投資関連本

アダプティブ・マーケットを先日紹介しましたが、適応的市場仮説は心理学や神経科学の考えを取り入れてますので、投資に関しても神経的・心理学的な考えを取り込んだ本を読みたいなと思ってました。
アンドリュー・W・ロー/望月 衛 東洋経済新報社 2020年05月29日頃
ちょうどパンローリングで「行動科学と投資」というぴったりな本が出てましたので、購入して読んでみました。
ダニエル・クロスビー/長岡半太郎 パンローリング 2020年06月
著者のダニエル・クロスビーは心理学と行動ファイナンスの専門家で、主要経済誌にも寄稿している博士です。
本を読んでいてセントルイス・カージナルスの熱狂的ファンというのがわからなくもない考え方が出てくる印象を持ちますが、富という言葉を総体的にとらえて、富と知識を積上げる意味で重要なことが書かれてる本だと思います。
個人的に印象に残ったのは以下の3点ですね。
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インデックスファンドかアクティブファンドかという論争がありますが、インデックスファンドの資産がどんどん増えていく傾向は今後も続いていくでしょう。
NISA的な制度や確定拠出年金のような制度は今後より重視されていく方向になるでしょうし。
そんな中、インデックスファンドの構成に関して規制しようという話を本で読みまして、欧米ではこういう意見もあるんだなと思いましたね。
読んだ本は「ラディカル・マーケット 脱・私有財産の世紀」。
エリック・A・ポズナー/E・グレン・ワイル 東洋経済新報社 2019年12月20日頃
未来社会へのアイデアとしてオークション型の資本主義を提案していて、私有財産は否定され、必要な者同士がシェアする仕組みが未来社会における資本主義の原理となることを説いた本です。
おもに5つの政策が提案されていて、①所有権の部分共有による切り崩し、②投票制度の改革、③移民制度の改革、④機関投資家の力の切り崩し、⑤データを労働力としてみる です。
内容は一理はあるんですけど、②の投票制度の改革なんかは、まだ選挙期間中じゃなかった6月、職場での仕事中にあまりにもうるさい某赤い党に切れ気味の人が選挙期間調べたら違反じゃないのか!というのを見たので、流石にどうかと思いました。
全般的にラディカル(急進的)な提案なのですが、④の機関投資家の力の切り崩しの点は、ヘッジファンドの規制のことかと思ったらそんなに甘いことはない。
むしろインデックスファンドの中身の規制まで踏み込んだ内容だったんですね。
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4分の1貯金法

本多静六氏の著書の影響をもろに受けまして、
4分の1天引き貯金法を実行するべく毎月まとめていっております。
個人的なルールは以下に記載しています。
4分の1天引き貯金法の記事:4分の1天引き貯金法を出来ているか確認
6月の結果は以下の通りです。
予想外の収入増は夏~9月にかけての備えに取っておく。4分の1天引き貯金法確認(2020/6月編) - 関東在住福岡人のまったり投資日記
本多静六氏の著書の影響をもろに受けまして、4分の1天引き貯金法を実行するべく毎月まとめていっております。個人的なルールは以下に記載しています。...
さて、今月の結果は以下の通りです。
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通院やら私用やら年休で休んだ日はあったのですけど、それはやらなければならないことがあってバタバタしたものでしたので、なかなかゆっくりできませんでした。
なので4連休はほんとゆっくりできた感じがって、一休みできた感がありました。
比較的のんびりしていたのですが、以下のtweetを読んだときは投資をする上で配慮したいなという気持ちを持ちましたね。
現状の相場は、確かに急回復過ぎるという警戒感はあるのですけど、これからワクチンが開発されて経済がさらに正常化するというプラス面が大きいので楽観的な考えも増えてきてるかと思うんですよね。
ただ、歴史的に考えるとどうなのか?と思いまして、コロナショック後を考えると、注意しなければならない点はあるかと考えます。
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確定拠出年金

確定拠出年金が開始されて5年経ちました。引き続きたんたんと拠出されたお金を一定額積み立てております。
運用を始めて5年の状況ですが、運用結果の報告を毎月末に報告しています。先月の結果は以下の通りです。
確定拠出年金は以下の構成比率でひとまず運用をしております。
国内債券 40%
国内株式 10%
外国債券 10%
外国株式 40%
債券対株式が50:50、円建対外貨建が50:50となってます。 今月の成績はどうなっているのでしょうか?
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海外ETF

