投資関連本
投資の啓蒙書として非常に評価の高いウォール街のランダム・ウォーカー(著者:バートン・マルキール)という本があります。最初に発行されたのは実に40年以上前で、バンガードがインデックスファンドを生み出す前の話にもなります。
その後、バブルや暴落を経ておりますが、時代に即した形で改版が重ねられてこの度11版が先月発売となりました。
数年前に何版か忘れましたが、図書館で借りて読んでいるのですが、新版が発売されたことと、スマートベータに関する記述も追加になったということで購入して再度読んでみました。
主な変更点として第11版では、「スマートベータ」に関する内容を拡充していること。また、アメリカにおける個人向けの具体的な金融商品を詳解した「ランダム・ウォーカーのためのフィットネス・マニュアル」を追加しています。最新のデータへの改定も行われているそうです。
バートン・マルキール 日本経済新聞出版社 2016-03-10
一通り読み終わって思うのですが、確かに分厚くて内容のある本ではありますが、確定拠出年金やらNISAでの投資を行う人にとっては、投資の啓蒙本としてベストではないかと。
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日記
今回熊本、大分で震度7の直下型地震が起こっていますが、特に被害が大きいと思われる阿蘇や菊池は温泉旅館も多く、小さい頃は家族旅行で行きました。また、学生時代は阿蘇の施設にお安く泊まれたりしたので友達と一緒に行ったりしていましたね。
福岡出身ではありますが、車で高速使えば数時間で行ける熊本には旅行の思い出もあります。ただ、阿蘇さん周辺の観光をして地形を見ておりますと本当に噴火の影響で広大な大地が作られたのだなぁと思ったものです。今回は特に熊本から大分寄りにかけて震源が散在していますので本当に心配です。
新幹線も高速道路も止まったままですし、工場や企業も創業の普及は難しそうです。今回の地震での被害は甚大ではないと思いますが、いち早く復興できることを祈っております。
私の周りではいませんでしたが、実家が熊本で今他の地域にいると言う人はかなりいるんじゃないかと思います。
今回福岡の知り合いとも土日で連絡を取りましたが、緊急地震速報が福岡や長崎、佐賀あたりにも出ていて中々夜が寝れない状況だと言います。熊本はもっと厳しい状況であることは容易に推測されます。
そして今回のニュースを見ていて思ったのです。仮に自分の故郷が災害にあった場合に自分だったらどうするかと。
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海外ETF
去年前半から夏場に散々騒がしていたギリシャがもうほとんど騒がれなくなった気がします。しかし、騒がれなくなったという意味では似たような国のウクライナなんかは未だに散発的に戦闘も起きているようですが、シリアや難民騒動で全く扱われなくなりました。
話を元に戻しますが、ギリシャは経済に関して騒がれなくなったものの、シリア難民の経路はトルコから上に移動する場合もありますが、ギリシャの島に渡ってギリシャを通過して北欧に行くパターンも多いのです。
現状難民がギリシャやマケドニア付近に押しとどめられていますから、難民が増えて治安とかも悪くなることが想像されますね
といった感じでネガティブな印象しか思い浮かばないのですが、東洋経済で以下の記事が出ていました。
ギリシャ危機は知らぬ間に過ぎ去りつつある
2015年7月に欧州各国による救済案に同意してから、ギリシャは構造改革の多大な努力をしてきた。国内での熾烈な政治対立や腐敗と向き合い、政府は現在求められている改革を実現しようとしている。
記事を読む限り今のところ支援プログラムが上手くいっているように見えますね。
では、株式はどうなっているのか?Global X FTSE Greece 20 ETF (GREK) の値動きを確認してみました。
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月次分配金歴
毎度おなじみ毎月の海外ETFの分配金の記事です。
円高が進んでおり、アメリカの要人も円安に振れることのけん制する発言をしているため、円高に振れる可能性が高くなってきていると思います。
109円台のドル円相場、実質相場でみた位置は?
1973年以降のドル円実質相場指数の平均値から上方に1標準偏差乖離した位置近辺まで戻って来た。例えるならば、フェアウエイとドル高のラフのきわ辺りだろう。 フェアウエイのさらに中心レンジは、以前から申し上げている通り、現在の名目相場では90円~100円だろう。
竹中正治氏がこう書いておりますし、説得力のある根拠だと思います。個人的にも100円まで円高はあり得ると思って今年は行動した方がいいと考えますね。
