投資関連本

ようやく1月が終わりそうですが、結局2週目あたりから仕事が本格化してくると、いらんストレスが溜まってきてもやもやとした感じになります。
3週間経っていろいろと動向が変わる仕事に振り回されてます。
そういうもやもや感を緩和する本としていいんじゃないかと前から目をつけていた「Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法 」を読みました。
ロルフ・ドベリ/安原 実津 サンマーク出版 2019年04月01日
著者のロルフ・ドベリ氏はスイス航空会社の子会社数社にて最高経営責任者を歴任後、ビジネス書籍の要約を提供する世界最大規模のオンライン・ライブラリー「getAbstract」を設立。
この本は並行して行っている執筆活動の一環としてドイツ、スイスなどのさまざまな新聞、雑誌のコラムをまとめたものです。
膨大な研究結果をひもときながら、「よい人生」を送るための52の思考法を本書で明らかにしているのですが、結構ページ数はあるんですけど、すんなり読めます。
読み終わったと、いろいろと心が落ち着いたというか、自分が不安に思ってる点とか割と多少は晴れ間が見えてきてすっきりした感じになります。
で、この本は当然著名人の名言が出てくるのですが、投資家の名言もかなり載ってるんですね。バフェット、マンガー、ハワード・マークス。とくにマンガーはかなり載ってる。
投資をする際のメンタルに役立つ項目多いですし、個人的には投資家にもオススメできる一冊だと考えます。
以下、備忘録的に印象に残った項目をまとめてみました。
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情報、通信、暗号、データ圧縮、符号化など今日の情報社会に必須の分野の先駆的研究を残し、「情報理論の父」と呼ばれている、クロード・シャノンの伝記を読みました。
ジミー・ソニ/ロブ・グッドマン 筑摩書房 2019年06月27日
数学者でありながら、工学的なものに対する興味を失うことなく、機械いじりに終生こだわり、ジャグリングなどの遊びにも興味を抱いたり、考えついた案を論文化するのを嫌がってもっと新しいことを発見していたのではないかといわれる人物です。
ベル研究所とMITで活動していましたが、30代で名声を確立させたあとは、ほとんどが余生で迷路を解く電子マウスなどおかしな機械をつくったりしています。
70年前にチェスのコンピュータを作っていたり、MITで同時期にいたエドワード・ソープ夫妻とカジノで必勝法を実践した際に使ったものは世界初のウェアラブルコンピュータだったとのこと。
エドワード・O・ソープ/望月 衛 ダイヤモンド社 2019年04月05日
そんなクロード・シャノンはエドワード・ソープ同様、投資に関しても熱中していたようです。
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4分の1貯金法

本多静六氏の著書の影響をもろに受けまして、
4分の1天引き貯金法を実行するべく毎月まとめていっております。
個人的なルールは以下に記載しています。
4分の1天引き貯金法の記事:4分の1天引き貯金法を出来ているか確認
12月の結果は以下の通りです。
前年比8%増で2019年の収入は過去最高を更新した。4分の1天引き貯金法確認(2019/12月編) - 関東在住福岡人のまったり投資日記
本多静六氏の著書の影響をもろに受けまして、4分の1天引き貯金法を実行するべく毎月まとめていっております。個人的なルールは以下に記載しています。...
今年は暖冬という話でしたが、週末から一気に気温が下がってます。
いま住んでいる場所の日照時間が非常に短い場所なので、前住んでいた場所のように風が強すぎるという難点は解決しても・・という感じです。
備え付けのエアコンがちょっと古いので電気代冬だけ跳ね上がるんですよね。
おまけに職場は暖房無茶苦茶効いていて、乾燥がつらいレベルのところしか行かないので余計に辛い。
暖房と冷房に関してケチって体調崩したら意味がないので、寝るとき付けっぱなしのことも結構あるのですけど、エアコンなんとかならんかなと。
2010年製造なら大丈夫だろうと思ってたら電気代が想像以上に高いので、もっと新しい方がいいのでしょう。
さて本題に戻りまして、今月の結果は以下の通りです。
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海外ETF

