
著名投資家というと色々いて、やたら日本のメディアで取り上げられるけどポジショントークじゃないかという人もいますし、中には毎回記事を読むと同じ人物が通訳していて本の販促というパターンもあります。
ディストレスト債投資を手掛けるオークツリー・キャピタル・マネジメントの共同創業者ハワード・マークス氏は、「市場サイクルを極める」「投資で一番大切な20の教え」など個人的に共感できるものが多いです。
ハワード・マークス/貫井 佳子 日本経済新聞出版社 2018年11月02日頃
そんなハワード・マークス氏が世界金融危機以降で有数の好機が訪れると見込んでるという記事を見ました。
シンガポールで投資家に向けて述べ、その後のブルームバーグニュースとのインタビューでも同様の発言を行ったそうなので、かなり踏み込んだ発言をしている印象です。
個人的に来年早期にどうかと思うのですが、長期で見ると正しいんじゃないかと。
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海外ETF

今年は株式が冴えないだけでなく、債券も冴えない状況でして、アメリカの伝統的な長期投資の運用方法「株式60%/債券40%の戦略」も15年ぶりの低調なパフォーマンスになっています。
ただし、流石に債券関連のETFの価格見ても下がりすぎだろと思える状況にありますので、今のタイミングがポートフォリオ再構築の好機というコメントがでるのもわかります。
同社のグローバル・マルチアセット戦略責任者、ジョン・ビルトン氏はリポートのプレゼンテーションで、株式と債券は長期投資家にとって10年以来最高の市場参入ポイントにあると指摘。「絶滅したとの見方が非常に多かった60/40戦略が少し息を吹き返している。この戦略は08年以来最悪の1年となっているものの、今のタイミングをポートフォリオ再構築の好機として利用することが重要だ」と述べた。
では、2008年以来のパフォーマンスの悪さということなのですが、それ以前だとどうなのか?
米国株と米国債(10年)のデータが1972年から取得できたので調べてみました。
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投資関連本

朝夕の寒暖差が激しくなってきて寝るときの毛布も装備しているような状況です。
そんな中、最近寝落ちは眠気の来るアレルギーの薬の影響もアリいいんですが、途中目が覚めるんですよね。
寒暖差もあるんでしょうけど寒さで目が覚めてるわけでもないので、となるとストレスかと。
一応ストレスの発生源は1ヶ月半くらい前は5箇所くらいあったのですが、いまは2箇所くらいまで縮小はしてるのですが・・
というわけで何かの対策になればということでアンデシュ・ハンセンの「ストレス脳」を読みました。
アンデシュ・ハンセン/久山 葉子 新潮社 2022年07月19日頃
著者のアンデシュ・ハンセンはスウェーデンの精神科医で、前作「スマホ脳」は2021年1番売れた本だそうです。
アンデシュ・ハンセン/久山 葉子 新潮社 2020年11月18日頃
脳がストレスを感じる仕組みや対策を書いた本ですが、割と結論はシンプルだけど説得力があるものになってるかなと思いました。
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積立投資

先週、「「アセットマネジメントの世界 第2版」に載っていた興味深いデータを紹介しました。
宇野 淳/日本投資顧問業協会 東洋経済新報社 2022年10月14日頃
個人的に興味を持ったデータがもう1つありまして、13章はファンドラップやラップ口座の運用を行ってる人が書いてたのですが、資産配分や投資行動における男女の違いに関するデータが載っていました。
独身男性、独身女性、二人世帯の3つの区分を年齢別に分けたデータで、貯蓄に占める定期性預金比率、有価証券比率、有価証券の中の株と債券と投信の比率を表したものでした。
その年代別の比率を見ておりますと、結構興味深い事象が見られました。
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確定拠出年金

確定拠出年金が開始されて7年経ちました。
4半期毎に報告書が送られてきていますが、その中で資産運用のコラム的な冊子が入っていました。
4資産共に前月比マイナス。確定拠出年金運用状況2022年10月編 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
確定拠出年金が開始されて6年経ちました。引き続きたんたんと拠出されたお金を一定額積み立てております。運用を始めて6年の状況ですが、運用結果の報告を毎月末に報告しています。...
その中で、放置している人が多いせいか運用利回りをちゃんとチェックしようという内容でDC全体の資産残高とDC全体の運用利回りの図が載っていました。
中身見ていると運用利回りはプラマイゼロラインと3.5%~10%の二極化しているなと。
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資産状況

