先週は、ちょうど運用開始から1年経過していた米国外の連続増配株ETFであるVanguard International Dividend Appreciation ETF (VIGI)について調べました。 米国外連続増配株ETF(VIGI)の記事:米国外での連続増配の効果はあるのか?バンガードの米国外連続増配株ETF(VIGI)を調べてみた 昨年、米国外の連続増配株ETF(VIGI)と同時に米国外の高配当株(VYMI)も運用開始になっておりますので、今日は米国外の高配当株ETFであるVanguard International High Dividend Yield ETF (VYMI) について調べてみようと思います。 昨年の公開時の記事:日本でも購入できるようにしてほしい。Vanguardが米国外高配当系株 ETF を公開
Vanguard International High Dividend Yield ETF (VYMI) FTSE All-World ex US High Dividend Yield Index に連動し、配当利回りが平均より高い米国外株式 (新興国を含む) にサンプリング法で投資します。コストは0.32%。 ※銘柄数は2017年2月時点で891。
連続増配のVIGIは0.25%という経費率なのですが、どういうわけか高配当株は設定時に0.30%と差がある状況でした。米国株式だと高配当ETF(VYM)が0.08%、連続増配ETF(VIG)が0.09%とほぼ差がないだけに運用開始から不思議な状況でした。 更に先月バンガードのETF10本以上の経費率が値下げになってのですが、米国外高配当株ETF(VYMI)だけは経費率が0.02%も値上りするという状況になりました。 関連記事:バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)や新興国株(VWO)、欧州株(VGK)も経費率を値下げへ どうやら値上げになったETFもあるようです。調べてみると米国高配当株式ETF(VYM)の世界版であるVanguard International High Dividend Yield Index ETF (VYMI) が、0.30%から0.32%に変更になったようです。
資産規模の差の問題かとバンガードのHPで見てみましたが、VIGIのFund total net assetsが$272.8 million、VYMIのFund total net assetsが$301.5 millionですのでVYMIの方が資産規模大きそうに見えますがね・・ では、米国外の高配当株ETFであるVanguard International High Dividend Yield ETF (VYMI)について国やセクター別の比率、他のETFとのパフォーマンスの差について見ていきたいと思います。
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米国株
投稿日:2017/03/10 更新日:2017/03/11
先日、坂本光司氏の本を読みまして、いい企業とはなんぞやと考えさせられました。こればっかりは人や評価によって異なると思うのですが、一つの基準としていい企業って賞賛されることも多いと思うんですよね。 関連記事:社員へ利益を還元する企業が増えてほしい。利益を追わなくなると、なぜ会社は儲かるのかを読んで 先月、「世界で最も賞賛される企業」という調査結果が発表されました。 1997年から続いていて毎年恒例になってまして、フォーチュン誌と経営コンサルティング会社のコーン・フェリー・ヘイグループが協力し調査を行ない、グローバル企業の上級管理職や取締役、アナリスト計3,800人から得た回答をもとに、業界の内外で高い評価を得ている企業を毎年発表しているものです。 28カ国680社(日本企業40社)がノミネートされていまして、そこから各部門企業を選んでいきます。自動車部門はトヨタがトップですし、各部門の上位には日本企業もランクインしています。 そんな「世界で最も賞賛される企業」の総合ランキングの上位はどうなっているかといいますと以下の順位でした。世界で最も賞賛される企業2017
①Apple(AAPL) Computers ②Amazon.com(AMZN) Internet Services and Retailing ③Starbucks(SBUX) Food Services ④Berkshire Hathaway(BRK.B) Insurance: Property and Casualty ⑤Disney(DIS) Entertainment ⑥Alphabet(GOOG) Internet Services and Retailing ⑦General Electric(GE) Industrial Machinery ⑧Southwest Airlines(LUV) Airlines ⑨Facebook(FB) Internet Services and Retailing ⑨Microsoft(MSFT) Computer Software
1位から9位タイまで全部アメリカ企業。アメリカ以外の企業だとBMW、ネスレ、シンガポール航空、日本の企業だとトヨタが唯一ランクインしていました。 ちなみにこれの2012年度版の結果を見つけたので順位を整理すると以下の通りでした。
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国債
