資産状況

2021年は資産運用開始から10年経過の節目の年でした。
20代のときは30歳までここまで、40歳までにここまでという感じの金額の目標はあったのですけど、30歳ギリギリで到達した第1段階以降は貯蓄→投資の流れが固まったとはいえ、資産の増え方がかなり勢いを増してきたのを実感できるものとなりました。
流石に恵まれた環境で投資を始めれたのは自覚してるので、保守的に資産を積み上げる感じで慎重に資産運用を進めていきたいと思います。
さて、毎年年始に投資計画を立てるのに併せて、総資産を計算するようにしています。
コロナショックを経てどうなったのか?資産運用開始9年経過後の総資産推移を確認 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
資産運用を開始して9年が経過しました。コロナショックで3月から春にかけてどうなるんだ?と思っていたらまさかの展開で2020年が終わりました。相場に気持ち悪さは感じるところがあるのですが、正常化が進むとなるとまだ伸びしろがあるように思えて、どう判断したらいいのか悩むところです。...
総資産の次の目標を達成するといよいよ仕事のセミリタイアを見据えるのですけど、それにどこまで近づけたのか。
2021年終了時点の集計結果はどうなっているのか?
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海外ETF

色々と2021年のパフォーマンスについて年明けから見てきましたが、個人的に重視しているファクターに関しても最後に調べておこうかなと。
わたしの場合、少しでもマイナス幅を下げるとか、下落耐性があるというのを好んでいて、普通にS&P500に投資とはちょっと違った運用方針ですし。
ちなみに2021年上半期はモメンタムがこけた一方で、バリュー株、小型株、高配当株が好調でした。
バリュー株、小型株、高配当株が好調で、モメンタムがこけた2021年上半期 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
昨日は2020年上半期のセクター別のパフォーマンスを見てきましたが、他に調べておきたいなという意味では、バリュー、グロース、低ボラティリティ、モメンタム、サイズ、配当のスマートベータ別みたいな区分けでどうなってるかが気になりました。セクターよりスマートベータ的に投資をしている部分の方が資産規模も大きいですし。...
モメンタムとクオリティに関しては強い関心を持ってるのですが、サクソバンク証券のせいで投資環境が4,5年前に逆戻りしてどうしようか考えものですけど・・
というわけで資金規模も大きい米国株で見てみます。
対象としたETFは以下の通りです。
クオリティ:iShares MSCI USA Quality Factor ETF (ティッカー:QUAL)
サイズ:iShares MSCI USA Size Factor ETF (ティッカー:SIZE)
モメンタム:iShares MSCI USA Momentum Factor ETF (ティッカー:MTUM)
低ボラティリティ:iShares MSCI USA Minimum Volatility ETF (ティッカー:USMV)
バンガード・米国増配株式ETF(ティッカー:VIG)
バンガード・米国高配当株式ETF (ティッカー:VYM)
バンガード・スモールキャップETF(ティッカー:VB)
バンガード・米国バリューETF(ティッカー:VTV)
バンガード・米国グロースETF(ティッカー:VUG)
ゴールドマン・サックス・アクティブベータ米国大型株ETF(ティッカー:GSLC)
※iSharesとゴールドマンサックスのETFは日本の大手ネット証券では買えません。
これらのETFの2020年のパフォーマンスはどうなのか確認してみました。
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海外ETF

年始の記事で2022年気になる国・地域として中国とロシア・欧州を上げましたが、中国に関してはルトワックの「ラストエンペラー習近平」を読んだのが大きいです。
エドワード・ルトワック/奥山 真司 文藝春秋 2021年07月19日頃
一応アメリカは、これとは真逆の「China 2049」の著者も意見として取り入れてるようですが、2021年の中国の大手企業に対する措置などを見ておりますと、ラストエンペラーの習近平評はあながちずれておらず、台湾や東南アジアで厄介なことが起きかねないなと思いました。
まぁ、経済の市場が大きいのはわかりますが、ユニクロとかのように綺麗ごとばかり言わずに、つかず離れすぎずぐらいのスタンスの方がいいんじゃないのとは思います。
さて、2022年もコロナで騒がしそうな1年ですが、まずは2021年世界的に株高の中、どこの国のパフォーマンスがよかったのか整理しておこうかなと思います。
インドのパフォーマンスがいいのは意外。2021年動向が気になる世界各国の2020年パフォーマンスまとめ - 関東在住福岡人のまったり投資日記
今年の元旦に読売新聞が中国「千人計画」の件を一面に持ってきているのを見ますと、12月に色々と中国包囲網のニュースがちらほら聞こえてきてたことに関係してるでしょう。実際、知り合いの某IT企業にファーウェイの件を聞いたことがありますが、そこまでシビアになってるのかという印象を持ちました。...
だいたいの国はiシェアーズのETFで網羅されてるので、それを使用してパフォーマンスを整理してみました。
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海外ETF

