米国株

アメリカの反人種差別デモはすっかり話題にならなくなってしまいましたが、日本でも50~60年前にデモやってた人間の一部が最終的にテロリストとなったのを見ると、過激な人間が暴走するのは必定だったと言えるでしょう。
同時にどうもデモが起きてる地域と大統領選挙の得票率の分布見ると一定の傾向が見られるので、なんだかなぁと思う部分もあります。
まぁ、日本のtwitterでもたまにトレンド入りしているキーワードがもろ扇動になってるのと同じことだと思いますが。
ただし、アメリカの実態はどんなものだろうというのは気になったので、タイラー・コーエンの「大分断」を読みました。
タイラー・コーエン/池村千秋 NTT出版 2019年06月28日頃
タイラー・コーエンは経済学者で、エコノミスト誌から「世界に最も影響を与える経済学者の1人」とも言われてる人物です。
そのタイラー・コーエンは変化を嫌う「現状満足階級」の台頭が分断を拡大させ、イノベーションを減退させると説きます。
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海外ETF

10-11-12システムに基づいて増配銘柄に投資する「年100回配当」投資術に関して先日紹介しましたが、本の中では増配重視のETFも紹介されていました。
ただ、この本は今年出版されたとはいえ、書かれた内容を見るとアメリカで出版されたのは2015年。


10-11-12システムに基づいて増配銘柄に投資する「年100回配当」投資術とは? - 関東在住福岡人のまったり投資日記
6月に夏のボーナス使って投資を行いましたが、株式部分で重点的に投資をしたのは米国増配株のVIGと米国高配当株のHDVでした。米国株で騒ぐ人たちが増えてるのはフラグに思えて不気味なので、モメンタムなり米国外先進国への投資の比率は上げてますが、基本株式はボラティリティ低めの米国株配当関連に投資しています。...
ETFが紹介されているものの、設定が2013年で1年ちょっとしか運用歴がないということで、パフォーマンスとかの説明もなかったんですね。
で、いまは2020年で運用歴も5年を軽く超えてデータがある。
ということで現状はどうなっているのか?配当貴族銘柄に投資するETFとして紹介されていた、プロシェアーズS&P 500配当貴族ETF(NOBL)について調べてみました。
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わたしは比較的ディフェンシブな投資を好んでおりますので、株式への投資でコアになっているのがバンガード・米国増配株式ETF(ティッカー:VIG)です。
セクターの構成とかポートフォリオの上位でわたしが好んで選好したいと思ってる企業が多組入れられてたりしますし、リーマンショック時のパフォーマンスを見てもS&P500よりも下落耐性があり、長期投資向けだと考えるからです。
NYダウが過去4番目の下げ幅を記録した6/11に、バンガード米国増配株式ETF(VIG)に投資しました - 関東在住福岡人のまったり投資日記
投資方針を6月の1週目に詳細まで決めて先週からぼちぼち6月分の投資で海外ETFの購入を進めています。月曜と火曜にいくらか買ったのですが、6/11に23時頃から既に株価が大きく下がっていました。...
上半期や2019年7月~2020年6月のパフォーマンスを見ても、コロナショックがあった中ではまずまずというパフォーマンスでした。
グロース(VUG)とモメンタム(MTUM)がプラスで、バリュー、高配当、小型株が冴えなかった2020年上半期 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
昨日は2020年上半期のセクター別のパフォーマンスを見てきましたが、他に調べておきたいなという意味では、バリュー、グロース、低ボラティリティ、モメンタム、サイズ、配当のスマートベータ別みたいな区分けでどうなってるかが気になりました。...
直近の1年でどのような変化があったのか調べてみました。
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海外ETF