投稿日:2017/03/09 更新日:2017/03/11
昨年コートやスーツを普段買わない店で購入したためか、2月末ごろからスーツショップのはがきが頻繁に来るようになって困っています。そんな中、同じ日に財形貯蓄の報告的なはがきも来ていました。 昨年の3月にマイナス金利の影響を受けて「国債+社債」の商品の買付が停止されて、積立投資分は預かり金として積立てている状態になっていました。 財形貯蓄の積立停止の記事:【悲報】マイナス金利の影響を財形貯蓄が受ける そこで商品を積立てれないとなると一定金額になったら変動10にスイッチする方針に変えました。 関連記事:財形貯蓄を9割方個人向け国債変動10にスイッチしました 1年経過しある程度の金額になってきていたのですが、送られてきたはがきを見るとどう見ても商品を買い付けた報告にしか見えません。昨年の積立停止時は書類で報告がきたので、再開時も同様になると思ってたのですが・・気になったので証券会社に直接電話をしてみました。
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投資関連本
投稿日:2017/03/08 更新日:2017/03/11
3月になりまして4月からの仕事と2016年度の予算がどうなるかについて幹部社員と一般社員の間でのやり取りが増えてきます。事務所にいますとそのやりとりの声が聞こえてきますし、折衝や交渉的なメールも多く出ています。 その中でお互い自分の利益はあると思うのですが、やりとりがどんどん泥沼化していく事例もかつてみました。ボーナスに反映されるので仕方ないとはいえ少しはお互い譲歩すればいいのにと当時は思いました。 会社は当然利益を追い求めていますが、3月のただでさえ仕事が忙しい時も予算で利益に関して求められます。これがいきすぎると社員が疲弊して病休になっていくんだと思います。 個人的に1月頃、会社間の問題で悩んだ時期がありまして、その時に利益追わない=会社が儲かる的なタイトルに釣られて利益を追わなくなると、なぜ会社は儲かるのか を読んでみました。
著書の坂本光司氏は「日本でいちばん大切にしたい会社」関連の書籍で有名で、過去40年間7000以上の訪問調査や助言を行っている人です。 鎌倉投信の記事:投資は「きれいごと」で成功するを読んで 鎌倉投信にも影響を与えた人であり、企業の訪問を数多くこなしているだけあって、46個上がっている成功の法則は説得力がありました。個人的に読み終わって以下2点を考えました。
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数あるインデックスファンドのバランス型ファンドの中で海外資産については為替ヘッジを行う「野村インデックスファンド・内外7資産バランス為替ヘッジ型」 資産の配分は、国内株式、先進国株式、国内REIT、先進国REITが1/6、先進国債券、新興国債券、国内債券が1/9という特殊な構成になっており、為替ヘッジをかけていることもあり、個人的に注目しております。 本シリーズはそんな野村インデックスファンド・内外7資産バランス為替ヘッジ型の総資産額推移等を定点観測していくのが趣旨です。 積立投資として資産の核の1成分としたい野村インデックスファンド・内外7資産バランス為替ヘッジ型の資産推移がどのようになっているか確認していきます。
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信託報酬が低コストでインデックスファンドであるETFを複数組み合わせることにより、『従来にはないインデックスファンドの“かたち” 』をご提案するということで3年前に運用開始されたSBI証券のEXE-iシリーズ。 更なる低コストファンドが出てきて一部はコスト最安ではなくなっておりますが、Vanguard等のETFのコストが下がることで、ファンドのコストも下がることが多く、ここ数年で何度もコストダウンしております。 そんなEXE-iシリーズの総資産額推移等を定点観察するのが本シリーズの趣旨です。 前回は以下のような感じでした。 先月の結果の記事:とうとうSBIポイントの対象になったEXE-i総資産額推移2017年1月度編 先月終了時点の資産のまとめは以下の通りです。
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節約
投稿日:2017/03/06 更新日:2017/03/06
色々と忙しく今年はやや遅くなりましたが確定申告を行ってきました。去年よりはすんなりといきました。 2015年の記事:海外ETFの配当金の外国税控除と海外ETF売却の確定申告に行ってきた 2016年の記事:海外ETFの分配金の外国税控除とふるさと納税の確定申告に行ってきた e-TAXで処理されている方も結構いるようですが、平日の市役所に行ってカード発行が必要な上に、修正とかがあると大変だと同じ職場の人が言っていたので今年も税務署に行きました。 一昨年のように入り口までの行列がすごいということはなく、入り口にはすんなり入れたのですが、そこで見たのは老人がずらーっと並ぶ列。これに並ぶのか?と思ったら株式配当金とふるさと納税は別の入り口から入るように今年から変更されていて(年金受け取っている人を分けていたようです)、すんなりと行けました。 外国税控除とふるさと納税が必要と伝えて、後はパソコンで入力となるわけですが、パソコン入力は順番待ちで5分くらい待ったのです。するとその待ちスペースには別の列も並んでいました。おそらく入り口で人が並んでいた列の続きと思うのですが、待ち時間が長すぎるせいか体調が悪く嘔吐して係員に外に連れて行かれた人もいました。鼻水も相当出ている様子が見えましたがそこまで体調が悪くて何故今日来た?という印象でした。