先日「勝ち組投資家になりたいなら統計を読め」について記事を書きましたが、いまでも通じることが書かれてあって、個別株や新興国に投資する人はとくに満足させるものがあると思いました。
「人口関連」と「イノベーションのサイクルの5ステップ」に関してはこれは取り入れたいと思わせるものがありましたが、もう1点心に残ったのは「人口動態から浮かび上がるイノベーション」。
5年以上経っても色あせない、勝ち組投資家になりたいなら統計を読め - 関東在住福岡人のまったり投資日記
投資関連の本は月に1冊は読むようにしていますけど、年末にかけてタレブやらハラリの本も出てなかなか読む機会がありませんでした。そんな中で、投資ブロガーで信用している人がオススメしていた「勝ち組投資家になりたいなら統計を読め」を読みました。...
次世代投資の対象となる三つのイノベーションとして、「成熟社会のイノベーション」「エネルギー・資本確保のイノベーション」「食品・水のサプライチェーンのイノベーション」を担う企業をあげていました。
このうち成熟社会のイノベーションはブランド社会や健康、隅々に浸透する情報技術ということでこれは進んでいます。
エネルギーに関しては蓄電技術やシェール関連が伸びしろとなるかなと思いますね。
その中で世界の人口があと数十年増えることを考えると、一番見落とされがちですが、重要となり得るのは「食品・水のサプライチェーンのイノベーション」かと。
とくに水関連は面白いかと思うんですよね。先進国だと飲料はブランドとして売ることもできるでしょうし。
水関連の事業やってる全世界の企業に投資するETF(PIO、IH2O)があるので現状を調べてみました。
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確定拠出年金

確定拠出年金が開始されて4,5年経ちました。引き続きたんたんと拠出されたお金を一定額積み立てております。
まだ運用を始めて数年の状況ですが、運用結果の報告を毎月末に報告しています。先月の結果は以下の通りです。
株高で初回以来の運用利回りが5%を超えた。拠出年金運用状況2019年12月編 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
確定拠出年金が開始されて数年経ちました。引き続きたんたんと拠出されたお金を一定額積み立てております。まだ運用を始めて数年の状況ですが、運用結果の報告を毎月末に報告しています。...
確定拠出年金は以下の構成比率でひとまず運用をしております。
国内債券 40%
国内株式 10%
外国債券 10%
外国株式 40%
債券対株式が50:50、円建対外貨建が50:50となってます。 今月の成績はどうなっているのでしょうか?
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HDV

私のNISA枠使用の際に株式ではコアになってる、iシェアーズ米国高配当株ETF(ティッカー:HDV)は銘柄の入れ替えも比較的多く、セクターの比率も変動が結構あります。
ということで前回からどれくらい変化があったのか確認していきます。
たばこ完全排除かと思いきやフィリップモリスが復活。iシェアーズ米国高配当株ETF(HDV)定点観測 2019年7月 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
私のNISA枠使用の際に株式ではコアになってる、iシェアーズ米国高配当株ETF(ティッカー:HDV)は銘柄の入れ替えも比較的多く、セクターの比率も変動が結構あります。ということで前回からどれくらい変化があったのか確認していきます。...
最近は分配金に関してもかつての年間通した一定の金額ではなく、変動が上下に激しくなっています。
ただ、株高の状況でも配当率は3.5%程度と高めを維持しています。
定期的にダイナミックに組入れ上位の企業の入替えが発生しますので、現状を確認してみました。
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SBIアセットマネジメントがSBI・バンガード・S&P500販売記念に、eMAXISシリーズの三菱UFJ国際投信と同様のブロガー交流会を開催ということで、年末に参加者の募集をしてました。
ダメ元で申し込んだら当選してしました(抽選だった模様)。
仕事もちょうど来週まで落ち着いた状況だったので(珍しく定時退社しようとしたら、誰もやりたがらない3月の仕事を上司が振ってくるという喉の痛みを悪化させることもありましたが)、六本木のSBI本社まで行ってきました。
主なプログラムとしては以下の通り。
- 梅本社長挨拶
- 米国投資環境とSBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドのご案内
- バンガード社紹介並びにバンガード社の投資哲学について
- 質疑応答並びに意見交換会
事前に聞かされてた時間配分よりも質疑応答と意見交換会が長くなった印象ですが、水瀬さん筆頭に知識は豊富な人が多めだったのでそれに合わせたんじゃないでしょうか?
SBIアセットマネジメントのブロガー交流会に参加 | インデックス投資で長期縦走へ
SBI・バンガード・S&P500などを運用するSBIアセットマネジメント。初開催のブロガー交流会に参加してきました。SBIAMの社長自らが語ってくれて面白かったです。この記事では、SBIアセットマネジメントのブロガー交流会の概要と感想を書いていきます。
わたしの認識違いの可能性もあるので、細かいところまでメモってたように見えた青井さんのブログでも確認した方がよいでしょう。
個人的にメモった内容と感想などをまとめると以下の通りです。
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投資関連本

