香港籍バンガードETF経費率改定を見て思う。東南アジア株ETF出ないのかな?
2年前にバンガードの香港籍のFTSEアジア(除く日本)の株式ETFと高配当株式ETFの2つが国内大手ネット証券で取り扱い開始されました。
当時の記事:バンガードETFが新たに国内証券会社で販売されるそうですよ
その2つのETFがこの度、大幅に経費率を値下げしてきました。
2016年バンガードETF™・米国籍投信経費率改定のお知らせ
それぞれ以下のような経費率低減となっています。バンガード®・FTSE・アジア(除く日本)ETF(2805)は47%、バンガード・FTSE・アジア(除く日本)高配当株式ETF(3085)は22%もの経費率低減を実現しました。
今回の改定は、スケールメリットを活用してファンド運用コストを低減し、投資家の利益を優先するという、バンガードの継続的な取り組みの一環として実施されたものです。(メールより抜粋)
2805 バンガード・FTSE・アジア(除く日本)ETF 0.38%→0.20%
3085 バンガード・FTSE・アジア(除く日本)高配当株式ETF 0.45%→0.35%
iSharesのコアシリーズの値下げに対抗しようとしているのか?という気もしますが、それよりも思うことがあるのです。
除く日本があるならば、中国韓国も抜いてもいいんじゃないかと
東南アジア株式ETFって面白いと思うんですけどね
別に中国や韓国が政治的な面も含めて嫌いだとかそういうのじゃなくて、ギャラクシーでどっかーんする爆弾作ったりするサムソンに依存していて且つ財閥政治の韓国と不動産バブルがどうなるか不気味さがつきまとう中国を抜きにしたアジアの新興国株式って需要があると思うんですけどね。
以前記事にしたことのあるi-mizuho東南アジア株式インデックス。SBI証券なんかでも買うことができますが・・
以前の記事:i-mizuhoシリーズSBI証券でも取り扱い開始
現状の総資産額が7億程度ですからそこまで需要がないんですかねぇ?そして、シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピンから構成されていますが、フィリピンの比率は小さいですし、何で単一国ETFがあるのにベトナムが含まれていないのか謎です。タイとか新興国カテゴリなのに人口ピラミッドが少子高齢化になりつつあるんですけどねぇ。
i-mizuho東南アジア株式インデックス
iSharesの国別ETFはあるものの・・
iSharesの国別ETFはインドネシア、タイ、マレーシア、フィリピンとあるものの、iShares MSCI Emerging Markets Asia ETF(EEMA)というETFには中国韓国が6割近くを占める。
Global X Southeast Asia ETF(ASEA)というそれっぽい名前のETFも見つけましたが、構成的にi-mizuhoの東南アジア株式インデックスと同じような国別比率でベトナムは含まれてませんでした。
個人的にはインドネシア、タイ、マレーシア、フィリピン、ベトナムあたりで国別の比率が均等なETFがあればいいなと思うんですが。可能性としてはiShreasなら作れそうな気がするんですけどね。国別のETFが多くありますし。


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