投資信託
投稿日:2016/11/11 更新日:2016/11/11
一昨日は「ロボット運用のプロが分析してわかった 最強の株式投資法」を紹介しましたが、著者の加藤浩一氏は日本におけるロボット運用の第一人者で、日本で初めてロボット運用による公募投資信託「日本株ロボット運用投信(愛称カブロボファンド)」を商品化しています。ロボット運用のプロが投資の定説を検証した結果は?最強の株式投資法を読んで じゃあ、ロボット運用ってどんな手法で、パフォーマンスはどんな感じなのか気になったので調べてみました。 運用方針を公式から抜粋すると以下の記載でした。日本株ロボット運用投信
わが国の株式を実質的な主要投資対象とし、複数のカブロボが機動的な売買を行うことで、中長期的な信託財産の成長を目指します。 ファンド内で稼動するカブロボは、カブロボ・コンテストで優秀とされたカブロボ等の中から、投資顧問会社トレード・サイエンス株式会社が選定し、同社がロボットの指示に基づき投資助言を行います。 投資環境の変化等に応じて、採用するロボットおよび各ロボットへの投資配分等の変更を行い、その局面で最適と考えられる運用を行います。
国内初のシステムトレードで運用されるファンドとして異色の存在だそうです。信託報酬は年率1.512%で、純資産高は11.5億程度。カブロボファンドという名前ですが現金+債券が半分以上の比率を占めていることが多いファンドです。 株式部分の組入れ上位10社は以下の通りです。①セコム ②三菱商事 ③ユニチャーム ④三井物産 ⑤武田薬品工業 ⑥ソニー ⑦東レ ⑧旭化成 ⑨塩野義製薬 ⑩キーエンス 上位の顔ぶれを見ると悪くなさそうなラインナップですが。株式は合計25銘柄程度のようです。 果たしてロボット運用ファンドはTOPIXやJASDAQに対してパフォーマンスはどうなのか確認してみました。
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米国株
投稿日:2016/11/10 更新日:2016/11/10
まさかの大逆転劇でトランプ大統領誕生という結末になったアメリカ大統領選の影響で、日経平均は900円を超えるマイナスとなりました。他の国の株価も軒並み下落している状況です。 前日夜にBSフジのプライムニュース(地上波とは違いいろんな意見の人を呼んでいていい番組だと思います)を見ていて、コメンテーター3人ともに「隠れトランプ支持者がいる」とか、アメリカのサイトよりもヒラリーが僅差で勝利の予測表を出したりしていたので、何か気配がおかしいと思いました。 その後、予測サイトで大票田のフロリダがトランプからクリントンに変わったのを見たのでクリントン有利のように見えましたが、一夜あけるとBrexitの再現となりました。 アメリカ大統領選挙の結果は昼見て、昨日の夜クリントン優勢だった州が3つはトランプに変わっていたので、トランプが勝つなと。定時退社しなきゃならず仕事でバタバタしてましたが、イギリスのEU離脱同様歴史が変わった場面になるやもしれないと思いましたね。 円高で一気に101円とかなってるの見て、今月は先月比マイナスだなと考えていましたが、以下のForbesの記事やバンガードからの手紙を読んだら不思議と気持ちが落ち着きました。こういう政治的混乱と株価の下落が同時に来た時に再度確認したいことだったので、抜粋してみました。トランプ勝利でもパニックになるな 株式専門家らのアドバイス
トランプか、ヒラリーか、米国大統領選挙の行方を世界は固唾を飲んで見守っている――。今後のアメリカの外交政策や移民にからむ問題、妊娠中絶に関する女性の権利など、選挙結果は様々な問題を左右する。なかでも人々の最大の関心事の一つが株式市場の行方だ。
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投資関連本
投稿日:2016/11/09 更新日:2016/11/09
データを調べていると色々見えてくるものがありまして、楽しいと感じる時があります。当ブログも株式や債券のデータについて記事にすることが多いです。 無論これまでの結果がそのまま将来へとつながるわけでもありません。しかし、過去の結果から将来的に同じことが起こることは多々ありますし、過去の失敗結果を分析して将来はこうしたらいいという意味でデータは有用と考えます。 これは競馬でも当てはまるわけで、データが覆されることもありますが、例年の傾向通りの馬が来ることがあります。特に回収率を上げる際に有用と考えていまして、人気のない馬を買い目に入れる際に血統、コース適性、騎手のデータは有効です。鉄板なデータ的なものの代表例としては菊花賞、天皇賞春における血統にディクタスが入った馬(サッカーボーイ、ステイゴールド系、今年は人気薄で2着に来たレインボーラインが該当)でしょうか? データを調べるのはやっていて楽しい作業ではありますが、データを調べた本を読むのも好きですね。今まで読んだ中ではウォール街のモメンタムウォーカーは株式の検証のためのデータは非常に有用でした。 関連記事:ウォール街のモメンタムウォーカーを読んで こういうデータを揃えた本は中々ないのですが、最近発売された本の中にありました。ロボット運用のプロがデータで検証して俗説を分析した本が。