昨日twitterを寝る前に眺めていたらサクソバンク証券のメールに関して言及されてるのを見て、メールを見たら「【サクソバンク証券】個人情報流出についての重要なお知らせ(続報)」というビビるようなメールが来てました。
サクソバンク証券は突然規約改定のメールが来るので、なんかあったのか?と思うこともあったのですけど、ほんとにやばいやつが来ました。
個人情報流出についての重要なお知らせ | サクソバンク証券
このたび、外部ベンターが当社向けに開発した入出金ツール(以下、「当該ツール」)におきまして、第三者による不正アクセスを受け、当該ツールを格納するサーバー内に保管された一部お客様の個人情報が流出した可能性のあることが判明しました。
なお、SaxoTrader PROやSaxoTraderGoなど、当社取引システムへのログインに必要なパスワードやお客様のお取引口座情報等は、親会社であるサクソバンクA/Sが管理するサーバーで保管されており、今回の不正アクセスによる情報流出はないことを確認しておりますので、お取引等への影響やその他情報流出はございません。また、弊社ではサイバー攻撃を検知した後直ちに調査を行い、前記サーバーへの外部からのアクセスを遮断するよう措置を講じております。
サクソバンク証券のサイトの日付が7/16になっていて、7/16は仕事で更に人間不信になる出来事があって疲れてたので、一報のメールを見落としたのかと思ったのですが、検索しても続報のメールしか出てこない。
続報のメールが来る前に連絡だろとは思いますね。
まぁ、わたしのようなユーザはいいとしても、特定口座の件で定期的に電話かける人がいるわけですから、今回の件でさらに日本の問い合せ窓口が大変なことになるでしょう。
で、個人的に今回の続報までを見て思うところが2点あります。
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投資関連本

効率的市場仮説というと、現時点での株式市場には利用可能なすべての新たな情報が直ちに織り込まれており、超過リターンを得ることはできず、株価の予測は不可能であるという学説になります。
ただ、効率的市場仮説には実体経済からみて株価が割高になるバブルの発生やその崩壊が説明できないとする批判が、特に行動ファイナンスの観点からあります。
どちらかというと金融額に物理とか数学を取り入れてるのが効率的市場仮説の印象ですが、それに代わって心理学・神経科学・進化論・人工知能などを取り入れた「適応的市場仮説」についてかかれたAdaptive Markets(アダプティブ・マーケット)を読みました。
著者のアンドリュー・W・ロー氏はマサチューセッツ工科大学の教授であり、クオンツの創業者兼名誉会長です。
簡単に言及すると市場も人間も危機に「適応」するということで、色々と心理学や株式のデータなどを解説していて600pを超える大作(そもそもリーマンショック時に書き始めて執筆に8年かかっている)ですけど、非常に面白く読める本です。
個人的に印象に残った点をまとめますと以下の4点ですね。
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米国株

久々にVIXの推移を見る機会があったのですが、過去5年で見てもコロナショックで跳ね上がってるのがわかります。

同時にいまだに20後半と高い水準で、なにかのきっかけでまた株価の調整の可能性はあるでしょう。
個人的にはリスク意識した運用を意識して行ってますが、最近読んだ「Adaptive Markets 適応的市場仮説」で、ボラティリティの話を読んでいてやっぱりリスクを取る時期ではないなと。
アンドリュー・W・ロー/望月 衛 東洋経済新報社 2020年05月29日頃
効率的市場仮説ではなく、心理学や生物学、神経科学などを取り入れた適応的市場仮説の説明がなされていて、個人的には腑に落ちる物でしたし。
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セミリタイア

テレワーク状態で既に3ヶ月以上続いていますが、2週前に体調崩すところまでいったものの、その原因の半分は繁忙さが要因だったので、テレワーク起因と断定はできないです。
1週間くらいでようやく体調も元に戻ったわけですが、テレワークによるストレスというのもあるとは思いますけど・・
やたらメールとかの文面やら発言がストレスのせいか攻撃的な人がいますし。
もちろん通勤がないって楽なんですけど、通勤でバスなり電車なりに乗るって多少なりとも気分転換にはなってたかなと。
一応いまも週1回か隔週1回で出社してますが、なんともいえない感覚になっています。
で、先週日経に以下の記事を読みまして、定期代の動向次第で自分の会社もこの方針に舵を切りかねないなと思いました。
働き方改革の富士通、定期代廃止にオフィス面積半減 :日本経済新聞
富士通は7月6日、コロナ後の「ニューノーマル(新常態)」に向けた働き方改革の取り組みを発表した。オフィス面積5割減に通勤定期券代支給廃止、テレワーク手当やジョブ型雇用の導入とてんこ盛りの内容。もっと
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月次分配金歴

