
投資関連のブログを除いておりますと、これはおもしろそうというポートフォリオや運用手法などをみかけることもありますし、個別株やETFで気になるなと思うことも。
とはいえそれを100%真似をするかというとむしろ一部として組み入れるぐらいがいいのではないかと考えます。
競馬でも信用がおける予想家が進めている馬との組み合わせを追加して買うぐらいで、万馬券にありつくこともありますし。
個人的な性格でひねくれた面があるため、100%真似はしないですし、逆張り的なほうに行きたくなっちゃうんですよね。
投資で逆張り的なことというと空売りとかになるんでしょうけど、そこまでやるというわけではないですね。
投資における逆張りをうまく表している言葉をちょうどレイ・ダリオが発言していました。
レイ・ダリオ:ミレニアム世代への3つの勧め
1) 貯蓄について考えろ
2) 何に投資するか
3) 直観と逆に動け
アンソニー・ロビンズ 三笠書房 2017-10-20
上記3点は世界のエリート投資家は何を考えているのか: 「黄金のポートフォリオ」のつくり方の内容をレイ・ダリオ風にわたしも含めてミレニアム世代へ勧めている感じですが、とくに3番目の項目は投資においては一つの真理だと考えます。
「直観や群衆が言うことの逆をやらないといけない。市場は群衆を反映するものだからだ。」
もちろん100%逆にいっても外す可能性があるので注意が必要ですので、むしろ逆の部分同士を組み合わせるぐらいの考え方がいいのではと考えます。
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オススメ本

思えば大学生のときはいかにして単位を取るかということを優先していた典型的な日本の大学生という感じでしたね。
実家に帰省した時に教科書を見直してみると、社会人を紛いなりにもやってきた知識に重複する部部もあって勉強しておけばよかったなと思うのです。
もちろん研究室所属になってからは専門分野の研究をやって学会でも発表とかしましたけど、それ以外にも知識を積み上げておけばよかったと思うのです。
まぁ、投資だろうが仕事だろうが日々の知識のアップデートは必要となる時代だと思います。とはいえ現実的には歳を取るので記憶力は落ちていくわけで。
なのでよい学び方や知識を体系化をうまくやる方法はないかと考えていました。
ちょうどAmazonのランキングを見ていたら米Amazon 2017年ベスト・サイエンス書のLearn betterというのが売れてるし、求めてるものがあるんじゃないかということで読んでみました。
アーリック・ボーザー 英治出版 2018-07-19
タイプ的には残酷な成功の法則に近いものがあるかなと。しっかりとしたエビデンスのある手法を調査して、深い学びを得るステップを6つに分けて整理しています。
自己啓発本の内容を科学で分析して見えてきた成功の傾向とは?残酷すぎる成功法則を読んで - 関東在住福岡人のまったり投資日記
4月、5月となると年度末の忙しさから解放されてどうしても燃え尽き症候群になってしまいがちです。重度の5月病発症とまではいかないのですが、モチベーション上げるためなんでしょうか自己啓発本を1冊は読んでいる気が。...
この6つのステップは現実的に仕事を続ける意味でも必要かなということで整理してい見ました。
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海外ETF