著者である加藤浩一氏は株式会社早稲田情報技術研究所代表取締役社長で、日本におけるロボット運用の第一人者です。日本で初めてロボット運用による公募投資信託「日本株ロボット運用投信(愛称カブロボファンド)」を商品化しています。 所謂株式で5%動いたら売り買いとかそういうテクニック系の本ではなく、徹底的な検証データを各種紹介していく本です。そういう意味でかなり珍しいタイプだと思いますね。 この本で検証していて印象に残った項目は以下の通りです。
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資産状況
投稿日:2016/11/08 更新日:2016/11/08
ねんきん定期便が今年も家に届きました。とりあえず届いて貰える金額と、何かエラーが起きてないかを確認するところまでは毎年きっちり行っております。 昨年もねんきん定期便の記事を書きましたが、将来的には減額される可能性は高い思います。しかし、払ってない人間と払った人間を均等にとか、一括0ということは流石に考えにくいと思います。 大学時代から払っていたのですが、ちょうど未納問題とかあって、年金は払う必要がないとか極論をいう人もいる時代でした。社会人になってから未納分を払うという選択肢もありましたが、結果的に大学時代に払っておいたおかげで社会人になってから生活防衛資金的な貯金を一気に増やせたので今は払っておいてよかったと思います。 関連記事:ねんきん定期便をみて思う さて、去年から当然金額が増えているわけですが、将来的に年間でもらえる金額がこのペースで増えていくと考えると、将来的に減額があっても10万は貰えるんじゃないのか?という気がします。ただ、今後この年間もらえる額がどういう風に推移するかにもよりますが・・制度が変わらなくても40代とか50代になったら増加額が減るとかあるんでしょうかね? ちょうどいい機会なので、セミリタイアやきっちり定年で辞めるための過程について考えてみました。
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移動平均線を用いた手法であり株式投資でもモメンタム効果に近いものが得られる投資法であるレラティブ・ストレングス。 それを主要な海外ETFの値動きに適用して確認し、移動平均線を見ながら相場の転換点が近いかを確認するのに役立てるというのがこのシリーズの主な目的です
概要と検証記事 レラティブ・ストレングスってナンだ!? レラティブ・ステトレングスその2~検証編~ レラティブ・ステトレングスその3~調査結果の記録~ 前回の結果は以下の通りです。 関連記事:海外ETFのレラティブ・ストレングス改め移動平均投資確認2016年9月編 ドル建てで先月はどうだったのか確認してみます。
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海外ETF
投稿日:2016/11/06 更新日:2016/11/06
私の投資手法はジェレミー・シーゲルの本の影響を受けて、ディフェンシブセクター重視の投資をボーナス投資枠で行っております。 ディフェンシブセクター重視ということで、ディフェンシブセクターの比率を高めるために、バンガードの米国セクターETFである、生活必需品セクターETF(VDC)とヘルスケアセクターETF(VHT)に投資しています。 そんなディフェンシブセクターですが、セクターに小型株効果やモメンタム効果はあるのかということを調べていました。すると生活必需品セクターに小型株とモメンタム的なものを発見したので先月記事にしました。 生活必需品セクターの記事:生活必需品セクターETFに米国外(IPS)、小型株(PSCC)、モメンタム(PSL)において効果があるか確認してみた 生活必需品セクターがあるんだから、ヘルスケアセクターにもあるんじゃないかということで調べてみたら、主なもので小型株とモメンタム的なETFを見つけました。今回は以下の3つのETFで米国外株式の指数や米国ヘルスケアセクターを上回る効果があるかを確認してみようと思います。
PowerShares DWA Healthcare Momentum Portfolio(PTH) 経費率0.60% PowerShares S&P SmallCap Health Care ETF(PSCH) 経費率0.29% SPDR S&P International Health Care Sector ETF(IRY) 経費率0.40% 現在ヘルスケアセクターETFがここ1ヶ月間で大きく下がりましたが現状はどうなっているのでしょうか? 関連記事:米国ヘルスケアセクターETFが下落しているので米国ヘルスケアセクター主要企業を調べてみた まず、米国株同士で小型株、モメンタム効果があるかを確認し、その次に米国外と比較して生活必需品セクターの効果を確認します。
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海外ETF
投稿日:2016/11/05 更新日:2016/11/06
