投資信託

オルタナティブ投資という株式や債券などの伝統的な資産とは異なる資産への投資があります。いわゆる伝統的な資産とは異なる対象に投資するため代替投資とも呼ばれます。
具体的な投資対象としては、未公開株式やヘッジファンド、プライベート・エクイティ・ファンド、不動産、コモディティ(現物、先物)、デリバティブなどがあげられます。
投資対象は、株式や債券などとの価格連動性(相関性)が低いとされ、海外投資家の間では、分散投資先として一つの選択肢となっているそうです。
先日紹介した「お金を増やしたいなら、これだけやりなさい」の著者の大井幸子氏もオルタナティブ投資の運用について以下の言及がありました。
ノン・ランダムウォーク理論でミドルリスク・ミドルリターンを狙う!お金を増やしたいなら、これだけやりなさいを読んで - 関東在住福岡人のまったり投資日記
投資関連の本を探して1ヶ月に1冊は読んでいるという実感はあるのですが、なかにはこれ酷いだろというものも半年に1冊くらいは引くことがあるんですね。...
著者はアセットマネジメント業界の経験もあり、実際にアセットマネジメント業界では、オルタナティブ商品を組み込むのが一般的だそうです。
しかし、オルタナティブ関連の投資商品は最低投資金額のハードルが高いため、ポートフォリオに組入れる資産同士の相関性をなるべく低く保つポートフォリオの構築を推奨しています。
本を読んでいてオルタナティブ投資をするファンドとして思い浮かんだのが2つのGCIエンダウメントファンドです。
リスク資産のウエイト大のGCIエンダウメントファンド(成長型) AC311159とリスク資産を抑えたGCIエンダウメントファンド(安定型) AC312159がありまして、オルタナティブ投資というと個人的に着目しているファンドです。
GCIエンダウメントファンド(成長型)とGCIエンダウメントファンド(安定型) - 関東在住福岡人のまったり投資日記
エンダウメント投資戦略を読んで昨日紹介した山内英貴氏のエンダウメント投資戦略という本。その中で山内氏のGCIアセット・マネジメントは新しいファンドを準備中と書いてあったのですが、どうやらそのファンドが販売開始になっていたようです。...
この2つのファンドの現状がどうなっているのか気になったので確認してみました。
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月次分配金歴

Jリーグをよく見るようになったのは海外リーグのように頭抜けたチームがなく混戦模様で、降格争いやJ2の昇格争いが面白いのがあるからだと思います。
とくにJ2降格とJ1昇格は選手生命やチームの経営に多大な影響を与えるため、スタジアムの雰囲気はすさまじいものがあります。
今年のJ2は最終節で優勝の可能性ありのチームが4チーム(松本、大分、町田、横浜FC)で、最大4枠の昇格プレーオフ圏内である6位以内を争っていたのが3チーム(東京V、福岡、大宮)という状況。
おまけにスタジアムの環境整備などでJ1の昇格の資格がない町田が上位に食い込んでいて且つ、最終戦が負ければプレーオフ圏外7位の可能性がある東京Vということで複雑な情勢でした。
地元のチームが絡んでいることもあり、BS1とDAZN2元の3元中継(途中競馬中継をテレビ2元やってたので4元)の状況でした。
各試合すべて1点差以内の決着で、残り5分から試合が動く状況で最後は優勝も自動昇格も引き分けのチームが昇格という結果に。
そしてJ1昇格の夢を絶たれたのが地元のチームというのがなんともいえない結末に・・
まぁ、シーズン後半からずるずる6位に落ちて最後に7位ですから覚悟はできていたわけですが。
これもサッカーという話ではありますが、J2に落ちてくるチームも含めて戦力の引き抜きにも怯えながらのオフシーズン入りなのは本当に冬になったとしかいえない状況です。
さて本題に戻りまして、今月の分配金は以下の通りです。
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お金を増やしたいなら、これだけやりなさい!を読みまして、個人的に興味をもったのが「じぶんちポートフォリオ」です。
ノン・ランダムウォーク理論でミドルリスク・ミドルリターンを狙う!お金を増やしたいなら、これだけやりなさいを読んで - 関東在住福岡人のまったり投資日記
投資関連の本を探して1ヶ月に1冊は読んでいるという実感はあるのですが、なかにはこれ酷いだろというものも半年に1冊くらいは引くことがあるんですね。...
非効率的な市場が発生する確率が5%程度あるため、「市場は非効率的である」という前提に立ち、危機における損失を最小化するために、なるべく市場動向と低相関のポートフォリオを構築するという方針で運用をしていくという方針は個人的に賛同します。
そのじぶんちポートフォリオですが、過去のデータからリスク、リターン、シャープレシオを計算して、リターンが5~7%、リスクが10%というところを狙って以下の比率を推奨していました。
外国株式 30%
外国債券 10%
国内株式 20%
国内債券 30%
金 10%
金を10%組入れているあたり、レイ・ダリオの黄金ポートフォリオにも通じるところがあるように思いますね。
レイ・ダリオの「黄金ポートフォリオ」について海外ETFを使って検証してみた - 関東在住福岡人のまったり投資日記
先日、世界のエリート投資家は何を考えているのか: 「黄金のポートフォリオ」のつくり方の感想の記事を書きましたが、その中で特に気になっていたのが、レイ・ダリオが紹介していたオール・シーズンズ戦略の「黄金ポートフォリオ」についてです。...
では、実際のファンドに投資をした場合にどうなるか?って気になるところです。
投資先としては海外ETFを使ってる場合が多いので、海外ETFを使ってポートフォリオを作って検証してみました。
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海外ETF

