2016年も終わりなので、自分が保有しているETFの2016年のパフォーマンスを確認してみた
2016年のNISA投資も完了しましたので、そろそろ2016年の値動きを確認しておきたいと考えています。年間ランキングとかの記事が出てくる時期ですしね。
ただ、来週まで株式市場は相手ますし、ニューヨーク市場なんかは正月で長期休みとかないですからね。セクター別とかETFの流出入とか、国別の株価の値動きなんかは2016年が終わってから記事にしたいと考えています。
関連記事:2016年度NISA枠への投資を完了しました
そこで、ちょうどNISA枠の投資が終わった、私が保有しているETFの値動きならデータとして1週間ぐらい不足していても特に問題ないかということで、調べてみました。
まず、債券で投資しているETFから見ていきましょう。
債券ETF(BND、BLV、LQD、JNK)の2016年の値動き

対象ETFは以下の通りです。
バンガード米国トータル債券市場ETF(BND)
バンガード米国長期債券ETF(BLV)
iシェアーズiBoxx米ドル建て投資適格社債ETF(LQD)
SPDR バークレイズ ハイ イールド債券 ETF(JNK)
比較対象としてS&P500も追加しています。
わかりやすいグラフで年始の原油安と株価の下落、6月末のイギリスのEU離脱投票で9月頃まで上昇していたのですがその後反転。12月に利上げ確定ということで、トータル債券BNDと適格社債LQD、長期債BLVは更に下がっています。
とはいえ、今年の値動きだと長期債や適格社債のBLVやLQDはまだプラスなんですね。来年何事もなければアメリカはリーマンショック前の2006年頃までと同様に年2回利上げということがありそうですので更に下がるかもしれません。
しかし、来年の欧州情勢の不透明さを考えると平穏が続いていても債券ETFは買い続けていて損はないかなと考えています。
それにしてもジャンク債ETF(JNK)は原油安の影響を受けてたのでしょうけど大分回復しましたね。3分の2以上で売ったとはいえ、3年以上前の40ドル台で買ってしまった私のセンスのなさは悲しいですね。
株式ETF(HDV、VIG、VYM、VT)の2016年の値動き

続いて株式の主要ETFは以下の通りです。
バンガードトータル ワールド ストックETF(VT)
バンガード米国高配当株式ETF(VYM)
バンガード米国増配株式ETF(VIG)
iシェアーズ・コア米国高配当株ETF(HDV)
ETFでポートフォリオ作ると株式のコアになっているのはこの4つのETFです。流石にVTはアメリカ以外がダメでS&P500に負けています。
やや過熱感があると考えていたバンガード米国増配株式ETF(VIG)ですが、S&P500とは余り変わらないという結果に。むしろ高配当株ETFの方がパフォーマンスがいいという状況です。
11月のアメリカ大統領選の前後でiシェアーズ・コア米国高配当株ETF(HDV)とバンガード米国高配当株式ETF(VYM)が逆転しています。セクター別の比率が異なるのでこういうパフォーマンスになっているんでしょうね。
最後にセクター別ETFを3つ持っていますのでこちらも見てみましょう。
米国セクター株式ETF(VDC、VHT、XLV)の2016年の値動き

最後に、米国セクター別の主要ETFは以下の通りです。
バンガード米国ヘルスケアセクターETF(VHT)
バンガード米国生活必需品セクターETF(VDC)
ヘルスケア セレクト セクター SPDR ファンド(XLV)
生活必需品セクターは11月のトランプ相場で失速してS&P500に抜かれました。ヘルスケアセクターはヒラリーじゃなくトランプになったのに未だ冴えずじまい。
ディフェンシブセクターが冴えないというと次は大きな調整が待っているような印象を受けますけどどうなりますかね。結局冴えなかったエネルギーセクターも回復しているのを見ますと、来年はこの2つのセクターに流れが来るかもしれません。
ひとまず年始あたりにセクター別のパフォーマンスをまとめてみようと思います。


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