2017年度NISA枠をちょっと使用しました
2016年末にNISA枠の投資を完了してから1カ月以上経ったわけですが、今週2017年度のNISA枠を少し使用しました。
昨年のNISA枠投資の記事:2016年度NISA枠への投資を完了しました
何でボーナスの時期から外れたこんな時期投資すんの?という話なのですが、理由は簡単に言うと①昨年のNISA枠の使用方法、②年末様子見した、③リバランスの3点。
2016年は7月ぐらいまでに結構使用していたので、2016年度のNISA枠を使い切った後、通常のボーナス投資枠用の金額が年末余っておりました。普通に購入しても良かったのですが、NISA枠外なので手数料がかかりますからね。翌年に持ち越しとなりました。
ちょうど1月はトランプ大統領就任で相場が乱れる可能性がありましたし、昨年末に株式が上昇していましたのでここまで様子見たものあります。元々使う予定でしたのでさっさと使おうかなと。
そして最後にリバランスの観点から。現状のポートフォリオは株式の比率が4%ほど債券よりも高くなっています。これが株式不調時ならいいのですが、株式が好調な時期ですのでちょっと債券分を補充しようかと思いました。
さて、今回投資したのは以下のETFです。
米国長期債ETF(BLV)、適格社債ETF(LQD)を購入
- バンガード米国長期債券ETF(BLV)
- iシェアーズiBoxx米ドル建て投資適格社債ETF(LQD)
2017年投資方針に書いたとおりに債券ETF2つを買いました。あくまでもNISA枠を少々というレベルですけどね。
債券ならばバンガード米国トータル債券市場ETF(BND)でもいいじゃないかと思われる方もいるかもしれませんが、私個人のポートフォリオの中でBNDは比率トップですからね。分散の意味も考えて適格社債(LQD)と米国長期債(BLV)を買いました。

画像元:StockCharts
ここ1年の適格社債ETF LQD(赤)、米国長期債ETF BLV(青)の値動きに米国トータル債券ETF BND(緑)、米国国債20年超ETF TLT(ピンク)、S&P500(水色)の値動きが上記のグラフになります。
ジム・クレイマーが指標と言っていた米国国債20年超ETF(TLT)を見ても顕著ですが、夏場ピークにじりじりと価格は下落傾向。他の債券ETFも同じ傾向です。対して株式は好調ですので債券ETFを積立てるのは悪くはない時期かなと。
1月も株式はそこまで荒れずに乗り切れましたが今年は何かが起こる末尾7の年ですので、大きな調整があった時に株式と逆相関動く上にTLT程値動きが激しくないバンガード米国長期債券ETF(BLV)と、債券の分散の意味でiシェアーズiBoxx米ドル建て投資適格社債ETF(LQD)をチョイスしました。

何かがあった2008年~2009年にかけて踏みとどまっていたこれらのETFにいずれ来る調整の時にクッションになってくれればなという期待があるのが選んだ理由です。過去がこうだったからうまくいくとは限りませんが、国債の利回りを見ると他の低金利の先進国よりはましかなと思いますので。
個人的には株式100%いける人はうらやましいのですが、いかんせんチキンでストレス耐性が低いので、引き続き債券等と株式を組み合わせた運用で資産運用をしていきたいと考えています。



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