アメリカの中間選挙が終わって相場も落ち着くかと思いましたが、天気でいうと曇りな状況が続いています。
慌てふためく時期ではないとは思いますが、市場サイクル的に下に向かう可能性もあると考えますので、動向をじっくりと観察したいなと。
市場サイクルの動向を確認する上で、個人的にはアメリカの著名投資家のポートフォリオは参考にしていいます。
だいたい1ヶ月半くらい遅れて開示になりますが、1ヶ月半前の状況と現状を照らし合わせると見えてくるものもあります。
2018年9月時点での各投資家のポートフォリオが今週開示されてきていますが、個人的に参考になるかと思うのはレイ・ダリオ率いる世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエーツですね。
ポートフォリオ内でETFの比率が高く、米国株、米国外先進国株、新興国株を組み合わせていますし、債券や金にも分散しているので、インデックスファンドやETFで投資をしている人にも参考になるかと思います。
レイ・ダリオのポートフォリオは相変わらず新興国株式の比率が高いが、じりじり比率を下げている状況 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
トルコの問題で新興国の株式がにわかに騒がしくなりつつあります。バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(ティッカー:VWO)も先週記事にしたときは年始からマイナス8%ぐらいでしたが、さらに下がって先週末は年始からマイナス11%まで下がりました。...
川上 穣 日本経済新聞出版社 2017-05-02
経済は機械のように動くという思考に基づいて、状況に応じてポートフォリオ内の比率を大きく変化させるので、一時期は新興国株式が7割近くまでいってました。
9月の時点で金利の上昇と小型株が下落を始めてたという、経済が機会のように動いてサイクルが変わりそうな予兆が見られましたが、9月時点のポートフォリオはどうなっていたのか?確認してみました。
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投資関連本

投資関連の本を探して1ヶ月に1冊は読んでいるという実感はあるのですが、なかにはこれ酷いだろというものも半年に1冊くらいは引くことがあるんですね。
とくに今年一番酷かった本は、他の本とネット上にある内容のパクリといって差し支えないものでした。外国人が書いた本ということでごまかせてると思ったのかなぁという感じでしたが。
それから半年も経ってないのに「日本のインデックス投資は40年古い」と帯に書かれた本を見つけたんですね。
気になる一方帯が煽ってるんじゃないかと思いまして、一応調べて現代ビジネスにも著者の記事を見つけて、これは問題ないだろ思って買ったのが「お金を増やしたいなら、これだけやりなさい!」です。
結論から言うと投資の初心者にわかりやすくかかれてますし、20代30代が投資をする上で、コストの安いETFやインデックスファンドや、NISA、iDeCoといった制度も説明されていて良い本だと思います。
じぶんちポートフォリオについては参考になる部分も多いなと感じましたね。
日本のインデックス投資は40年古いと書いてあった本のおすすめポートフォリオを検証してみた - 関東在住福岡人のまったり投資日記
本日週明け午前中の顧客先の要件のため出張中です。出張先のお供にということで先週本屋で投資関連の本を探していたら、思わず目に留まった本が。日本のインデックス投資は40年古い!と見出しが気になりましたね。...
著者の大井幸子氏はムーディーズやリーマンブラザーズに在籍経験があり、30年以上金融関連に関わられている方です。
オルタナティブ投資にも精通していて論文や記事、著書多数の人で、いまは設立した会社で投資助言業務も行っているそうです。
ちなみに漫画も所々挿入してあって、著者が以下ように描かれています。CV:田中敦子感。

個人的に本の中では、大井氏が提唱するノン・ランダムウォーク理論というのが一番印象に残りました。
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米国株

リーマンショックは経験してないけど、その後から投資を始めて投資の成績はプラスという20代後半から30代って、確定拠出年金やNISA、iDeCoの普及もあって結構いると思うんですよね。
ただ、そこから始めたということでリーマンショックを経験してない人間からすると、このまま上がり続けると積極的に投資をする人も居るとは思いますが、ここから下がるのではないかと考える人もいるでしょう。
実際、去年が右肩上がりだった状況で、今年は大きく株価が下がる局面が2月と10月にあって、値動きもはげしくなっていますので、このまま上がるかというと否定的な意見が多くなるかもしれません。
景気に関してはやはりサイクルがありますので、株価の値動きが激しくなったときこそ、現在に至る過程がどうだったか、そして今後どういう可能性があるか市場サイクルを考えることが必要かなと感じてます。
その意味でちょうど株価が調整したあとでハワード・マークスの「市場サイクルを極める」が出版されたのはいいタイミングだったかなと。
ハワード・マークス 日本経済新聞出版社 2018-11-01
投資哲学の本ですので万人向けのものではありませんが、相場が不安定になったときこそ読むべき本だと思いました。
個人的にささるものがかなりありましたので本に関しては後日まとめるとして、市場サイクルについては自分なりの考えるきっかけになりました。
ということで自分なりに現在の市場サイクルについて考えをまとめてみました。
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セミリタイア

