海外ETFのレラティブ・ストレングス改め移動平均投資確認2016年12月編
移動平均線を用いた手法であり株式投資でもモメンタム効果に近いものが得られる投資法であるレラティブ・ストレングス。
それを主要な海外ETFの値動きに適用して確認し、移動平均線を見ながら相場の転換点が近いかを確認するのに役立てるというのがこのシリーズの主な目的です
概要と検証記事
レラティブ・ストレングスってナンだ!?レラティブ・ステトレングスその2~検証編~
レラティブ・ステトレングスその3~調査結果の記録~
前回の結果は以下の通りです。
海外ETFのレラティブ・ストレングス改め移動平均投資確認2016年11月編
ドル建てで先月はどうだったのか確認してみます。
- TLT(長期債) SELL
LQD(投資適格社債) SELL
BND(米国債券) SELL
JNK(ジャンク債) BUY
- IFGL(米国除くREIT) SELL
IYR(米国REIT) SELL
- KXI(世界生活必需品) SELL
IXC(世界エネルギー) BUY
IXJ(世界ヘルスケア) SELL
- HDV(高配当) BUY
VYM(高配当) BUY
VIG(連続増配) BUY
- VT(全世界株式) BUY
VSS(米国除く小型株) SELL
VB(米国小型株) BUY
- BLV(米国長期債券) SELL
VCLT(米国長期社債) SELL
EDV(超長期米国債) SELL
VDC(米国生活必需品セクター) SELL
VHT(米国ヘルスケア・セクター) SELL
VBR(米国スモールキャップ・バリュー) BUY
VBK(米国スモールキャップ・グロース) BUY
VXUS(トータル・インターナショナル・ストック(除く米国)) SELL→BUY
VGK(ヨーロッパ) SELL
VWO(エマージング・マーケッツ) BUY
全体の傾向は2016年11月終了時と変わらず、債券、REIT、生活必需品セクターETF、ヘルスケアセクターETFが冴えない状況で他は好調。特に小型株のパフォーマンスはかなりよいです。
年が明けてからニューヨークダウが2万ドル突破寸前だったり、日本株も20000円目指せるか?という状況ですが、昨年の11月ほどの大きな方向性もなくじりじりとした展開が続いています。
警戒感を示す雑誌記事も結構あるため、確かにこの2カ月で株価が上がったとはいえバブル感というものはないかなという印象ないんですよね。逆にいえばこれはいずれ来る大きな調整に向けて備えれる時間はあるかもしれません。
昨年のイギリスのEU離脱とアメリカ大統領選挙で予想外の方向に行ったのに株価が上昇という事例を見て、予想するよりも自分のメンタル的に落ち着いてたんたんと投資することの方が重要だと思いました。
焦らず自分の現状を把握し、関連知識と投資の経験を積み上げていくスタイルを今年1年貫いていきたいですね。


フォローする Follow @garboflash
更新情報を受け取る

- 関連記事
-
- 海外ETFのレラティブ・ストレングス改め移動平均投資確認2017年2月度編
- 海外ETFのレラティブ・ストレングス改め移動平均投資確認2017年1月編
- 海外ETFのレラティブ・ストレングス改め移動平均投資確認2016年12月編
- 海外ETFのレラティブ・ストレングス改め移動平均投資確認2016年11月編
- 海外ETFのレラティブ・ストレングス改め移動平均投資確認2016年10月編