2020年はなんだかんだで株式、債券、金が上昇という年でしたが、2021年は後半にかけてインフレが騒がれる年で、グロース株も一時期より勢いないという印象がありました。
では、それ以外でなにかアメリカ市場で兆候はないのか?
兆候を見るのに指標になるのではないかということで、半期に一度世界最大の株式市場であるアメリカのETFの資金の流れを見てます。
上半期は流入したETFを見る限り米国株のワンツースリーでしたが、金や適格社債ETFの流出も目立ちました。
では、半年経過して株式も適温上昇だった中2021年はどうなったのか?
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投資関連本

年末年始はゴールデンウィーク、夏休みと並んで1日1冊ペースで本をかなり読むので、年明け一発目はこれはという本を紹介するようにしています。
一昨年はFIRE、昨年は投資と来ましたが、今年は年末年始の帰省でこれは!と思ったお金の本を紹介したいなと。
Amazonの投資・経済関連は変な本や書いてる人間が詐欺じゃないのか?と思わせる本で溢れておりますが、「サイコロジー・オブ・マネー」に関してはほんとオススメできる本でした。
モーガン・ハウセル/児島 修 ダイヤモンド社 2021年12月09日頃
著者のモーガン・ハウセルはウォール・ストリート・ジャーナル紙の元コラムニストで、米国ビジネス編集者・ライター協会Best in Business賞を2度受賞した人物です。
そんなモーガン・ハウセルが19のストーリーからからお金、投資、ビジネスとの付き合い方をまとめた本ですが、お金に関してかなり網羅されてるのと同時に、相場が好調だった2021年が終わったからこそ、この本の内容をもう1度復唱しておいて損はないという内容でした。
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本シリーズは野村インデックスファンド・内外7資産バランス為替ヘッジ型の総資産額推移等を定点観測していくのが趣旨です。
積立投資として資産の核の1成分としたい野村インデックスファンド・内外7資産バランス為替ヘッジ型の資産推移がどのようになっているか確認していきます。
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信託報酬が低コストでインデックスファンドであるETFを複数組み合わせることにより、『従来にはないインデックスファンドの“かたち” 』をご提案するということで7年前に運用開始されたSBI証券のEXE-iシリーズ。
そんなEXE-i、雪だるま、SBI・Vシリーズの総資産額推移等を定点観察するのが本シリーズの趣旨です。
隔月でやってましたが、SBI・Vシリーズのウォッチも兼ねて毎月書いてくことにします。
12月末時点の資産のまとめは以下の通りです。
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米国株

ダウの犬というNYダウ構成30銘柄の内、配当利回り上位10社を1年保有して、翌年また上位10社を選んで投資を繰り返す投資方法があります。
この投資法は意外と有効で以下のように本も出てるんですよね。
マイケル・オヒギンズ/ジョン・ダウンズ パンローリング 2008年09月
実際2001年から2020年の間で19戦して11勝(ほぼ互角の年が2年あり)と高勝率を誇っています。
配当利回りが高い=割安且つ米国を代表する優良大型企業という2つの要素が絡んでのが大きいでしょう。
とはいえダウの犬の10銘柄に選ばれても冴えない銘柄はあるわけです。昨年10銘柄に選ばれた企業は以下の通り。
2020年はNYダウに完敗!2021年のダウの犬10種を確認してみた - 関東在住福岡人のまったり投資日記
ダウの犬というNYダウ構成30銘柄の内、配当利回り上位10社を1年保有して、翌年また上位10社を選んで投資を繰り返す投資方法があります。この投資法は意外と有効で以下のように本も出てるんですよね。...
シェブロン CVX
IBM IBM
ダウ DOW
ウォルグリーン WBA
ベライゾン VZ
スリーエム MMM
シスコシステムズ CSCO
メルク MRK
アムジェン AMGN
コカコーラ KO
基本的にはメンバーの固定感は強いです。
では、昨年のパフォーマンスと今年のダウの犬10種について調べてみました。
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積立投資

