ファストフードチェーンの世界市場シェアを調べてみた
出張で昼移動ということがありまして、半年ぶりぐらいにマクドナルドで食べたのですが、13時半過ぎに入ったのですが人が以前よりも増えたかなという印象を受けましたね。まぁ、前行ったのは12時から13時の混雑している時間帯だっただけに、この時間帯でも人が多いんだなと思いました。
客層的にはこれから移動か休憩時間をずらして休憩中のサラリーマンが多い印象でした。
さて、そんなマクドナルドですが当然ファストフードの世界市場のシェアでもトップですし、日本でもモスバーガーやロッテリアがあるとはいえシェアがトップです。
では、ファストフードの世界市場のシェアの他の企業ってどんな会社?ということが気になりましたので調べてみました。
世界市場のシェアの参考
外食業界の世界市場シェアマクドナルド(MCD)、圧倒的世界一のファストフードチェーン
参考記事から世界シェアの上位を抽出すると以下の通りです。
Mcdonald(MCD) マクドナルド
Yum Brands(YUM) ケンタッキーフライドチキン、ピザハット、タコベル
Doctor's Associates サブウェイ 未上場
starbucks(SBUX) スターバックス
burger king(QSR) バーガーキング
dunkin' brands(DNKN) ダンキンドーナツ
wendy's(WEN) ウェンディーズ
darden restaurants(DRI)ダーデン・レストランツ イタリアン、シーフード
domino's pizza(DPZ) ドミノ・ピザ
日本でもそこそこ見かける3番目のサブウェイは未上場でした。4番目のバーガーキングのレストラン・ブランズ・インターナショナル(QSR)はカナダのファストフードレストラン持株会社で、北米及び世界約100カ国で19,000以上の「バーガーキング」及び「ティムホートンズ」ブランドの店舗を運営しています。バーガーキングに関しては3年程度前の記事だと上場していたようですが。
第19回 レストラン・セクターについて
マクドナルドはリーマンショック時に余り下がらずディフェンシブな銘柄と言われることもありますが、ファストフードの他の企業のパフォーマンスはどうなのか?S&P500と比較してみました。
ファストフード大手の過去2年の株価 vs S&P500

QSR上場の約2年程度でS&P500と比較してみました。S&P500がオレンジの線なのですけど、ほとんどの企業がパフォーマンスで大きく上回っていますね。ウェンディーズ(WEN)やドミノ・ピザ(DPZ)が特に好調です。
マクドナルド(赤)もここ2年で色々と問題がありましたが株価は着実に回復して行っています。ちなみに過去1年で見るとスターバックスとマクドナルドがS&P500に負けていました。
もう少し長期のパフォーマンスを見るためにQSRを除外して過去5年程度でS&P500と比較してみました。
QSRを除いたファストフード大手の過去5年の株価 vs S&P500

ドミノ・ピザとスターバックス(SBUX)でここ5年でどっちの株価が上がっているでしょうか?と聞かれてドミノ・ピザって答える人はそんなにいないと思いますが、株価が5年で6倍になっています。逆にスターバックスはここ1年で横ばいになっているように見えますね。
他が目立ってわかりにくいんですが、マクドナルドも5年前と比較して+60%以上ですからね。不祥事がありながらもこれだけ上がっているというのは成長の余地があるんでしょうね。
アメリカのファストフード市場は厳しい競争があると思うが、意外と拡大余地がまだある?
シェイクシャック等新興企業も登場していて、日本よりもファストフード市場は競争は激しいと考えるのですが、意外とハンバーガーチェーンに絞ってもどの企業も右肩上がりなんですね。
世界市場は新興国を中心に拡大することが可能な市場だと思いますし、まだまだ成長のよりがある市場と言えるかもしれません。
一つの産業に区切ってみると色々と見えてくるものがありますので、他の産業でもこれからちょくちょく調べていこうかなと思います。後は、日本進出後1年経過したシェイク・シャックの1号店に近いうちに行ってみようと思います。


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