昨日、Vanguardの債券ETF4本の経費率が改定されたことを記事にしましたが、Vangaurdから来るお知らせメールが更に翌日届いておりました。合計10本のETFと米国籍投資信託の経費率が改定されました。
関連記事:バンガード債券ETF4本の(BIV、BLV、BSV、BND)経費率改定。BNDは2年で0.04%コストダウン!
今回改定されました10本のETFは以下の通りです。
バンガード・スモールキャップETF(VB) 0.09%→0.08%
バンガード・米国スモールキャップ・グロースETF(VBK) 0.09%→0.08%
バンガード・米国スモールキャップ・バリューETF(VBR) 0.09%→0.08%
バンガード・米国ミッドキャップETF(VO) 0.09%→0.08%
バンガード・米国ミッドキャップ・バリューETF(VOE) 0.09%→0.08%
バンガード・米国ミッドキャップ・グロースETF(VOT) 0.09%→0.08%
バンガード・米国バリューETF(VTV) 0.09%→0.08%
バンガード・米国グロースETF (VUG) 0.09%→0.08%
バンガード・米国ラージキャップETF(VV) 0.09%→0.08%
バンガード・米国エクステンデッド・マーケットETF(VXF) 0.10%→0.09%
特徴としては小型株、中型株、大型株という3つに分類できますし、更にバリュー株とグロース株も経費率が下がっています。
個人的にはこの中だと小型株(VB)と小型株バリュー(VBR)に注目しておりますので、このETFが0.08%のコストで買えるわけですからアメリカはやっぱりすごいなぁと思うのです。
この1年米国も株価が上下に変動しましたが、小型株、中型株、大型株と区別すると差がどうなるのか?また、バリュー株とグロース株どちらが優勢であったかについて確認してみました。
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米国時間2016年4月26日付でVanguradのETF4本が経費率改定となりました。
今回改定となったのは以下の債券ETF4本です。
- バンガード・米国短期債券ETF(BSV)
- バンガード・米国中期債券ETF(BIV)
- バンガード・米国長期債券ETF(BLV)
- バンガード・米国トータル債券市場ETF(BNV)
短期債、中期債、長期債、トータル債券と債券の期間が異なるETFを中心に改定が行われております。
バンガード・米国短期債券ETF(BSV) 0.10%→0.09%
バンガード・米国中期債券ETF(BIV) 0.10%→0.09%
バンガード・米国長期債券ETF(BLV) 0.10%→0.09%
バンガード・米国トータル債券市場ETF(BNV) 0.07%→0.06%
短期債や長期債ETFも経費率が0.10%を切ってきました。更に米国トータル債券は0.06%までコストが低くなりました。
私はBNDと長期債のBLVを所有しておりますが、BNDって2年連続ぐらいでコストが下がってるんじゃないかと思って調べてみたら過去記事がありました。
前回のBNDのコストダウン記事:速報は月末に来るようです
2年前が0.1%でしたから、ここ2年で40%コストを下げていることになります。来年あたりには0.05%になっているかもしれません。今回改定となった4本の値動きを見てみましょう。
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確定拠出年金
確定拠出年金が昨年に開始されまして、
引き続きたんたんと拠出されたお金を一定額積み立てております。
まだ規模が小さいのですが、
運用結果の報告を毎月末に報告しています。
先月の結果は以下の通りです。
先月の記事:損益は回復傾向。確定拠出年金運用状況2016年3月編
確定拠出年金は以下の構成比率でひとまず運用をしております。
- 国内債券 40%
- 国内株式 10%
- 外国債券 10%
- 外国株式 40%
債券対株式が50:50、円建対外貨建が50:50となってます。
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月末積立記録
月の終わりに毎度おなじみの積み立ての内容です。
計画的に積み立ててますよという記録です。
インデックスファンドの定期積立て分はたんたんと積み立てていくのみ。
先月の積立ては以下の通りです。
先月の記事:財形貯蓄をどうしたものか。2016年3月度積立内容