2022年になりまして、年末にかけて2022年の投資方針をどうしたものかと検討していました。
今年の場合、去年サクソバンク証券がやらかしたせいで、投資対象をどうするかを暫定的な措置で12月の投資を行ったので、それを具体的に決めることもやらないといけません。
これは3月~6月にかけて色々と調べて12月の暫定措置をそのままやるかどうかも含めて考えたいです。
さて、毎年今年のテーマを決めていますが、わたしは保守的な人間ですので、攻め攻め攻めな感じではないです。
2018年:平均回帰性を意識したい
2019年:守りだけでなく機を見て攻めることも忘れない
2020年:相関性を考慮して分散を意識したい
2021年:攻守のバランスを取りたい
攻守のバランスを取りたい2021年の投資方針 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
2021年になりまして、年末にかけてろくに外に行けない状況の中、今年の投資方針をどうしたものかと検討していました。どの資産も割高で株価はここまで上がるか?という状況でどうしたものかなと。 ...
米国市場は好調が続いていてちょっと怖さがありますので、5年前くらいは米国全開な感じでしたが徐々にシフトをしてきていますけど、今年もそれを継続と考えます。
テーマに関しては「誤りの余地を意識したい」ということですね。
これは年末年始に「サイコロジー・オブ・マネー」にも書かれていてそれを読んでわたしに合ってると思ったからですね。
モーガン・ハウセル/児島 修 ダイヤモンド社 2021年12月09日頃
グレアムの安全域という概念とイコール的に書かれているのですが、コロナショック後の恵まれた相場や投資して10年で日米の上昇相場に乗れたのは出来過ぎだと考えます。
その意味でこの道のままでいいとか米国株一本鎗でいいというのはこの10年はいいけど、それが再現するかというとわたしは可能性が低いと感じています。
なので、いろんな結果を許容して安全域的なものを作り、誤りの余地を設けておけば、確実性ではなく偶然性に支配された世界を安全に進み続けるのによいかと。
米国株は年利○%だから安心!とか商材に使われてる状況が散見されるからこそ、そこまでプラスにならなくても確実に前に進むことを意識したいのでこう決めました。
例年トピックス的なことを上げますが、今年は国に関して。別途関連する本の記事で書く予定ですが気になる国・地域は中国と欧州とロシアを上げておきたいと思います。
さて、この機会に積立投資やNISA枠、ボーナス枠の投資方針をまとめました。
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海外ETF

2021年の相場は比較的堅調な相場で昨年に引き続きS&P500もかなり上がった相場でした。
ただし、好調なセクターと不調なセクターは2020年と2021年では入れ替わった印象がありました。
ということで2021年の分析の第1弾ということで半期に1回まとめております、米国株のセクター別のパフォーマンスを調べてみました。
2020年米国株セクター別パフォーマンスから、2021年注目するセクターを考える - 関東在住福岡人のまったり投資日記
2020年の相場は大きな急落があったものの採取的にはS&P500もかなり上がった相場でした。ただし、好調なセクターと不調なセクターの格差も大きくなった年のような印象があります。...
年始なので2021年年間分と併せて下半期についても調べてみました。
いずれのセクターも大きくプラスの状況ですけど、その中で好不調が見られたのはどのセクターなのか?
まずは以下の11本のSPDRの米国株セクターETFで確認してみました。
一般消費財セレクトセクター SPDR ファンド(ティッカー:XLY)
コミュニケーション・サービス・セレクト・セクターSPDR ファンド(ティッカー:XLC)
テクノロジーセレクト セクター SPDR ファンド(ティッカー:XLK)
資本財セレクトセクター SPDR ファンド(ティッカー:XLI)
素材セレクトセクター SPDR ファンド(ティッカー:XLB)
エネルギー セレクトセクター SPDR ファンド(ティッカー:XLE)
生活必需品セレクトセクター SPDR ファンド(ティッカー:XLP)
ヘルスケア セレクトセクター SPDR ファンド(ティッカー:XLV)
公益事業セレクトセクター SPDR ファンド(ティッカー:XLU)
金融セレクト セクターSPDR ファンド(ティッカー:XLF)
不動産セレクト・セクターSPDR ファンド(ティッカー:XLRE)
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