米国株

先日読んで感想を書いたブラックスワン回避法の中で以下の記載がありました。
損をして得を取る投資法とは?ブラックスワン回避法を読んで
•各10年の初めに、75%以上のROICを達成している企業は最後まで高いROICを保ち続ける。
•ジークフリート戦略:高いROIC(投下資本利益率)、ファウストマン比率が低い
•1978年から毎月、直近のROICが100%を超える企業のうち、ファウストマン比率が最も低いもの(さらに規模と流動性とでスクリーニングを行う)を買い、やがて要件を満たさなくなったら手放していく(金融部門や怪しいバリュー株は除外)するポートフォリオは、S&P500を大きく上回るパフォーマンス。
これを見るとROICって結構重要な指標なんじゃないかと思えてきますね。
少なくとも米国株だと数値が算出できるんじゃないかと考えまして、色々と調べていたらモーニングスターの米国でそれっぽいのを発見しました。

Key Ratiosのタブ押した画面でありました。ROIC=投下資本利益率、Return on Invested Capitalなので間違いないと考えました。
ということでモーニングスターの米国版で、主要の米国企業の直近のROICの推移を調べてみました。
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先週ボーナスが振り込まれましたが、私は毎月初めとボーナスが入った時には銀行の通帳に記入しに行きます。無論休日引きこもらず運動するというのもかねているわけですが、もっている口座の残高をある程度把握するという目的もあります。
ちょうど週末に記入して帰ってきて整理していると5年前の銀行通帳が出てきました。銀行通帳に関してはここ5年投資に回した金額の方が多いのですが、それでも増えています。
過去の通帳も見てみましたが、振り返ると資産の規模に関しては社会人なって1年目に貯金が100万超えた時、まず一歩を踏み出したという感じでした。
これが500万になった時はむしろもっと早くいけなかったのかと考えるようになりやがて投資+倹約へとつながりましたね。逆に1000万円を超えた時は一安心となったと同時に次を目指そうという考えになりました。
このような過程を経て資産運用をしてきたわけですが、イメージとしてはピラミッドが近いなと思います。昔記事書いた時に引用した図が気にいっています。
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米国株