6月後半にBNDとBLVでQII (Qualified Interest Income)の還付金が発生しました。
アメリカの税率調整の制度に基づく外国源泉徴収税の還付金で、毎年この時期のことが多いのですけど、わたしが所有している米国債絡みのETFは4本。
残りのLQDとJNKでないのは不思議ではありました。BNDやBLVほど所有していないのに、時期が違うのは不思議だなと。
今年も6月にBNDとBLVでQII (Qualified Interest Income)の還付金がありました - 関東在住福岡人のまったり投資日記
債券ETFに投資しているので、毎月分配金の報告書がSBI証券からくるわけですが、年1回異様に長い報告書が来ます。もちろん3、6、9、12月は株式ETFの配当もあり、NISA枠で購入しているETFで配当があったらそれなりに報告書は長くなるのですが、年1回20ページ超えの報告書が来ます。...
ところが先週QII (Qualified Interest Income)の記事を書いた後に、先週SBI証券から通知があって、LQDとJNK分のQII (Qualified Interest Income)の還付金がありました。
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月次分配金歴

今年は梅雨明けが遅くなりそうな情勢ですが、関東の天気はほんと微妙ですね。
外の様子を見て雨が降ってないと思い買い物に行ったら、帰りは結構降ってたってことが先週は結構ありました。
別に通常の時期ならいいんですが、コロナですので買い物先でもマスクは必須。
マスク濡れると1日1枚じゃすまなくなりますし。
わたしが通ってる美容院はわざわざマスクを一枚くれて髪切ってシャンプーしてくれるんですけど、なんでそこまでと思ってたら髪洗うと結構マスクは濡れて気持ち悪く、シャンプーする前にマスクは切った髪の毛だらけ。
ある意味このサービス思いついた人はいい視点だと思いますし、入店後すぐに検温もありますから、この店なら安心と思いますし、客足が途絶えないのは納得だなと思いました。
さて本題に戻りまして、今月の分配金は以下の通りです。
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海外ETF

SBI証券で買えないものをサクソバンク証券でサテライト枠として買う形で運用をしていますが、マイ・ウオッチリストに入れてて買ってないETFは数本あります。

DGROなんかはVIGと被ってるのでとりあえずウオッチ対象にしてるんですけど、買おうかと思ってたETFの一つにiシェアーズ・米国航空宇宙・防衛ETF (ティッカー:ITA)があります。
iシェアーズ・米国航空宇宙・防衛ETF (ITA)を調べてみた - 関東在住福岡人のまったり投資日記
twitterで先日依頼を受けましたので以下の要望をSBI証券に出しておきました。このうちUSMV(米国株低ボラティリティ)とMTUM(米国株モメンタム)、バンガードのVYMIとVIGIは今年出たばかりで3月頃記事にした通りです。米国外高配当・連続増配株の記事:日本でも購入できるようにしてほしい。Vanguardが米国外高配当系株 ETF を公開 しかし、ITAはティッカー見た時点で何だったかわかりませんでした。...
かつてSBI証券にも取り扱い検討の要望を出したことがあります。
パフォーマンスはS&P500を上回る時期があ続いていましたが、コロナショックでバフェットの航空株を売るような状態になってて組入れ企業の株価も下落しました。
ただ、個人的にこの後更に航空業界が影響を受けるかというと、ある程度は回復するんじゃないか?って気がするんですよね。
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