先日BS1の夜10時からやってるワールドニュースのやつを見ていたのですが、原油価格(WTI)って43ドルあたりまで回復してるんですね。そりゃXOMとかは株価が上昇するはずです。
ただ、原油に関しては下落していた時と大きく情勢が変わったとは思えないので、また下がることも念頭に入れておかないといけないと思います。
まぁ、毎月積立投資していれば下落した時も買えたという恩恵にもあずかれたというのをここ最近の相場を見ていて実感するものです。
さて、本題に戻りまして今月の積立て内容は以下の通りです。
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4分の1貯金法
本多静六氏の著書の影響をもろに受けまして、
4分の1天引き貯金法を実行するべく毎月まとめていっております。
個人的なルールは以下に記載。
概要の記事:4分の1天引き貯金法を出来ているか確認
先月の結果は以下の通りです。
先月の記事:来月は暴騰予定?4分の1天引き貯金法確認(2016/3月編)
錬金術の原則は等価交換であり、お金を手に入れると言うことはそれなりに対価や代償を払わねばなりません。年金とかですぐマスコミや野党が批判をしますが、国債100%で運用するとどういうことになるかを知っていればリスクを取って対価を取ることが必要であることはわかるはずです。
これを自分たちに当てはめますと、すなわち残業をすることによって我々社畜は自由な時間を手放しておりますし、精神的におかしくなり酒に溺れて太る、健康診断で引っかかる、あるいは家庭崩壊状態という事例をよくまわりで見渡します。
今月分の給与に反映された分は精神をすり減らして手に入れた貴重な財源です。これを欲しいものの購入に充てたいという気持ちはあるのですが、貯蓄に回して早く逃げ出したいという気持ちがかなり強くなっています。
さて、今月の貯蓄率はどうなのでしょうか?
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投資関連本
4月になり業務は落ち着きつつありますので、読んでおります本の数も増加をしております。ということで感想書こうと思っても溜まり続けております。更にゴールデンウィーク前に図書券5000円分所有している状況ですので、本を今週購入する予定です。ですので、一気に三冊紹介したいと思います。
一瞬で伝える「わかりやすさ」の技術
テレビでおなじみ斎藤孝氏の書籍です。最近自分のキャラの演じる余りコメントに不快感を覚えるようになった尾木ママよりもこの人の方がコメンテーターとして優秀だと思います。
研究室でも色々と学生に対して色んな課題をやっているようですが、日本人には必要なんだろうなということが多く言い教授だなと思いました。
特に5章の「読む気にさせる文章の書き方」は参考になりました。
この5つを上手く組み合わせて文章をかければなと思います。
文章やレポートを書くだけでなく会話にも役立つものが書かれていてお勧めです。
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国内株式
熊本の大地震から1週間以上経過しましたが、在来線で福岡から熊本を通って鹿児島まで行く鹿児島本線はダイヤが通常に復旧したそうですし、九州新幹線も熊本まで行けるようになりました。高速道路はまだ玉名⇔八代間が不通で熊本まで復旧していない状況です。
地震も福岡や熊本にいる人に聞いても地震も余り起きなくなったと言っています。一歩ずつですが復興が進んで来ておりますので復興が更に加速されることを祈っております。
さて、そんな中報道が原因のトラブルが散見されております。特にTBSの生番組中継中で被災者が放送している最中に激怒するのが映る所謂放送事故案件がありました。
どうも他にも報道陣が取材を禁止している事例もあるようですし、傍にいる子供をどかしたら、朝になったら照明をつけて寝ている人に迷惑等の話が伝わってきますね。
個人的に報道陣の一部は行きすぎの部分があるため、いずれ報道陣で死傷者が出る事態が起こるんじゃないかなと思うのです。少なくとも報道陣の車で駐車場が止められないという状況は避けるべきでしょう。また、報道ヘリの騒音も相当なものがあるのではないかと思うので、ヘリは救援物資を運ぶものに限定する等が出来ないのかなとも思います。
では、報道の映像はどうするのかというと個人的にはドローンを活用すべきと思うのです。今回のように山間地での土砂崩れの状況の詳細把握もできるでしょうし。イッテQでドローンカメラ使ってたので実用化はちかいと思うんですがね。ただ、使ってたのはアメリカでのロケだったのもあるのかもしれませんが。
では、国内のドローン関連技術ってどうなっているのでしょうか?