アニメとゲームを大人になってもやってる人は・・という思想はわたしが小学生くらいの25年前頃はあったと思いますけど、2008年あたりを境目にいまではすっかり市民権を得たと思います。
もちろんテレビ離れが進んだことと、2008年頃にはニコニコが勢いある時代でしたし、ハルヒ、コードギアス、マクロスF、けいおんあたりの作品の役割も大きかったと思いますね。
そんなアニメに関しては大学以降は毎クール1本は見てるだけに、海外展開の動向や今後について気になります。
ということで、個人的に今後の動向は知りたいと思いまして、まさにぴったんこなタイトル「オタク経済圏創世記」を読みました。
著者の中山氏はバンダイナムコなどの前線で活躍した後、ブシロードインターナショナル社長として海外展開を担当しています。
バンダイナムコやブシロードでコンテンツビジネスの最前線で経験したことをベースに、アニメやゲームなどの産業の現状や競争要因を分かりやすく解説しています。
アニメ・ゲームの流行に関しても変化が現れていると同時に、5G時代の新戦略やオタク経済圏はブルーオーシャンという意見は非常に興味深かったですね。
読み終わって、アニメ・ゲームとスポーツの市場価値は今後更に上がると思いました。
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投資関連本

個人的にいま住んでいる場所は程よく事務所と都内に出やすい一方、通勤時はバスと電車使っても両方地獄という状況なのが、欠点であると認識しています。
一応帰宅時はそこまでないのですけど・・
加えて繁栄していて利便性の高い最寄り駅の周りにスーパーや病院などが集中しているので、そこまで歩くのに10分以上。
国枝栄調教師を見習って既に3ヶ月以上1日1万歩歩いてるので歩くという意味で悪くないものの、病院行くのが土曜なので、買い物のまとめてとなると病院で待ってる時間とか含めてもっと効率的にできんのか?と強く思うんですよね。
そんなことをもやっと考えている中、「2025年、人は買い物をしなくなる」というタイトルに惹かれて読んでみました。
望月智之 クロスメディア・パブリッシング 2019年11月
著者の望月智之氏はデジタルマーケティング支援を提供している会社の創業者です。
本の内容としては、消費者視点、企業視点、過去の歴史(百貨店と個人経営店→GMS→カテゴリーキラー→ショッピングモール→EC)と現在の状況、これから先の予測まで総合的に語られていて、小売業界が今後どういう変遷をしていくかがわかりやすかったですね。
個人的に小売やアパレル絡みの書籍を昨年数冊読んだだけに、その情報を含めて印象に残ったことをまとめると以下の3点ですね。
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Financial Independence(経済的自立)とRetire Early(早期リタイア)を短期で実現した「FIRE 最速で経済的自立を実現する方法」は、著者が5年で100万ドル稼ぐほどのスペックを持ってた点で万人にあてはまるものではないでしょう。
ただし、どうやってアーリーリタイアをするかという意味では、やはり投資のための種銭を作るために節約と稼ぐことを両立しなきゃいけないことをよく表現できているかと思います。
わたしはあそこまで突き詰めて節約したらストレスになるでしょうから、比較的期間をもってというプランで行きますが、どうしても仕事が嫌という場合は、試してみる価値はあるかと思います。
グラント・サバティエ/岩本正明 朝日新聞出版 2019年12月20日
FIRE 最速で経済的自立を実現する方法はセミリタイアやアーリーリタイアを目指す人にとってのバイブルになるかもしれない - 関東在住福岡人のまったり投資日記
FIREとは、Financial Independence(経済的自立)とRetire Early(早期リタイア)の頭字語で、去年は経済紙のオンライン記事なんかでもちらほら取り上げられるようになってきました。ただ、日本でFIREに関する書籍があるかというと、個人レベルで出版している人はいますけど、バイブル的な1冊というと個人的には見かけない印象です。...
ただ、個人的に考え違ったのは「毎日自分の純資産を確認する」ということですね。
毎日、毎週、毎月、毎4半期、毎年確認することがあげられていて、副収入や不労所得が毎週に書かれてたので、純資産は投資向け資産中心と考えていいでしょう。
個人的には投資などの純資産も週1回でも十分だと思うんですよね。
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