グーグルを驚愕させた日本人の知らないニッポン企業とは?
年末年始の期間に本を6冊読むと決めまして4冊を最初の2日に読み終えて、3日までにきっちり読み終わりました。
投資手法はインデックス投資ではありますが、アクティブ投資家のメンタルや行動に関しては、大きな下落があった時に見習いたいというものがあります。また、最新技術や面白そうな企業について知識を深めれるのは刺激にもなります。今年も投資に役立ちそうな本を読んでいきたいと思います。
さて2017年最初ですがGoogleを驚愕させた日本企業についての本について書こうと思います。
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昨年Google関連の書籍を読みましたが、この本は日本企業ということでどんな業種かというと、意外なものでした。
ビィ・フォアードの意外な業種と人気が高い意外な地域
では、グーグルを驚愕させた企業の業種は何かというと、中古車、中古の自動車パーツ、家電製品をECサイトで販売です。本社は東京の調布ですので何故この会社が?という感じがしますね。
グーグルを驚愕させたというのは各国で人気サイトの上位にランキングしているためです。グーグルのアメリカ本社から副社長が、山川社長に会いにやってきたそうです。その地域とはなんとアフリカなんですよね。取引相手国の内訳でアフリカが41カ国で、全体の7割を占めているんですよ。
以前、アフリカ進出戦略ハンドブックという本を読んだことがあるので、この結果は意外でしたね。
アフリカ関連ETFの現状を見てみた しかも、ビィ・フォアードは外国人が26カ国54人でかなり多国籍企業になっています。あのハイパーインフレで有名なジンバブエにエージェントオフィス開設しています。ジンバブエでも取引は何とかできるとは驚きです。
ビィ・フォアードの今後が面白そう
サラリーマンから転職しワイズ山川からの独立・起業、中古車の輸出ビジネスを手掛けてここまで会社の規模を大きくしています。社長の山川博功氏の手腕も大きいでしょうね。アフリカ現地で自動車パーツも売れると面白いんじゃないかということで販売規模を大きくしている観察力がこの会社をここまで大きくしたんだと思いました。
チャイナショックでアフリカの売上が落ちる一方、ジョージアやモンゴル、バハマあたりの売り上げを伸ばしてきているようです。越境ECサイトを解説する一方、確実に輸送経路を確保していっており今後も売り上げ伸びていくんじゃないかと。
最終的な目標は「新興国・途上国アマゾン」だそうです。本の中での輸送経路確保の過程をみておりますと可能性があるのではないかと思えてくる本でした。ビィ・フォアードの動向について今後も調べていきたいと思います。


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