。
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