米国株集中投資か、国際分散投資かという議論が先週の後半から盛り上がっていますね。数日出遅れた感もありますが、今日はこの件に関して記事にしようと思います。
相互リンク先のFUKURIさんの記事にまとめられていますが、特にバンガード創始者のボーグルの以下の意見が議論の対象となっています。
(インデックス投資の疑問) 株式はアメリカのみに投資をすればいいと思いますか?
ボーグル氏は「米国が最良の投資先だと考えている。恐らく世界で最も技術志向の国だ。私は米国が世界のどの国や地域よりも良好なパフォーマンスを生むことに賭ける。経済が長期的に最強になる国に投資するというシンプルな賭けだ」と述べた。
米国集中投資か国際分散投資かといわれますと、私はその中間的な投資をしています。これはどちらの意見も理があるので、NISAでは米国集中投資、毎月の積立投資では国際分散投資を採用しているということです。
私的な意見なのですが、リーマンショック等の大きな調整でアメリカが風邪をひいたケースで他の国がどうだったかというと、他の国ものきなみ風邪をひくか場合によってはインフルエンザになった状態の国がありました。この事例を見ますとアメリカ集中というのは一理あると思うんですね。ですのでNISA枠はアメリカ集中です
おまけに分散といってもバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)もアメリカが半分占めてますし、先進国株式のインデックスファンドも同様のことが言えます。仮に日本円で貯金なり国債で資産をある程度持っていたら、株式は100%アメリカ集中でも悪くはないと思いますね。
ただ、私は性格がチキンであることとスパイス的なものを入れて多少なりとも保険をかけたいという意味で毎月の積立投資は国際分散で新興国にも投資しています。株式はアメリカ下がると皆下がると言う感じでしょうけど、債券となるとまた別の値動きになるのを期待しています。
ここまで個人の投資手法について書きましたが、より一般的に考えていくと次の2点を考えました。
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米国株に関するトピックスとして、最近Amazon、Googleあたりの所謂ハイテク株が1000ドルを突破した後、下落するのでは?という記事もちらほら出ています。
上がり過ぎているとは思いますが、伸びしろもある企業なので一概に下落するとはいえません。ただ、そろそろ調整があってもおかしくなく、その時ハイテク株の下落幅は大きいでしょう。
その対策ということで私は生活必需品セクターETF(VDC)やヘルスケアセクターETF(VHT)といったディフェンシブセクターを中心に投資をしているわけです。
関連記事:夏のボーナスの金額が確定したのでバンガード米国ヘルスケアセクターETF(VHT)、バンガード米国生活必需品セクターETF(VDC)を購入
ディフェンシブセクターというと上記に上げた2つのセクター以外に公益事業セクターが上げられると思います。リーマンショック時は生活必需品セクターやヘルスケアセクターより下落したものの、それ以外のセクターよりは下落耐性がありました。
そんあ公益事業セクターは昨年好調でしたし、調整時に下落耐性があるのでは?ということで度々取り上げてきました。
公益事業セクターETF関連記事
公益事業セクターについて
公益事業セクターの直近の値動きについて確認してみた
米国公益事業セクターETF(VPU)組入れ上位企業について調べてみた
ちょうど前回調査から1年経過していますし、年始に調べた時からも1年経過しているので現状以下の5つのセクターについて確認を行いました。
バンガード・米国一般消費財・サービス・セクターETF(VCR)
バンガード・米国生活必需品セクターETF(VDC)
バンガード・米国エネルギー・セクターETF(VDE)
バンガード・米国ヘルスケア・セクターETF(VHT)
バンガード・米国公益事業セクターETF(VPU)
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梅雨に入ったはずなのですが、1日中雨の日の記憶がないおかしな気候です。そんな中金曜日にボーナスが振り込まれました。
昨年給与が停滞状態だったわけですが、ここにきてボーナスが昨年比で数万上昇。財形貯蓄やらが引かれた手取り額の1番上の桁の数字がもう少しで+1されそうなのでなんとかならんかなと。こればっかりは会社の業績やら評価で多少は変わるものでしょうけどね・・
今年もボーナスの9割方は投資に回します。30代になったのもあるのでしょうけど欲しいと思うものないんですよね。使う予定も帰省の移動費以外は特にないですし。出かけるときの服装とで出かけない時の服装の落差が激しい人間なので、出かける用の服を買う頻度が少なくて済むのもあるんでしょうけど。
強いてあげるならPCで10万超えそうなものなんですけど、ちょうど1年前の給与口座と比較して貯金が1台買える分だけは増えているので、そろそろ購入しようかと考えています。
さて、そんなボーナスを使ったNISA枠の投資ですが今週も投資を行いました。
NISA枠投資検討記事
2017年NISA戦略しましょうか~債券と株式の割合を考える~
2017年NISA戦略しましょうか~株式ETFの投資先の配分を考える~
今年度のNISA枠投資状況
2017年度NISA枠をちょっと使用しました
夏のボーナスの金額が確定したのでバンガード米国ヘルスケアセクターETF(VHT)、バンガード米国生活必需品セクターETF(VDC)を購入
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投資関連本

ウォーレン・バフェット関連の書籍に関してはこれまで合計3冊読みまして、以下の2冊に関しては記事にしました。
関連記事
株で富を築くバフェットの法則
バフェットからの手紙第4版を読んで
バフェット関連の書籍はパンローリングから出版される印象が多い印象です。パンローリング社の書籍はなかなかおもしろいものがありますので、だいたい月の初めに新刊が発表される時にいいものがないかを探します。
先月初めに新刊のリストを見ていると、ちょうどバフェットの本を見つけたんですね。概要を読む限り外れではなさそうでしたので、バフェットの重要投資案件20 1957-2014 (ウィザードブックシリーズ)を購入して読みました。
1957年から2014年ということで、パートナーシップ時代を含めて重要投資案件の20件を、手紙や内部書類、年次報告書、第三者の資料乃情報を使って検証した本になります。
1969年までのパートナーシップ時代も含みますので、バフェットからの手紙関連書籍に対応させると、バフェット 伝説の投資教室 パートナーへの手紙が教える賢者の哲学が第7章までで、バフェットからの手紙 第4版 (ウィザードブックシリーズ)がそれ以降となります。
バフェット関連の情報を集めたい人や、投資経歴を見る上ではわかりやすい一冊だと思いました。
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米国株