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海外ETF
ウォール街のランダム・ウォーカー第11版で年齢別推奨ポートフォリオ的なことが書いてありまして、現金・株式・不動産・債券の4つの比率について20代後半、30代後半、50代後半等4つの例が示されておりました。
関連記事:ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉を読んで
このうち株式の部分についてはアメリカ株、先進国株、新興国株の具体的な比率が50代後半のポートフォリオのところで書いてありました。ちょうど最近セミナーでウィズダムツリー、Vanguardの担当者が推奨した分散ポートフォリオを記事にしましたので、ちょうど比較になるかと思い調べてみました。
バンガードとウィズダムツリーの推奨ポートフォリオ
米国株式・ETFセミナーで紹介されたウィズダムツリーETFのポートフォリオを検証してみた
Vanguardの社員がお勧めしていたETFのコスト0.07%程度の分散投資とは?
上記2つの株式の比率は以下の通りでした。
WisdomTreeの比率はアメリカ:55% 先進国:35% 新興国:10%
Vangaurdの比率はアメリカ:56% 先進国:36% 新興国:8%
これに対しバートン・マルキールが記載した比率は以下の通りです。
アメリカ:49.1% 先進国:25.45% 新興国:25.45%
意外と新興国の比率が高いです。そしてアメリカの比率が若干低めになっています。これは比較のし甲斐があるということで調べてみました。
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海外ETF
先日感想を書きましたウォール街のランダム・ウォーカー第11版。
関連記事:ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉を読んで
この中でバートン・マルキールの意見でちょっと引っかかる点がありましたのでちょっと調べてみようと思いました。
気になった項目というのは新たに追加された「財産の健康管理のための10箇条」の「•第7条 債券市場に注目」の内容でした。7章で以下の債券について記載がありました。
- ゼロ・クーポン債
- ノーロードの債券ファンド
- 免税債ファンド
- インフレ調整国債
- ジャンク債
- 外国債
- 債券に似た株式
この中の外国債についてですね。新興国債に関するアドバイスは「慎重に」とかいてあるのですが、その後以下の記載が。
新興国のGDPに占める負債残高は先進国よりも低く、政府の財政バランスも健全のところが多く、経済成長率は高い。したがって新興国物を中心としたハイ・イールド債に広く分散投資したファンドは、この超低金利時代の資産運用の一部分としては賢明な選択と考えられる。
この記載ほんまかよと思いました。ということで新興国のハイ・イールド債のETFがあるか探してみたところ、「マーケット・ベクトル新興国ハイ・イールド債ETF(HYEM)」というものがありました。そこで他の債券系のETFと比較してみました。
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EDINET情報や他の投資系のブログ等によりますと、ステート・ストリートが低コストのインデックスファンドシリーズを新規設定するようです。
ステート・ストリート社といいますとSPDRのETFシリーズが思い浮かばれますが、日本で米国セクターETFを販売開始したら、1年もたたないうちにVangaurdも米国セクターETFを販売開始になったりと、ETFに関してはややVanguardやiSharesに押され気味の印象でした。
しかし、まさかインデックスファンドをこれだけ出してくるとは思いませんでしたね。今回販売開始となるファンドは以下の通りです。
- ステート・ストリート日本株式インデックス・オープン
信託報酬 年率 0.18% 信託財産留保額 0.05%
- ステート・ストリート日本債券インデックス・オープン
信託報酬 年率 0.14% 信託財産留保額 0.05%
- ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープン
信託報酬 年率 0.21% 信託財産留保額 0.30%
- ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープン(為替ヘッジあり)
信託報酬 年率 0.22% 信託財産留保額 0.30%
- ステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン
信託報酬 年率 0.19% 信託財産留保額 0.05%
- ステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり)
信託報酬 年率 0.20% 信託財産留保額 0.05%
- ステート・ストリート新興国株式インデックス・オープン
信託報酬 年率 0.29% 信託財産留保額 0.25%
- ステート・ストリート新興国債券インデックス・オープン
信託報酬 年率 0.62% 信託財産留保額 0.05%
新興国債券以外は昨年販売開始になったたわらやニッセイあたりに劣らない信託報酬となっています。ただ、今のところ販売会社は、三井住友信託銀行のみとなっています。今後拡大していくんですかね?
今回明らかになったファンドの特徴としては以下の2点ですね。
①同じカテゴリの為替ヘッジありも低コスト
②新興国株式のファンドも安い
特に為替ヘッジはコストがかかると言われていますが0.01%しか違いがないのはかなり頑張ってるんじゃないでしょうか?
詳細が明らかになったらまた記事にしようと思っておりますが、気になったのは為替ヘッジ付きの値動きは為替ヘッジなしとどれくらい違うのだろ?と思い調べてみました。
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