ベーシックインカムで6万円もらえたとすれば、どう行動するだろうか?
1カ月程度前のニュースになりますが、フィンランドで国民に対して毎月一定額を支給する仕組み、所謂ベーシックインカムの試験的導入が報道されておりました。
月6万円強の最低所得保障、フィンランドが試験導入へ
無論高福祉で消費税等が高い北欧だからできるものかもしれませんし、人口が日本よりも規模が小さいからできるというのもあるでしょう。また、財源どうするんだよという話はごもっとも。【8月26日 AFP】フィンランド政府は25日、全国民に毎月一定額を支給する「ベーシック・インカム(最低所得保障)」制度を試験的に導入する方針を明らかにした。労働年齢の国民から無作為に選んだ2000人を対象に、月額560ユーロ(約6万4000円)を給付する計画だという。
ただ、人工知能やロボット関連の技術が今後発展することを考えると、今人が行っているものが自動化されて効率化がより促進されるでしょう。この制度の必要性は高まる可能性がありますね。
ということで実際導入されるとなると年金やら生活保護費は減額になるとは思いますし、共産主義国家がたどった道ではないかとかそういうのはおいておいて、仮に月に6万貰えるとしたらどういう行動を取るでしょうか?個人的に考えてみました。
人がどういう風に行動するか考えられるのは・・
主に考えられる行動は以下の5点かなと思います。
①生活費が払えるのでニートになる
②収入が増えるため、それに合わせて転職、転居
③ベーシックインカム分、貯金or投資で早くリタイア出来るようにする
④生活費の足しや消費にそのまま回す
⑤ベーシックインカム分も含めて使い切る
①のニートに関しては増加するのではないかと推測します。親に寄生している状況から、光熱費や食費を渡せる状況になるわけですから。次に②は結構ポジティブな感じで、収入が6万増えるから社畜は嫌だ、仕事を変えようとか住む場所変えようという感じになる人も出てくるのではないかと。
③に関しては貯金や投資額を更に増やしてさっさと仕事をリタイアしようと言う人。家庭を築いている人は少ないかもしれません。制度導入で一番期待されているのは④でしょう。ただ、将来的に年金が不安だという話になって消費が思ったほど伸びないというオチがある可能性も・・
⑤に関してはどれだけお金があっても破産するのは元MLBやNFLの選手を見てれば明らかですので、一定数存在するのではないかと思います。
個人的には②と③の中間かなと
当ブログの内容からして④や⑤をやる人間でもなく、ましてや周りを気にするタイプですから①もありえません。となると②か③ですね。
4分の1天引き貯金法とかをやっているので③と思われるかもしれませんが、収入を落としてでも故郷に帰って働きつつ、ベーシックインカム分を貯蓄するという②の選択肢もありだなと思えますね。現行のNISA枠120万でも半分以上埋めれますし、一時ニュースになった積立NISAならば60万埋めても、毎月1万うきます。
関連記事:NISAに長期積立枠を検討?20代30代が定年まで使える制度にすべきでは?
ただ、さっさとセミリタイアという意味では③も捨てがたいですけどね。
ちなみに複利計算で毎月6万積立、米国株が年平均7%リターンという数値からやや少なめに見て年5%複利で運用したとしましょう。20年で2444万。この値だけを見ると老後に使う金額としては結構妥当な線と思えますね。
ちなみに現状月平均10万で積立投資している人はベーシックインカム足せば年間200万程度になります。四捨五入すると月平均17万になるわけですが、これだと年5%複利で、25年すれば1億到達となります。
こうしてみると現状の給料から投資で1億というのは非常に難しいものなんだなぁとしみじみ思えてきますね。
好きなことで稼ぐ+ベーシックインカムも考えてみましたが・・
ちなみに①~⑤以外でも好きなことで稼ぐ+ベーシックインカムというのも考えてみましたが、個人的にyoutuberだろうが、プロブロガーだろうが、相当な努力とセンスと時間が必要になるのでかなり厳しいんじゃないかと思うんですよね。
ブログに関しては、個人的にはブログ飯と以下の2冊ぐらいを読んでると簡単にできそうな感じもしてくる感じがありますけど、正直月5万円でも難易度はかなりあると思います。まぁ、考え的には下の本の方ぐらいがいいと思います。ただ、これから更に競争が激化するので生き残りだけでも大変じゃないでしょうか。


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