出口治明氏というとライフネット生命の社長であり、経済誌にも頻繁に登場すると同時に、著書も多数ある方です。
最近経済紙関連で見なくなったなと思っていたら、大分県別府市にある立命館アジア太平洋大学の学長になってたんですね。
知人が別府にいるのでいろいろと話を聞いたのですけど、立命館アジア太平洋大学は留学生比率が開学以来初めて50%超えると同時に、世界で最高水準の教育を提供する教育機関としても高い評価(国際認証)を受けてるそうで、以前よりも評判がよくなってるそうです。
そんな出口氏は読書家としても有名で、世界史関連の流れをまとめた全世界史(新潮文庫)を今年出したので読んでみました。
上下巻あらゆる地域の歴史を切りまくった本なわけですが、中世以降で中国とインドが没落した理由が言及されていて、経営者視点から見てもこうなるのかと思いました。
狩猟→農耕→科学革命の流れで社畜は生まれた。サピエンス全史を読んで - 関東在住福岡人のまったり投資日記
本を購入するとなりますとたとえランキング的なもので上位にいたとしても、やはり自分の興味の範囲に近いものではないと手を出しませんし、引っ越してから図書館の質が上がったため借りて済ませるというのも選択肢の一つになります。ですので、購入の決断は図書館の予約の人数とかも鑑みることになります。そんな中、評判が高くて私の興味対象である歴史が絡んでいるサピエンス全史は、上下巻あるとはいえ購入して読み終えました。...
あと興味深かったのはスペインの没落理由です。
もともとイスラム教、ユダヤ教、キリスト教が混合していた状況だったのに、カトリックに確定してからユダヤ人がオランダなどに逃げて没落したというのは国際大学の学長の立場からして日本の大学に警鐘を促しているようにも見えました。
さて、この本さすが経営者なだけあって1700年以降要所要所の世界のGDPシェアが載ってるんですね。
この傾向をグラフにしてみて気になったことが1点あるんですよ。インドが思ったより復権していないということが。
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S&Pのセクター分類が変更されて、コミュニケーションサービスセクターが新設されます。MSCIも12月に再構成が完了しますので、これまでとはセクターごとの傾向も変わってくるでしょうね。
S&Pのセクター分類の変更内容が判明。コミュニケーションサービスセクターはGoogleとFacebookが半分を占める - 関東在住福岡人のまったり投資日記
昨年、2018年9月から「電気通信セクター」が廃止され、新たに「コミュニケーションサービスセクター」が新設されることが発表されていましたが、バロンズにその概要がまとめられていました。 ...
とはいえ今回再編があったのは、一般消費財、情報技術、消滅する電気通信という3つのセクター。
それ以外のセクターは従来通りとはいえ、以下のような景気循環との関連性の図も変化があるかもしれません。
引用元
さて、半年毎にセクター別のパフォーマンスを調べていますが、いままで詳細に調べていなかったのが資本財セクターです。
2018年上半期の米国セクター別パフォーマンスを確認 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
昨年は1年を通して株価が上昇傾向でしたし、ボラティリティも低位安定。上昇相場に慣れ切った状況で今年2月の株価の調整は、いまだニューヨークダウが2月初めの株価を超えてていない状況では、驚いた人も結構いるんじゃないかと。...
上半期はあまり冴えない状況でしたが、エンジン・飛行機・戦闘機・機械・戦車あたりの産業ですので、歴史や科学的なものが好きな人からしたら興味深いセクターです。
これまでは詳細を調べてきませんでしたが、セクターローテーションの図でいう資本財セクター(工業)は景気が強く金利が上がりつつあるけどそこまで高くない状況下では黄色の部分に注目したいなと。
ということで、バンガード・米国資本財サービスセクターETF(ティッカー:VIS)についてまとめてみました。
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海外ETF

リーマンショックから10年が経過しましたが、この間の経済的なものを見るとアメリカ以外の国は落ち込む時期があったため、アメリカ1強が進んだような印象があります。
欧州は10年前よりEUのまとまりとドイツの力が落ちた印象がありますし、日本はなんとか持ちこたえたものの東日本大震災で落ち込みましたし、中国も伸びているとはいえチャイナショックがありました。
新興国全般は原油価格の下落のダメージが大きかったですし。
アメリカの場合はAmazonを筆頭にハイテク関連が引っ張ったのが大きいでしょうね。
Amazonの時価総額の上昇っぷりを調べてみると想像以上だった - 関東在住福岡人のまったり投資日記
AIやビッグデータの活用で、ネット上から過去のデータを容易に入手できる環境が整いつつありますが、やはりデータを持っていて損はない時代はまだ続くんじゃないかと考えます。...
では、世界的に見て国やセクター別の比率はどういう変化があったのか気になりました。
iシェアーズのサイトで過去の構成銘柄を見ることができるんですね(参考記事)
世界的な株式のシェアを見る上では、先進国および新興国の大型および中型株式で構成されるiシェアーズ MSCI ACWI ETF(ティッカー:ACWI)が参考になるかなと。
ACWIの変遷から世界的な傾向も見れるのではないかということでまとめてみました。
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楽天証券が7月にバランス型ファンドを設定した後を追うようにSBI証券もバランス型ファンドを新規に設定します。
参考記事 >> SBIアセットから全世界株式+債券のバランスファンド登場。このタイプも競争激化か
昨年も楽天証券が楽天バンガードを発表したあとに、かぶせるようにSBI証券のEXE-iつみたて(現SBIインデックスファンド)を設定しましたので、完全に後手後手の印象を受けますが。
気になるのは7月に設定された楽天バンガードのバランスファンドの状況なんですよね。

運用開始2ヶ月程度で資産規模が1億程度のレベルです。バランス型ファンドの需要もいきつくところまでいってる印象ですが。
日本でそれなりに知名度のあるバンガードがセミナーなんかでもオススメしていた株式と債券の配分のバランスファンドなんですけどね。
販路の拡大がいまひとつ進んでいない印象がありますが、SBIインデックスファンドブランドとして競争激化しそうなバランス型ファンドに撃ってできたのは意外でした。
調べてみるとこのファンド、バランスの比率は変動させる方針ですのでちょっと他のファンドとは経路が異なる印象を持ちました。
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投資関連本

