ひふみ投信の上位構成銘柄が1年でどうなったか見てみた(2016年編)
投資系のブロガーでも購入している人が結構いるひふみ投信。主要ネット証券会社でも購入できるひふみプラスというものもありまして、国内の中小型株に投資するファンドとして、順調に資金が流入が続いている直販投信です。私も購入しています。ゆるキャラっぽいものもいるのですが、ロケットなのに曲がっているのは?な感じがしますけど・・
ちょうど1年前に以下の記事で1年で上位から消えた銘柄のその後を調べました。
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記事にした時から1年が経ちますので、組入れ上位10銘柄が入れ替わっているのか調べてみました。2015年8月は以下の通りでした。
あいホールディングス(3076)
U-NEXT(9418)
楽天(4755)
三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)
ダブル・スコープ(6619)
SBIホールディングス(8473)
GMOペイメントゲートウェイ(3769)
アウトソーシング(2427)
丸井グループ(8252)
セプテーニ・ホールディングス(4293)
では、2016年8月時点の組入れ上位10銘柄はどうなっているのでしょうか?
2016年8月終了時点組入れ上位10銘柄
あいホールディングス(3076)
☆ソニー(6758)
アウトソーシング(2427)
☆SCREENホールディングス(7735)
☆堀場製作所(6856)
GMOペイメントゲートウェイ(3769)
☆井関農機(6310)
☆東京センチュリーリース(8439)
セプテーニ・ホールディングス(4293)
☆アルバック(6728)
☆が昨年比で新たに上位に来た企業になります。昨年は1社のみしか上位に残っていませんでしたが、今年は上位に4社も残っていますね。もっとも上位から消えたからと言って、ひふみ投信から外されたというわけではないのであしからず。
では、上位10社とTOPIXのパフォーマンスに差はあるのか直近1年で確認してみました。
あいホールディングス、ソニー、アウトソーシング、SCREENホールディングス vs TOPIX
まず、1位から4位の企業。

SCREENホールディングスは半導体製造装置の大手、うちウエハ洗浄装置では世界断トツ。液晶製造装置や印刷機器も展開しています。
数年上位にいるあいホールディングスですが直近1年で見るとTOPIXを下回っています。他の3社はTOPIXを上回っていますね。ソニーはPS4の効果ではないかと思われます。
堀場製作所、GMOペイメントゲートウェイ、井関農機 vs TOPIX
次に5位から7位の企業を見てみました。

堀場製作所は独立系の分析機器大手。エンジン計測器で世界市場8割占有しています。井関農機は農業機械専業で3位。農業機械系は「みんなが知らない超優良企業」でも評価が高かったです。
みんなが知らない超優良企業に載っていた企業の株価について調べてみた
3社ともTOPIXを上回っています。最後に8位から10位の企業を見てみました。
東京センチュリーリース、セプテーニ・ホールディングス、アルバック vs TOPIX

東京センチュリーリースはみずほ(旧第一勧銀)系リース大手。アルバックは真空技術を中核に半導体、FPD、有機EL製造装置などを展開。スパッタリング装置で有力です。
3社ともTOPIXを上回っています。
TOPIXに対してひふみ投信の組入れ上位10社はほとんどがパフォーマンスで上回っています。流石のチョイスといえるかもしれません。業種も分散していますし。
今回は上位を見ましたが、ではここ1年で上位から姿を消した企業はどうなっているのか?それについては明日の記事で別途まとめようと思います。



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