世界各国のPER、PBRをまとめて4ヶ月経ちましたが、個人的に調べていて新しい発見がありますので、毎月まとめていこうというシリーズです。
6/18時点での世界各国のPER、PBRをiシェアーズのETF使ってまとめてみました - 関東在住福岡人のまったり投資日記
世界各国のPER、PBRをまとめて3ヶ月経ちましたが、個人的に調べていて新しい発見がありますので、毎月まとめていこうかなと考えています。...
コロナに関しては欧州が結構ポジティブになっておりますが、新興国では感染拡大が止まらない国も出てるので、その影響がどこまで現れてるのか気になるところです。
というわけでiシェアーズの各国のETFを使って、世界各国のETFのPER(株価収益率)、PBR(株価純資産倍率)を調べてみました。
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HDV

私のNISA枠使用の際に株式ではコアになってる、iシェアーズ米国高配当株ETF(ティッカー:HDV)は銘柄の入れ替えも比較的多く、セクターの比率も変動が結構あります。
ということで前回からどれくらい変化があったのか確認していきます。
P&Gが外れて、AT&Tが復活。iシェアーズ米国高配当株ETF(HDV)定点観測 2020年1月 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
私のNISA枠使用の際に株式ではコアになってる、iシェアーズ米国高配当株ETF(ティッカー:HDV)は銘柄の入れ替えも比較的多く、セクターの比率も変動が結構あります。...
今年は株価が大きく下がって超えそうだった100ドルの壁も遠くなりにけり状態ですが、妙に分配金が多い状況。
現時点の配当率は4%を超えていて、例年分配金が多い9月への影響がどうなるのか気になるところです。
定期的にダイナミックに組入れ上位の企業の入替えが発生しますので、現状を確認してみました。
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海外ETF

5月と比べて7月は仕事面でのストレスが相当たまってはいるんですけど、それでもメンタル的になんとかなってるのは、個人的に趣味の1つのスポーツ観戦が行えるっていうのが大きいかなと思ってます。
日本国内だけでなく、F1や欧州サッカーといったところも正常化しつつあるのもいいですね。
シーズンが打ち切りになったリーグも来シーズンは開始できそうな情勢ですし。
あらためてスポーツ界にとって欧州は大きいと思うのですが、こと株式で見るとピクテが出してた以下のtweet見ると直近50年で日の目を見ておりません。
もちろんドイツとかイギリスって国単位で見るといい時代もあるかもしれませんが。
こういうデータを見ますと、ひねくれ者なわたしは逆張りをしたくなりますし、米国外の先進国は評価が低いものの、日本株や欧州株も捨てたもんじゃないと考えてます。
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オススメ本

ファクトフルネスに関しては以前紹介しましたが、コロナによる緊急事態宣言が出たあたりから再び経済関連のジャンルの売上で1位になることも増えています。
個人的にテレビだろうがネットだろうがおかしな情報も結構あるわけですから、この本が売れるのも納得です。
ハンス・ロスリング/オーラ・ロスリング 日経BP 2019年01月12日頃
そのファクトフルネスの内容をさらに踏み込んで補強して上下巻にまとめられたのが「21世紀の啓蒙」になると思うんですよね。
読み応えありますけど、個人的にはコロナの時代だからこそ読むべきないようかなと思いましたし、ビル・ゲイツが絶賛するのも納得の内容です。
スティーブン・ピンカー/橘 明美 草思社 2019年12月18日頃
著者のスティーブン・ピンカーは実験心理学者、認知心理学者で、「暴力の人類史」などの著作も有名です。
どうしてもこの状況で暗い気持ちになりがちですが、とはいえ長期的に見ると世界はいい方向に向かってるという思考は持っておいた方がいいなと思わせるものがありました。
個人的に印象に残った点をまとめると以下の2点ですね。
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セミリタイア

土曜の夕方に三浦春馬自殺のニュースを知りました。
いろいろと憶測は流れていますけど、個人的にはコロナの影響もあると思うんですよね。
ただでさえ暗い話題が多い状況で、自分の仕事に影響が及んでコントロールできなくなるって、先が見えなくて不安になり精神的にきついものがあります。
これに他の要因とか重なってくると更にきつくなります。
個人的に仕事が辛い状況でいろいろと考えさせられるんですね。
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