ファイナンス関連についてはいずれ個別株をやろうと考えてる人間ですので継続して学んでいきたいと考えています。
個人的にはいままで読んだ中でよかったのは「ざっくり分かるファイナンス 経営センスを磨くための財務」と「「儲かる会社」の財務諸表 48の実例で身につく経営力・会計力」ですね。
各企業の実例についてか書かれた箇所もあったので、トヨタやソニーに関しては見方が変わりましたからね。
とはいえ自分ではまだ理解が足らず知識不足なのが実感としてありますので、ファイナンス思考を読みました。
PL(損益計算書)脳をやめて将来への投資を重視する方向に舵を切るべきという主張なのですが、長期視野に基づいた投資や損切を上手くやった会社の例(リクルート、日立など)をわかりやすく解説してあってこれは他の人にもお勧めしたい本です。
とくにファイナンスをわからない人は巻末から「会計とファイナンスの基礎とポイント」という、ファイナンスに関する基本的な説明も書かれてますので初心者にとってもいい本だと考えます。
個人的に感想をまとめると3点ですね。
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投資関連のブログでもぼちぼちリーマンショックから10年という記事を見かけますが、あさって9/15はリーマンブラザーズ破綻から10年となります。
去年過去10年のデータにリーマンショックの時の情報が入った来るようになったと書きましたが、あと1年も経たないうちに米国株の過去10年のグラフは右肩上がりのグラフになります。
過去10年のデータにリーマンショックのときの情報が入ってくるようになって思うこと - 関東在住福岡人のまったり投資日記
ブログ開始から3年半経過しておりますが、当ブログがブログ開始のころからちょくちょく過去10年のデータを載せております。...
リーマンショック経験者の方々の言葉は重みがあるので、いまは違うというのではなく、伝わってる教訓を肝に銘じた方がよいかと考えます。
さて、わたしのようなリーマンショックから立ち直りつつある中、東日本大震災が起きた前後から投資を始めて、アベノミクス相場には乗れたという人もそれなりにいるかと。
2009年に始めた人には及びませんが、2010年~2012年に始めれた人は円安とアベノミクス相場にNISAの開始が重なって、順調に資産運用できてる人が多いでしょう。
チャイナショックが起きた数年前に新興国株式がマイナス20%ぐらいまで行きましたけど、当時から先進国株式はプラスの状態を維持していますから、リーマンショック級の暴落は経験してないわけです。
資産運用が順調にできていて、それなりに規模も大きくなりプラスな状況ではあるものの、暴落が来た場合に耐えれるかというと精神面での不安があると考えています。
過去データ見たらここは追加資金で投資と考えるものの、実際にそこで投資できるかというとわからない面もあるかと。
とはいえ、個人的には以下の2点はきちっとしておきたいと考えています。
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米国株

先日GAFAに続く5番の騎士となりそうな米国企業はどこ?ということで、GAFAに取り上げられてる企業を中心に見ていきました。
GAFAに続く5番目の騎士となりそうな米国企業はどこか? - 関東在住福岡人のまったり投資日記
Google、Apple、Facebook、AmazonのGAFAを4騎士に見立てた「GAFA 4騎士が創り変えた世界」を読みましたが、本の中では各社のリスクについても言及されています。とはいえ4社のなかでもAmazonはリスクが小さいんじゃないかという印象を持ちましたが。...
現実的にはマイクロソフトが5番目の騎士だと思いますが、どういうわけかGAFAの著者が入れてなかったNVIDIAも可能性があるのではないかと書きました。
twitterで以下のように回答したりしたんですけど、CPUよりも分散して計算処理できる(何十億という信号の並列処理が可能)ので、自動運転の車に搭載したりAI関連向きという話になります。
大学時代から研究やらでこのジャンルを追っかけたので、投資しておけよという話ではありますが・・
とはいえ半導体関連の企業を深く分析したり、株式を買ったりしているわけでもないですので、ちょうどいい機会なので他の半導体メーカーとの相関性とか調べてみようかなと。
というこでNVIDIAと他の半導体メーカーの株価の相関性や、半導体市場について調べてみました。
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セミリタイア

出張と夏季休暇による九州滞在も終わり関東に戻ってきているわけですが、関東よりも九州の方が(とくに福岡)酷暑ではあったものの、やはり地元の方が気持ちが落ち着くのです。
関東に戻ると仕事場に戻ってきた感じがあってモチベーションが夏季休暇のリフレッシュで上がっていたとしても、週明けの大量のメールなどでげんなりします。
理想をいうと半年だけ働き、半年旅人&プロサポーター的な生き方している村上アシシ氏なんかの生き方はあこがれますが、アクセンチュアでコンサルタント経験を村上氏がもってるからこそできるという側面があります。
半年だけ働き、半年旅人なプロサポーターの生き方 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
サッカーのワールドカップも日曜日に終わりましたが、やはりオリンピックとワールドカップは一度は生で見てみたいと思いますよね。...
ですので、参考になる点は参考にしつつも自分なりの道を探していく必要があります。
参考になる点を探すという意味で帰省中に「なるべく働きたくない人のためのお金の話」という本を読みました。
著者の大原扁理氏は25歳で都内週5休の隠居生活を始めて、いまは台湾に移住し海外でも隠居生活ができるか実験中だそうです。
これまでも数冊出版していて、cubさんのブログでもたまに紹介されていた記憶があり、個人的にどんな生活をしているのか気になり、購入して読んでみました。
「年収が下がるにつれて経済的不安からも解放される」というある意味解脱を経験をした人がお金について語った内容は非常に深く興味深いものでした。
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