日曜の夜に家にもおらず客先の出張に備えて前日入りという状況下では、どうしても仕事やるってなんぞやということを考えてしまいます。
普段日曜にやってる掃除洗濯家事全般をやりませんし、普段とちょっと違う状況下ではやることが限られてきます。
貯蓄と倹約を優先して早期に経済的自立と早期退職を実現するFIREという生き方に関する記事が昨年からちらほら見かけておりました。
先週はウォールストリートジャーナルでも記事になっていたので、ブログでもこの話題を取り上げている人が結構いました。
貯蓄と倹約が最優先:40歳引退を狙う米国の若者
FIREはFinancial Independence and Retirement Earlyの略で、節約を重視し家計を最小限に抑えることをスリム、資産を増やし投資収益を大きくすることをファットとタイプわけもされているそうです。
記事中のシルビアさんの目標は40歳までに200万ドル(約2億数千万)貯めてリタイアするために、税引き後の所得の7割を貯蓄に回している模様。
7割という数字を見て三菱リーマンさんを思い浮かべたのは私だけではないでしょう。
ただ、実際の生活は三菱リーマンさんよりも節約に突き抜けていてきつそうな印象を持ちましたね。
- 食費は月75ドル以下に抑制すべく、茶色いバナナなど廃棄直前の食品を選好
- 娯楽費節約すべく、Netflixは友人アカウントを借用
ここまで極端な人はアメリカでも少ないと思いますが、FIREというコンセプトに特化したオンラインフォーラムのフォロワー45万人以上だそうで、
近い考えを持つ人は多いんでしょうね。
もちろんこの生き方に賛否両論あるかと思いますが、今までとは労働環境と年金環境が変わる中では、
この考え方が出てくるのは仕方ないと思うんですよね。
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投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018
今年で4年連続の投票になります。
今年もつみたてNISA効果でファンドの低コストかが進みましたし、新たなファンドも多く登場しました。トップ3は変動があるかと思いますね。
「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017」に投票しました。 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017」今年で4年連続の投票になります。今年はつみたてNISA効果でファンドの低コストかが進みましたし、新たなファンドも多く登場しましたので、何がトップ3になるかは予想しにくい面もあるかと思いますね。...
投票に関しては割とまようことなく2つのファンドに決めました。
ちなみに今回投票したファンドですが・・
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移動平均線を用いた手法であり株式投資でもモメンタム効果に近いものが得られる投資法であるレラティブ・ストレングス。
それを主要な海外ETFの値動きに適用して確認し、移動平均線を見ながら相場の転換点(BUYシグナル→SELLシグナル、SELLシグナル→BUYシグナル)が近いかを確認するのに役立てるというのがこのシリーズの主な目的です。
概要と検証記事
レラティブ・ストレングスってナンだ!?
レラティブ・ステトレングスその2~検証編~
レラティブ・ステトレングスその3~調査結果の記録~
前回の結果は以下の通りです。
好調な米国小型株が9月から下がり始めてるのが気になる。海外ETFのレラティブ・ストレングス改め移動平均投資確認2018年9月度編 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
移動平均線を用いた手法であり株式投資でもモメンタム効果に近いものが得られる投資法であるレラティブ・ストレングス。それを主要な海外ETFの値動きに適用して確認し、移動平均線を見ながら相場の転換点(BUYシグナル→SELLシグナル、SELLシグナル→BUYシグナル)が近いかを確認するのに役立てるというのがこのシリーズの主な目的です。...
ドル建てで先月はどうだったのか確認してみます。
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海外ETF

本日週明け午前中の顧客先の要件のため出張中です。
出張先のお供にということで先週本屋で投資関連の本を探していたら、思わず目に留まった本が。
日本のインデックス投資は40年古い!と見出しが気になりましたね。
とはいえこういうタイトルを見るとアクティブとかレバレッジとかの話になりそうですが、書いてある本はiDeCoやつみたてNISA向けの内容が書かれていますし、インデックスファンドとETFを使ったシンプルな投資法です。
詳細は後日別記事にしますが、その中でおすすめポートフォリオが2つ紹介されていました。
とくに月々1000円から始めれるポートフォリオはここまでシンプルなのかと思う内容で、逆にこれを具体的なファンドで運用するとどういうパフォーマンスになるか気になりました。
ということでおすすめポートフォリオの別称「じぶんちポートフォリオ」について過去のパフォーマンスを確認してみました。
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