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マネックス証券が、先月末米国ETF売買時の米国株取引手数料を実質無料とする米国ETF売買手数料実質無料プログラム「ゼロETF」の提供を開始しました。国内初!米国ETF手数料実質無料プログラム「ゼロETF」開始 対象ETFの米国株取引手数料を売買ともに実質無料とする(取引日の翌月末までに米ドルでキャッシュバック)するプログラムです。 対象となっているのはウィズダムツリーのETF 28本です。 2015年7月に日本法人が設立され(関連記事:ウィズダムツリー、日本法人設立するってよ )、昨年は大手ネット証券のセミナーにも出るようになりました。 その次の手として、経費率ではバンガード、iシェアーズ、SPDRあたりよりも高いETFばかりでしたので、視点を変えて動いてきた印象ですね。 では、ウィズダムツリーのETFに関してメリットやデメリットはどんなものがあげられるのかまとめてみたいと思います。また、同時に個人的にこの28本の中から個人的におもしろいと思うETFを紹介したいと思います。
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先週バンガードのETFがバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)を筆頭に10本以上コストダウンとなりました。 関連記事:バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)や新興国株(VWO)、欧州株(VGK)も経費率を値下げへ 2015年2月に大手ネット証券で購入可能なETFの本数が大きく増えた後、新規ETFの大手ネット証券解禁的な大きな動きはありません。個人的に大手ネット証券でも取り扱い開始にならないかと注目しているバンガードのETFがちょうど運用開始から1年経過しました。 参考記事:日本でも購入できるようにしてほしい。Vanguardが米国外高配当系株 ETF を公開
Nasdaq International Dividend Achievers Select Index に連動し、クオリティと配当が高く、増配の意向が明らかになっている米国外株式 (新興国に含む) に完全法で投資します。コストは0.25%。※銘柄数は2017年2月時点で201。
※バンガードが販売開始後需要があると見たのか、iシェアーズも同じようなETFを設定しています。(関連記事:iSharesも米国外増配株ETFを公開 ) NISA枠でバンガード米国増配株式ETF(VIG)に投資しているんですけど、米国外の連続増配株に関してボラティリティが低く指数を上回る効果があるんじゃないかと注目しています。 ちょうど運用開始から1年経過していいタイミングでVanguard International Dividend Appreciation ETF (VIGI)について国別、セクター別、構成上位企業10社等調べたことをまとめます。
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セミリタイア
投稿日:2017/03/03 更新日:2017/03/05
セミリタイアというものを考えていくと、今の仕事に嫌気がさしているのでお金があれば今すぐにでも辞めたいとは思うもののそれは現実的ではない状況です。 まがいなりにも同世代よりは資産を持っている方だとは思いますが、現実的にセミリタイアとなると50歳くらいというのが一つの目安になるんじゃないかと考えています。 50歳と言いますと先日サッカーのJ1、J2の予想を記事にしましたがカズの話になるでしょう。需要があるかわからないが今年もやるよ。2017年Jリーグ展望(J2編) カズがもっとも活躍したアメリカワールドカップ予選に関しては、まだ小学校低学年でした。正確に記憶があるサッカー代表戦と言うとアトランタ五輪の予選からなのですけど(だから前園の全盛期の凄さはものすごく印象に残っています)、それでもある程度カズの全盛期に近い時期のプレーから見てきました。 人によっては早くやめるべきだという人もいるかもしれませんが、ボロボロになるまでやるというのも美学だと思いますし、身体を見ると若いですからね。あと数年はやりそうな気がしますね。 横浜FCが弱いかと言うと昨年は8位。むしろ昇格を狙える位置の方が近いチームですし、現状FWが手薄かと言うと有料外人とJ2では実績のある大久保とか津田がいるので層が薄いというわけでもないのです。途中出場で出るのも結構厳しい環境だったりします。その中でやれてるのは観客動員の面もあるかもしれませんが素直に賞賛されるべきと思いますし、並大抵の努力をしていないと思います。 私の世代(アテネ五輪~北京五輪の世代)よりも一つ上の99年ワールドユース準優勝の所謂黄金世代はまだJ1でバリバリにやってる人(例:ガンバの遠藤)がいるとはいえ、引退してコーチになった選手がいますし、カテゴリがJ2やJ3に戦場を移した選手もいます。小野と稲本はJ1に久々に昇格しましたが、代表でエースの時期があった高原なんか地域リーグです。 この状況を見ますとカズのすごさと同時に自分について考えることがあります。
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