雑誌を読んでいると期待していなかった記事でも気付くことがある
ジャンプを購入しているとあるのですが、特定の漫画目当てで買っていて、他の漫画を読んでみるとこれは面白いという感じではまる場合がありますし、これは売れるだろうという直感的なものが働く場合もあります。
比較的最近で行くと暗殺教室、ソーマ、ニセコイあたりは売れるだろうなと思ったものです。後者2つはそう思った頃から失速して終わったり続いたりしていますけど。
同様に経済誌でも同様かなと最近思いました。日経マネーの3月号を買ったのはジェレミー・シーゲルのインタビューを読むためでした。
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脚本家・映画監督 遊川和彦氏のインタビュー
「純と愛」や「女王の教室」の脚本家であった遊川氏の映画が1月に公開されるそうなのでインタビュー記事が載っていたわけですが、酒を飲んでない理由についていて答えた内容が印象に残りました。
「お酒を飲んでいる人たちを観察すると、ほとんど生産性のない話をしていることがわかって、その間映画を1本見ていればこの人たちより前に出られると思った。」
「人が酒を2時間飲んでいる間に俺は映画を見られるんだと思った瞬間、勝った気分、カメさんの気持ちになりますね。」
「ほんとはウサギのようになりたいが、自分はどうやらそうではないということに早く気がついて地道に行くしかないなと思った。」
ここで言うお酒を飲むって飲み会のことだと解釈しましたが、こういう意見があってもいいと思いましたし共感しましたね。個人的に映画を読書に変えると私の考えに一致します。
これが例えば今まで会ったことがない人が多い飲み会ですと生産性のない話とかもなく、他人への興味とか関心がありますし、刺激もあると思うんですよ。でもこれが3カ月に1回、面子もいつもと一緒の会社内の飲み会だとしたら本当お金と時間の無駄だと思うんですよね。
日本の働き方とか生産性の向上が言われるようになってきましたが、こういった飲み会とか仕事の方針に縛り付けるのをやめないと改善しないんじゃないかと個人的には考えます。
福岡にいた時はここまで評価されているとは気付かなかった企業
もう1点は億万投資家座談会の中で上がっていた企業ですね。億万投資家が集まっていたわけですが、インタビューの内容を隅々まで読んでいくと一部この人今は稼げてるけど大丈夫?という人もいましたけど。
面白い企業として「第一交通産業」が上がっていたので福岡出身としてびっくりしました。関東の主要な私鉄、JRと比較して終電が早いわけでして、関東圏よりもタクシーを使うことは結構ありました。博多から家まで、天神から家までに関しては金額を把握しておりました。
確かに昨年ぐらいにTOKYO MXのホークス戦でCMを見た記憶がありますが、あくまでソフトバンクが枠を買いとってる中継ですので福岡ローカルのCMが流れてるんだろうなぐらいの認識でした。
ところが調べてみるといつの間にか北海道から九州・沖縄まで全国に事業所を持ち、グループ全体の保有台数は業界首位になってるんですよ。日経マネーを買って読まないと気付かないままでしたでしょうね。
よく街を歩き回って色々と見て回ることが大切という投資家がいますけど、雑誌に関しても隅々まで読むことで色々と気付きがあるものだと今回は考えさせられました。ふだん読まないジャンルの本にもそういうことがあるかもしれないのでたまには読むのも悪くないのではないかと思いました。



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