自分の持っているETFの株式分配金変遷(2017年1月時点)
この時期になりますとぼちぼち確定申告の準備を始めております。
今年も昨年と同じ申告ですので、ふるさと納税に関しては自治体から届いた書類の提出で済みますが、海外ETFの分配金に関しては書類の量が年々多くなっていて集計も大変です。
更に、例年12月の分配金の支払いが月末にあるため、年をまたいでしまい色々と困惑させる要素が多くて結構めんどくさいです。しかし、これらの分配金に関しては有事の際の弾となりますので、きっちりと取り返せるものは取り返したいなと。分配金に関してまぁ、色々と意見がある方がいらっしゃると思いますが、貰えるならもろとけというのが私の意見です。
確定申告向けで集計を完了しましたので、分配金の推移を分析するにはちょうどいい時期となりました。株式ETFの分配金に関して推移はどうなっているのか?確認してみました。
私が所有している株式の海外ETFは以下の通りです。
- iシェアーズ米国高配当株式ETF(HDV)
- バンガード米国増配株式ETF(VIG)
- バンガード米国高配当株式ETF(VYM)
- バンガードトータル・ワールド・ストックETF(VT)
- ヘルスケア セレクト セクター SPDR ファンド(XLV)
バンガードのETFは2013年から分配金が年2回→年4回と変遷していっています。ということで近15回で見ていきたいと思います。これらの近15回配当推移はどうなっているのでしょうか?
株式ETF(VT、VYM、VIG、HDV、XLV、VDC、VHT)分配金推移


バンガードの米国セクターETF(生活必需品セクターVDC、ヘルスケアセクターVHT)は2015年9月より分配金が年4回に変更になりました。セクターETFのVHTとVDCについては2016年からのデータを表に追加しています。
バンガードの株式ETFは3月と9月分配金が少なめの傾向があるようです。ただ、2016年の米国セクターETFは右肩上がりですが。
3年前からの傾向を見ると、バンガードトータル・ワールド・ストックETF(VT)を除いて分配金は明らかに増加傾向にあると言っていいでしょう。気になるのはiシェアーズ米国高配当株式ETF(HDV)。2016年は2015年より明らかに減少しています。価格自体は上がっているので不思議だなと。
かつて突然分配金額が増えて分配率が跳ね上がったETFもあったiシェアーズのETFなので、2016年の水準が正常なのかもしれません。
このグラフを見ておりますと3年で配当の成長も確認できましたので、引き続きこれらのETFに投資していきたいなと思いました。
おまけ:債券ETF(BND、LQD、BLV、JNK)も調べてみた

私が投資している債券ETFは以下の通りです。
バンガード米国トータル債券市場ETF(BND)
iShares米ドル建て投資適格社債(LQD)
バンガード米国長期債券ETF(BLV)
SPDR バークレイズ ハイ イールド債券 ETF(JNK)
2016年の分配金推移を見てみましたが、ほぼ横ばいという感じですね。債券ETFの価格は下落していますので、年末にやや増加傾向がみられています。2017年利上げが3回あるのではないかといわれていますので、引き続き動向を適宜確認したいと思います。
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