10月終了時点で当面の目標資産に近づいたと書きました。
もしかして到達近いかと思っていたら、11/10の朝ニュース見てたらNYダウが急騰。
これ目標資産超えたんじゃないか?と思って、SBI証券を見てたら、円ドル141円で5円も円高に。
ということで結局横倍が続いて、更に円高が先週末進む状況。
個人的に円安で資産が増えてる感はありましたが、いずれ壁に当たると懸念していた展開になりつつあるなと。
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移動平均線を用いた手法であり株式投資でもモメンタム効果に近いものが得られる投資法であるレラティブ・ストレングス。
それを主要な海外ETFの値動きに適用して確認し、移動平均線を見ながら相場の転換点(BUYシグナル→SELLシグナル、SELLシグナル→BUYシグナル)が近いかを確認するのに役立てるというのがこのシリーズの主な目的です。
概要と検証記事
レラティブ・ストレングスってナンだ!?
レラティブ・ステトレングスその2~検証編~
レラティブ・ステトレングスその3~調査結果の記録~3,6,12ヶ月リターン計算方法
①3ヶ月リターン = 直近月末価格 ÷ 直近月末から3ヶ月前の月末価格 - 1
②6ヶ月リターン = 直近月末価格 ÷ 直近月末から6ヶ月前の月末価格 - 1
③12ヶ月リターン = 直近月末価格 ÷ 直近月末から12ヶ月前の月末価格 - 1
④3,6,12ヶ月リターンの平均 = (①+②+③)÷3
⑤12か月移動平均 = 12か月分の合計÷12
⑥3,6,12ヶ月リターンの平均がプラス 且つ 市場価格が12カ月移動平均を上回った場合BUY、それ以外はSELL。
前回の結果は以下の通りです。
ドル建てで先月はどうだったのか確認してみます。
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海外ETF

4半期に1度のアメリカの著名ヘッジファンドが証券当局へ提出した資料が公表されました。
個人的に確認しているのは、海外ETF中心に投資するレイ・ダリオ創業・世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエーツです。
レイ・ダリオ/斎藤 聖美 日本経済新聞出版社 2019年03月25日
海外ETFが中心のポートフォリオで、リスクを考慮したポートフォリオですので、インデックス投資をする人でも参考になる面は多いかと思います。
6月時点のポートフォリオではP&Gなんかを買ってる状況でしたが、3ヶ月経過してどう変わったのか?
レイ・ダリオ率いる世界最大のヘッジファンド、新興国株式(EEM,VWO)とアリババ(BABA)を売却して、組入れトップがP&Gに。 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
4半期に1度のアメリカの著名ヘッジファンドが証券当局へ提出した資料が公表されました。個人的に確認しているのは、海外ETF中心に投資するレイ・ダリオ率いる世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエーツです。...
ちなみに10月に創業者のレイ・ダリオは経営権を手放したそうです。
経営引き継ぎに12年・・まぁ日本の某企業の外部から人材入れてはクビとかやるよりはマシなんでしょうけど。
そんな経営権手放す直前の今年9月時点のポートフォリオを確認してみました。
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海外ETF

総資産が当面の目標とした金額に近づいていると書きましたが、その後株価回復したけど急に円高になって一進一退の攻防状況に。
やはり円安靴磨き少年が大量発生すると円高に行くよなぁという事象ではありますが、ウクライナのヘルソン解放みたいに目標資産超えないかなと思うのが正直なところ。
で、資産運用的に円だとプラス資産ばかりなのですが、大きくマイナスになってるのがfunds-iの新興国債券為替ヘッジ付き。

過去1年、3年ともにfunds-iシリーズの中でぶっちぎり最下位ですから、そりゃわたしのこのファンドのパフォーマンスも-23.17%とかになります。
では、株価が過去1年でそれなりに下がった中で、新興国債券の状況は他と比較してどうなのか気になって調べてみました。
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国内株式

投資で正規分布というと、株式や債券、投資信託などの金融商品の価格変動に関し、ある期間における日次や週次、月次など一定刻み間隔のリターン(騰落率)の大きさの頻度が、平均リターン(期待リターン)を中心軸にして左右対称の形状を描く度数分布ということになるかと思います。
「アセットマネジメントの世界 第2版」を読んでいたら国内株式のリターンのばらつきのデータで面白いものがありました。
宇野 淳/日本投資顧問業協会 東洋経済新報社 2022年10月14日頃
国内株式の各年のリターンのばらつきを66年分見たものなのですが、意外とマイナスの年は少ない。
それどころかマイナス方向で突き抜けた年もなかったんですね。
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