ただし、原油価格が上昇気味にになりつつあり、日本の貿易収支に大きな影響を与えるのでその影響で円安に転じる可能性もあるかと考えております。
個人的には長期的に見ると円安になるという考えですので、きっちりと今ある余裕資金を投資して積み上げていくことで、何が起こるかわからない将来に備えると言うのが一番良いと思います。ですのでひたすら愚直に積み上げていくのが30代という認識には変わりはないです。
さて本題に戻りまして、今月の分配金は以下の通りです。
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昨日はウィズダムツリーの人が推奨していたポートフォリオをS&P500とVTの値動きと比較を行いました。
昨日の記事:米国株式・ETFセミナーで紹介されたウィズダムツリーETFのポートフォリオを検証してみた
セミナーの中ではVanguardの社員の方も説明されていて同様に推奨のポートフォリオを紹介していました。
セミナーの記事:2016年 米国投資のはじめ方 米国株式・ETFセミナーに行ってきました
基本的にウィズダムツリーもVanguardも世界分散投資を推奨していましたね。これを見ていた4部の出演者川田重信氏にアメリカだけでいいよと言われておりましたがw
さて、Vanguardの社員が推奨していたポートフォリオは以下の通りです。
- バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI) 56% 経費率0.05%
- バンガード・FTSE先進国市場(除く北米)ETF(VEA) 36% 経費率0.09%
- バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO) 8% 経費率0.15%
この構成でポートフォリオを組むと0.07%台の経費率となるとのこと。バンガード・トータル・ワールド・ストックETFの経費率が0.14%であることを考えると半分ですね。3つに分散していますので、大手ネット証券のNISA枠で投資するとすれば買付手数料が無料となりますので中々いい組み合わせのように思われます。
では、このポートフォリオの実際のパフォーマンスはどうなのか?ということでS&P500と株式を先進国、新興国に分散していますのでリーサムウェポンのVTと比較してみました。
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海外ETF
先週日曜日に「2016年 米国投資のはじめ方 米国株式・ETFセミナー」に行ってきましたが、第2部でパネルディスカッション1 米国ETFではじめる米国株投資ということでVanguardとウィズダムツリーの担当者の方が話していました。
2016年 米国投資のはじめ方 米国株式・ETFセミナーに行ってきました
ちなみに各社のお勧めポートフォリオが紹介されていたのですが、これに関しては今週末くらいに検証してみようと思います。
それぞれお勧めのETFを紹介していましたが、それ以外で自社でポートフォリオを組むならこれだというのを、Vangaurd、ウィズダムツリー共に紹介していました。
紹介されたものですが、Vanguardはコスト、ウィズダムツリーは配当がいいという説明で実際にこの組み合わせだとどういう値動きになるのだろう?と気になりました。まずはウィズダムツリーのETFから確認していこうと思います。
紹介されたポートフォリオは以下の通りでした。
- WisdomTree High Dividend Fund(DHS)55% 経費率0.38%
- WisdomTree Europe Hedged Equity Fund (HEDJ)25% 経費率0.58%
- WisdomTree Japan Hedged Equity Fund (DXJ)10% 経費率0.48%
- WisdomTree Emerging Markets High Dividend Fund (DEM)10% 経費率0.63%
DXJは国内の個別株持ってるならいらない的なことを言っていましたね。配当金は4%的なことを出席している高齢者向けに行っていた感もありましたね。ただ、Vanguardと比較しますとコストは0.5%ぐらいで高いなという印象ですね。
では、このポートフォリオの実際のパフォーマンスはどうなのか?ということでS&P500と株式を先進国、新興国に分散していますのでリーサムウェポンのVTと比較してみました。
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海外ETF