資産運用を始めて5年が経過していますが、基本的にはバイ&ホールドの方針で資産運用を行っています。しかし、一度だけ例外的にハイイールド債(ジャンク債)ETF(JNK)の一部を売却し、国債の変動10にスイッチしたことがあります。 一部売却した時の記事:ジャンク債を一部国債にスイッチ そもそも何でハイイールド債ETF(JNK)を買っていたのかというと、毎年恒例のモーニングスターETFカンファレンスで朝倉智也氏の講演を聞いたのと、そのタイミングで以下の本を読んで債券も分散せないかんなと思ったからです。
当時はバンガード・米国トータル債券市場ETF(BND)しか債券ETFを持っていなかったのです。ちょうど年が明けて2013年になった時期に数十万の定期預金が満期になりました。 既に仕事がなくても3年は生きていける貯金は貯めていましたので、資産運用に回すかということでハイイールド(ジャンク)債ETFであるSPDR®バークレイズ・ハイ・イールド債券ETF(JNK)を買ったのです。当時は40ドル台だった記憶があります。 その1年後、変動10に移してリスクを小さくしようと思ったのと、間違いなくこのETFは下がると思い6,7割を売却しました。結果的にいうと今のところ成功といえる状況ではあります。売却後の検証記事 JNK売りとその後の値動きを分析 ジャンク債ETF(JNK)一部を売却して1年経過・・その後を調べてみた これまで売却後の値動きを確認してきましたが、11月になりまして2年が経過しましたので、売却後からと昨年から状況はどうなっているのか確認してみようと思います。
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数あるインデックスファンドのバランス型ファンドの中で海外資産については為替ヘッジを行う「野村インデックスファンド・内外7資産バランス為替ヘッジ型」 資産の配分は、国内株式、先進国株式、国内REIT、先進国REITが1/6、先進国債券、新興国債券、国内債券が1/9という特殊な構成になっており、為替ヘッジをかけていることもあり、個人的に注目しております。 本シリーズはそんな野村インデックスファンド・内外7資産バランス為替ヘッジ型の総資産額推移等を定点観測していくのが趣旨です。 積立投資として資産の核の1成分としたい野村インデックスファンド・内外7資産バランス為替ヘッジ型の資産推移がどのようになっているか確認していきます。
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信託報酬が低コストでインデックスファンドであるETFを複数組み合わせることにより、『従来にはないインデックスファンドの“かたち” 』をご提案するということで3年前に運用開始されたSBI証券のEXE-iシリーズ。 更なる低コストファンドが出てきて一部はコスト最安ではなくなっておりますが、Vanguard等のETFのコストが下がることで、ファンドのコストも下がることが多く、ここ数年で何度もコストダウンしております。 そんなEXE-iシリーズの総資産額推移等を定点観察するのが本シリーズの趣旨です。 前回は以下のような感じでした。 先月の結果の記事:EXE-i総資産額推移2016年9月編 先月終了時点の資産のまとめです。
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米国株
投稿日:2016/11/03 更新日:2016/11/03
先月の資産状況の記事内で、総資産を集計していたらバンガードのヘルスケアセクターETFが大きく下がっているのに気付いたので調べてみらないかんなということを書きました。2016年10月終了時点資産状況
バンガードの米国ヘルスケアセクターETFのVHTが、123ドルとかになってるんですね。先月は135ドルとかその辺だったと思うのですが。 こういうのを見ると自分の集計ミスってるのか?と思うのですが間違ってなかったんです。そこまでヘルスケア関連が下がっている的なニュースや記事を見た記憶がなかっただけにこれは意外やなと思いました。ヘルスケアセクターの上位企業については今週調べてみようかなと思います。
大統領選を間近に控えて株価が下がっている状況なのですが、下げ幅が非常に大きくなっています。ヒラリーが優勢という雰囲気の10月の情勢が影響したのでしょうかね?直近1年でヘルスケアセクターETFのVHTとXLVとS&P500(SPY)を比較してみました。 S&P500はここ数カ月でやや下がった感じですけど、ヘルスケアセクターETFの2つの下落幅は大きくなっていますね。とはいえディフェンシブセクターですからETFの組入れ上位の米国主要ヘルスケア関連企業は値下がり幅が小さい企業もあるのではないか?ということで、2月の時と同様に今回調べてみようと思います。 関連記事:米国ヘルスケアセクターETFのVHTの構成企業について確認してみた バンガードの米国ヘルスケアセクターETF(VHT)の構成上位企業は以下の通りです。
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