2016年下半期に読んだ本の中のお勧めの5冊を紹介
この時期になりますと、オリコンのランキングや本屋、あるいはAmazonの年間ランキングが発表されるわけですが、下半期はどうだったのか?という視点が抜けていることが多い気がします。ということで本日は個人的に良かったと思う下半期に読んだ中からベスト5について紹介しようと思います。
下半期+年間で2つ記事が書けるなと思ったりしましたが、上半期と下半期で紹介しているのに年間で書いてもなと。ましてや今年は書評100記事突破記念の記事の中でお勧め本20冊紹介しているので下半期の記事だけでいいやという結論になりました。
上半期の記事:2016年上半期に読んだ本の中のお勧めの5冊を紹介
年間を通してだと下半期はパンローリング社のサイトやAmazonの投資関連の本みてもこれはという本が少なかったので、未来の技術とか制度とかの本を読むことが多かったですね。余り投資の本ばかり読んでいても偏ってしまいますので、来年も他のジャンルの本を読むことも心がけていきたいです。
それでは2016年下半期のお勧め本5冊を紹介します。
株式投資で普通でない利益を得る
書評記事:バフェットも推奨!株式投資で普通でない利益を得るを読んで最初から70pぐらいフィリップ・A・フィッシャーの人柄と業績の紹介が続くわけですが、この本の真骨頂はその後。
ページ数が少ないものの「株について調べるべき15のポイント」や「投資家が避けるべきポイント」については、何故ウォーレン・バフェットが推奨するのが良くわかる内容ですし、投資をする人間であれば読んでおいて損はありません。
勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語
書評記事:バフェットとの65万ドルのランチをした男とは?勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語を読んでエリート人間が最初の就職で失敗しながらも、自分の弱点と欠点を受け入れて克服していく様子と、人間としても成長していって、自分の投資手法を確立していくのがよいです。
10章の「8つの投資ツール」というのは特に個別株に投資する場合はこのチェックリストを作ることが重要と考えます。この本を読むと人への感謝とそこから生まれる人付き合いを大切にしたいなと思います。
人工知能と経済の未来 2030年雇用大崩壊
書評記事:人工知能により2030年頃雇用が崩壊するので、ベーシックインカムが必要となる?人工知能と経済の未来を読んで原油関連の本とどっちを選ぶか悩んだんですが(原油価格の変動のメカニズムを学ぶ。原油暴落の謎を解くを読んで)、人工知能の基本的な情報から、経済そしてベーシックインカムに関する記載まであり、色々と考えさせられたという意味で選びました。
危機と決断 (上)(下) 前FRB議長ベン・バーナンキ回顧録
書評記事:リーマンショックをFRBはいかにして乗り越えたのか?危機と決断 ベン・バーナンキ回顧録上下を読んでリーマンショック時のFRB長官だったベン・バーナンキの回顧録です。
リーマンショック時にFRBはどうやって対応したか、あるいはリーマンショックに至るまでの過程のFRBの内情をしることができます。それと同時に危機的な状況時に政策を立てて、議会を通すまでに苦労する過程の話は興味深いです。
バフェットからの手紙第4版
書評記事:バフェットからの手紙第4版を読んでバフェット自身が会長を務めるバークシャー・ハサウェイの年次報告書をローレンス・A・カニンガム氏がまとめたものです。バークシャーの歴を理解できますし、投資に関する哲学書的な本だと思いました。
来年も引き続き週1冊ペースで読んでいこうと思います。
来年もも引き続き週1冊ペースで読んで記事にしていく予定です。年末の片道の移動でまさか2冊も読めてしまうとは。読むことに関する効率化ができるようになってきているのかもしれません。


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