米国ではロボットがポートフォリオを選定してくれる所謂「ロボアドバイザー」サービスが登場し始めております。簡単に言うとコンピュータへ情報を入力すると、これ比率でこのETF買いなさいということをやってくれるんですね。
ちなみに日本では「お金のデザイン」が、一般ユーザー向けサービス「THEO」(テオ)を開始しております。お金のデザインは、2013年から招待ユーザー70人を対象に限定サービスを続けていたそうが、今日から誰でも最小10万円から、運用手数料1%でグローバル分散投資の資産運用を始めることができるそうです。
これを導入するではないのですが、無料の範囲で最適なポートフォリオを表示してくれるようですのでちょっと試しに使ってみました。
まず自分の状況や投資方針を選択

何歳まで働くか?どれくらいの期間資産運用しているかを聞かれました。海外ETFで運用を行っているので、安定した配当・利息を得ることをとりあえず真ん中のほどほどに重視を選びました。この情報を基にロボアドバイザーが資産運用方針を決めてくれました。
ロボアドバイザー診断による資産運用方針

どうやらグロース(株式か?)、インカム、インフレヘッジの3つの比率を表示してくれるようで、上記のような結果。インカムが債券系のようです。しかし、退職希望の年齢を聞かれたりした結果がこれというのは本当にこれ大丈夫なのか?という気もしますね。更に各3つの区分の詳細を見ていきますと・・
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米国株
フィンテックとはファイナンス(金融)とテクノロジー(技術)をかけあわせた造語ですが、ITを活用してお金に関する技術・サービスを発展させていこうという潮流が最近話題となりつつあります。4/9(日)の米国株式・ETFセミナーでも注目の分野ということで話題になっておりました。
セミナー記事:2016年 米国投資のはじめ方 米国株式・ETFセミナーに行ってきました
昨日のセミナーではフィンテックに関してはまだ一合目でこれから更に進んでいくだろうという話でしたね。いずれは既存の紙幣に取って代わり、銀行業務等はかなり厳しいことになるという話になっていました。その話を聞いていてビットコインは進み過ぎていたのかもしれませんね。
さて、そんなフィンテック関連に関して米国株や国内株でどういう企業があるのか調べてみました。まずは米国株。
フィンテック関連米国株直近半年
- ペイパル(PYPL)
- ファーストデータ(FDC)
- レンディンググラフ(LC)
上記3社は上場したばかりの会社もあるので期間半年でS&P500と比較してみました。

ペイパルはS&P500を上回っていますが、世界eコマース取引総額の28%を占めているという話のファーストデータやP2Pレンディングの大手企業のレンディンググラフは直近では冴えないですね。
アメリカでもまだこの分野に資金が流入しているというわけではなさそうですが、ペイパルに関しては日本にも進出してきていてこの分野の先駆け的な感じにはなりつつある印象です。
では、国内株式ではどんな企業があるのか?
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オススメ本
最近、仕事に余裕が出てきましたので業務の終わりとか退勤時間間近に家でやらなきゃいけないこととを考えて行動しております。しかしねぇ。せっかく時間ができたら何やるかって社畜飲み会を頻発させやがるんですよ。
正直自由な時間が増えた状況でこれをやられると本当イラつくんですよね。しかも、偉い人間も一般社員も均等金額とか誰が行くんでしょうか?年とってもう上がらないことが確定している人間が「いかん」と言い始めるのは許されるのでしょうが、我々アラサーは給与が一番上がる時期なだけに断れないんですよ。
しかも強要してくる幹部社員も多くて困ります。そんなんだから若手が次々に辞めていくんじゃないの?と思うのです。彼らの時代はそれでよかったかもしれませんが、新しいビジネス考えろとかいうなら、近所の会社とかを集めて若手同士で研修飲み会をやった方がよっぽどイノベーションが起こるんじゃないでしょうか?
もっとも日本の場合上が出てきたものを潰すかもしれませんがw
さて、そんな中でうまく時間を作る方法がないかということで以下の本を読みました。ちょうどダイヤモンドでも記事になっていた記憶がありましたし。
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国債

更新日:2017/3/11
先日記事にしましたが、マイナス金利の影響を受けて財形貯蓄で使っていた国債+社債が積立停止となりました。
マイナス金利の影響を受けた記事:【悲報】マイナス金利の影響を財形貯蓄が受ける
積立停止といっても毎月給料から天引きしている分を継続していればそのまま金額だけは積立せずにキープできるとのこと。つまり利息のつかない定期預金とほぼ変わらない感じになってしまいました。
国債だけならまだしも社債にも投資をしていて積立停止ですから流石に乗り変えないといけないかなと考えておりました。ちょうど新年度に入りましてようやく仕事が落ち着いてきました。
よく考えた結果、マイナス金利はしばらく続くのではないかと考えて、財形貯蓄分の大半をスイッチングすることにしました。以下のこくさい先生も推奨していますし。

この口元にやや怪しさを感じるのは私だけでしょうか?
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