ランダム・ウォーク理論では、アクティブ運用を標榜した投資信託の運用成績が標準的な市場指数に勝つことが非常に困難であることのたとえとして、「目隠しをしたサルに、新聞の相場欄めがけてダーツを投げさせ、命中した銘柄でポートフォリオを組んでも、専門家が選んだポートフォリオと、さほど大差のない運用成果をあげられる」という猿のダーツ投げが取り上げられます。
これと似たようなことをやってみようということで、一昨年の3月に読んだジム・クレイマーの“ローリスク"株式必勝講座の中で書かれていた米国の推奨銘柄100社(※101だったが発売された時に1社買収されていた)について個人的にいいなと思った15社をピックアップして、1年後2年ごとパフォーマンスを確認していきました。
関連記事
約2年前に101社の中から15社ピックアップした米国株はS&P500を上回っているのか検証してみた前編
約2年前に101社の中から15社ピックアップした米国株はS&P500を上回っているのか検証してみた後編
100社から15社に厳選したつもりが、•キンダー・モルガン(KMI)が急落したり、リンクトイン(LNKD)がマクロソフトに買収されまして、昨年12月に上場廃止になっていたりと我ながらこのセンスはどうなんだという結果となりました。
この記事を書いたところ、レバレッジ投資実践日記のエルさんからtwitterで以下のコメントをいただきました。
エルさんの先週末時点でのポートフォリオを確認しますと15銘柄となっていました。
参照記事:米国株ポートフォリオ
ただ、この15銘柄だけを選んで比較するだけでは面白みがないと思いまして、ジム・クレイマーの推奨米国株から抽出したように、私の判断で選択したもののパフォーマンスはどうなるか?というのを今回は検証したいと思います。私のセンスが問われますねぇ・・
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国内株式

東洋経済はたまに一つの観点から企業のランキングを発表しておりまして、だいたい企業名が載っているランキングはあるものの、実際にそのランキングの上位の株価ってどうなっているの?と疑問に思うことがあり度々記事にしてきました。
関連記事
東洋経済調べの24年以上連続増収の日本企業の株価は好調なのか確認してみた
東洋経済調べ14年連続増益の日本企業9社の株価は好調なのか確認してみた
配当利回りが高いランキングトップ10の日本企業を確認してみた
12月期決算会社の高配当利回り企業の株価を調べてみた
今回、久々におもしろいランキングを見つけましたのでランキング上位の企業の株価について調べてみようと思います。
参照記事:「経常利益がケタ違いに伸びる」トップ100社
6月16日(金)に発売される『会社四季報』(2017年3集夏号)の最新データから、前期、今期、来期の3期にわたって2ケタ以上増収増益になる見込みの成長企業を抽出。今期の経常増益率が大きい順にランキングを作成した。
今回は三期にわたって2ケタ以上増収増益になる見込みの成長企業の中から、経常増益率が大きい上位8社についてTOPIXと比較してみます。
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オススメ本

昨年から呉座勇一氏の応仁の乱 - 戦国時代を生んだ大乱 (中公新書)が売れていて評判になっていますね。
私が小さい頃祖父がよく大河ドラマの再放送を土曜の13時から見ているのを覚えてまして、その影響で初めて見た大河ドラマって真田広之の「太平記」で、その数年後にあった「花の乱」も記憶があります。ただ、花の乱が視聴率含めてダメだったせいなのか、その後戦国時代を除いた室町時代の作品って見た記憶がないですね。
そんな大河ドラマでもあまり扱われていない応仁の乱関連書籍である新説 応仁の乱 (別冊宝島 2570)を読みました。
研究者の見解や対談など10名以上が出てきますけど、研究が進んだことで今まで学校で学んだ内容は大分差異が出てきているなと思いますね。
足利義政、日野富子に関してもイメージとは異なる行動を取っていますし、特に日野富子に関しては後世で大分イメージが変えられている印象を受けました。後、応仁の乱も戦国時代の契機となったとはいえ、その後の明応の政変で将軍が南朝北朝のように2系統になった影響の大きさも理解ができました。歴史においても最新の研究の内容を理解していくってことが重要だなと思いましたね。
まだまだ歴史に関して学べる部分がいっぱいあるなと思いましたね。そして、個人的にこの本から以下の印象を持ちました。
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移動平均線を用いた手法であり株式投資でもモメンタム効果に近いものが得られる投資法であるレラティブ・ストレングス。
それを主要な海外ETFの値動きに適用して確認し、移動平均線を見ながら相場の転換点が近いかを確認するのに役立てるというのがこのシリーズの主な目的です
概要と検証記事
レラティブ・ストレングスってナンだ!?
レラティブ・ステトレングスその2~検証編~
レラティブ・ステトレングスその3~調査結果の記録~
前回の結果は以下の通りです。
先月の記事:海外ETFのレラティブ・ストレングス改め移動平均投資確認2017年4月度編
ドル建てで先月はどうだったのか確認してみます。
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